2010年10月7日木曜日

熱対策のお話 2

前回のあらすじ。

人間だってそうでしょ?(何


前回の続き。

※以下の内容は、実際に厳密な測定を行ったりしない、言わば「感覚」や「経験」に基づくものです。
 何故なら、「そんな厳密な計測を行う時間はない」ためです。
 時間費用対効果(タイムコストパフォーマンス)を重視した内容であることを先にご理解ください。
 また、下記内容に関して弊社はいかなる責任も負わず、サポートも行いません


2.【問題個所】問題がPC内のどこに発生しているのか。

まずは問題個所を確認します。
熱の発生個所は、大きく「CPU」「チップセット」「HDD/SSD」「グラフィックカード」「電源ユニット」です。
確認方法は大きく2つ。
  • 温度計測ツールを使用する
  • 触診
温度計測ツールは、一例ですが下記のようなものがあります。

BIOSのどこで温度が確認できるかは、マザーボードによって異なるため、各自取扱説明書をご確認ください。
大概のマザーボードでは、CPUやチップセットの温度が確認できますが、BIOSで確認しているという時点で「無負荷状態」ということになります。
この時点で5~60℃いっている場合は要注意です。
ただし、マザーボードによって温度計測のアルゴリズムが異なるため、ぶっちゃけここの数字の信用性は高くありません
実際の温度より10℃以上高いことも低いこともあります。
なら書くなよ


マザーボードに付属しているハードウェアモニターツールは、たいていドライバーCD/DVDの中に同梱されております。
これも一概には言えませんが、通常はオプション扱いですので、手動でインストールする必要があります。
このツールではCPUやチップセットの温度をOS上で確認することができますが、その計測方法は、BIOS(マザーボードごとのアルゴリズム)に依存するため、やはりあまりアテにはなりません
なら書くなYO!
ただ、温度だけでなくファンの回転数等の調整や確認もできますので、OS上で負荷をかけた時と無負荷時の比較検証等には使えます。


個体温度計、これが一番信用性が高いです。
室温計じゃありませんのでご注意をw
まぁ、室温計をPCの近くに置いてもあまり意味はありません…と言いたいところですが、これは意外と参考になります。
パーツそのものの温度ではないんですけどね。
これについては、後述の触診のところで触れます。
また、室温計をPC内部に入れる…のも意味が全くないわけではありませんが、PCの蓋を閉めてしまうとリアルタイムで確認できないのであまりお勧めしませんw

要はこういうヤツ(PDF)ですね。
この温度計はPC用ではありませんが、パーツ(個体)に取り付けられるセンサーがあり、ログが取れると便利です。
センサーは、2点以上あると筐体内外の温度比較をリアルタイムでできるので便利です。
パーツ自体に取り付けなくとも、「外の気温変化」と「PC内の温度変化」の比較も重要ですので。

ただし、こういった製品を使う場合、下記のような内容に気をつける必要があります。
  • センサーの測定可能範囲の確認(上限は最低100℃)
  • パーツにセンサーを固定するテープなどは、耐熱性の製品を用意
  • センサーの取り付け位置
こういった業務用の温度計であれば、PC用途なら余裕で測定可能範囲内だと思います。
耐熱テープは、こういったものでしょうか。

センサーの取り付け位置、これ次第で計測できる温度が大きく変わります。
たとえば、CPUの温度を測るといっても、CPUそのものにセンサーを取り付けることはできませんので、通常はCPUファンに取り付けます。
CPUのヒートシンクに伝わった温度を測るわけですが、ヒートシンクのどこに取り付けるべきか?
ヒートシンクはすでに熱が分散されている箇所ですので、計測個所としてはあまり適当ではありません。
ヒートパイプがあるタイプのCPUファンであれば、そこが一番熱が伝わりやすい個所ですが、その中でも可能な限りCPUに近い位置が、一番温度の精度を高められます。
当然ですが、CPUから離れれば離れるほど熱は伝わりにくく、「すでにファンで冷やされている場所」でもあるためです。

…と、このような考え方が基本で、その他のチップセットやHDD、グラフィックカード等でも、熱の発生源に近い部分で温度を計測するのが望ましいです。


CoreTempSpeedFanは、基本的にマザーボードに付属しているハードウェアモニターツールと同様、CPUやチップセット、ファンの回転数をモニタリングできるアプリケーションですが、マザーボードに付属しているハードウェアモニターツールよりも数字の信頼性が高いです。
と言っても、やはりこれも「完璧な数字」をたたき出せるものではありません。
過信しすぎるのもよくありませんが、非常に参考になる数字が出ます。


CrystalDiskInfoはHDD/SSDのモニタリングツールで、温度を確認することができます。
グラフィックカードのモニタリングツールに関しては、ここのサイトの方が詳しいのでw


触診についても触れるつもりだったのですが、意外とツールの話だけで長くなってしまったので、また次回にw

2010年10月6日水曜日

COM 4ポートPC 事例1

めっきりと涼しくなってきました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は夜、窓を開けっぱなしで寝てるのですが、明け方はもはや涼しいというより寒いですねw
そろそろTシャツ短パン毛布一枚で寝るには厳しい時期に差し掛かっているのかもしれません。
ここ数日明け方に絶対目を覚ましてしまうのですが、頭の中では「あぁ、喫煙を再開してしまったけど、以前よりも吸う量が減ったから、まだ喫煙全開だった頃よりも少ない睡眠時間で起きられるようになったんだな(*´Д`*)」と思っていますが、間違いなく寒くて目を覚ましています
※喫煙者が禁煙・休煙すると、喫煙時よりも少ない睡眠時間で、喫煙時と同じくらいの睡眠を取った感覚に陥ります。

頭では上のように思っていても、体は正直です。
毛布をしっかりかぶり直して、体をゆすって温まろうとしてます。
窓閉めればいいんじゃないかと

そんなのは半眠状態の俺に言ってくれ!(*`ω´)




【要望】


用途:計測機器制御用アプリケーションのプラットフォーム

設置場所:船舶

OS:Windows XP SP1(日本語)

CPU:予算内で高速

メモリ:2G以上
HDD:予算内でできるだけ大容量
2基搭載(OSとデータ分離)
VIDEO:増設 高解像度
シリアル:最低on boardで1ポート必要
合計4ポート必要
その他:USB、LAN、DVD


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional SP1 日本語
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8400 3.00GHz/6MB
FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"(System)
1TB S-ATA 7200rpm 3.5"(Data)
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce 7300LE 128MB PCI-E
DVI-I x1 / D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x2 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他追加COMポート x2(合計4ポート)
備考



今回はシリアルポートが4つ必須とのことで、オンボードに4ポートあるマザーボードを選定しました。
リアパネルに2ポート、オンボードピンヘッダに追加COMケーブルを2本接続し、PCIスロットの口から出す形にしました。
COMポートをオンボードで4つ持っているとか、コンシューマ用デスクトップマザーボード(チップセット)ではそうそうないですよねw
そもそも、最近のチップセットではシリアルポートすらありませんしw
※ボード上にピンヘッダで1ポートは用意されていることが多いので、そこから引っ張ることはできる可能性はあります。

しかし、長期供給系チップセットでは、こういう仕様も珍しくはありません。

また、今回のように単にCOMポートが4ポートあれば良い(オンボードは1ポートだけで良い)という場合は、COMの増設カード(PCI / PCI-Eボード)で4ポートを実現するという方法もあります。
しかし、増設カードの場合、追加チップでのシリアルポートを実現することになるため、ソフトウェアのドングルはほぼ使用不可能です。
また、Windowsであればたいていサポートされていますが、OSによっては追加チップを認識できない(ドライバが用意されていない)=その増設カードを使用できないという可能性もありますので、ご注意ください。

また、今回はWindows XP SP1を希望とのことで、Windows 2000のドライバが用意されている世代のチップセットでないと対応できない可能性があったということも、Q35のマザーボードを選定した理由の一つです。
Windows XPはSP1とSP2で大きく違いますので、デバイスによっては、ドライバがSP2以降でないと対応できないということもあり、SP1に対応するためには、Windows 2000と同世代である必要があります。
先日ご紹介したとおり、Intel 3シリーズはその限界ですね。


ビデオカードに関しても同様です。
Windows 2000に対応する最後の世代、nVidia GeForce 7000シリーズの製品を採用しました。
いやー、もうとっくの昔に終息した製品なので、中々手に入らないデスヨ?


ケースのサイズに関しましては、なるべく小さくとのことですが、HDD 2台 + ビデオカード搭載 & CPUの発熱量からミニタワーにしました。
いやー…スーパーミニタワーでもギリギリできなくはないんですけどね;
安全第一!w


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今は亡きnVidia GeForce 7000シリーズの製品です。

AGPだったら、GeForce 6200AやGeForce FX 5200などの製品があるのですが、PCI-Eだと長期供給の製品がないんですよねー…。
かろうじてGeForce 8400GSが一部で残っているくらいで、これもいつまでもつやら、です。
決して、長期供給を約束された製品というわけじゃありませんしねー…。

2010年10月5日火曜日

プライベートネタ 改め ドコモ GALAXY S発表!

このブログを開始して早…えーっと…4か月ですか?
それくらい経ったワケですが、土日祝日を除く平日は何かしら投稿をするようにしております。
基本的に1日1投稿で、それ以上は「仕事とは別に感動した何か」「仕事は差し置いてでも伝えたいネタ」があれば書くようにしていますが、まァ大体そんな気は起きませんね
仕事は仕事、プライベートはプライベート。
それが198x年生まれのスタイル。

ところで、弊社ではブログが乱立しており、私も含め、スタッフの実に約1/3が社内ブログを経営しております。
更新頻度が一番高いのは私ですが、私の場合はPC事例をうpしろという上司からの圧力がというネタがあるので、かろうじて投稿できるだけでなんですよね。
特別私が筆まめというわけでもないという…

ん?何が言いたいんだ俺は?(・ω・)


あ、そうそう。
こんなブログが役に立っているとは全く思えませんが、おかげ様で産業PCおてがら屋へのお問い合わせも日々多くいただいておりまして、まことにありがとうございます。
私は産業PCおてがら屋において設計・製造を担当しておりますが、その一方で購買も担当しておりまして、…えぇ、あの…まぁ、その。うん。
社内の一部のスタッフも読んでいるようですが、…あー、えーと、はい。
このブログは内輪ネタのためにあるワケじゃあない。楽しんでいただけていれば幸いです。


さて、そんなところでね。


やっとこの日が来ました!
ドコモがSamsungのAndroidスマートフォン「GALAXY S」を発表!
ちょうど今日の、新鮮ホヤホヤなネタですwww


ドコモが夏モデルを発表して愕然したあの日から、ずっと待ってました…。
秋に発表されるということで、9月に入ってからというもの、私のブラウザにおける「ドコモ GALAXY S」の検索頻度は増すばかり。
どこぞのサイトで「9月下旬か10月上旬には発表されるだろ」とあったので、ここ数日は毎日確認してましたw
Samsungが出しているオリジナルのGALAXY Sと他のAndroid端末のスペック比較や、動作の動画などを見たりして、これは買いだろーと毎日wktkでしたw

で、イザ発表を見てみたら、搭載Androidのバージョンは2.2ということで、これは下馬評どおり。
本家のGALAXY Sはたしか2.1だったと思うので、それよりも起動は早いでしょうね。

それよりも気になったのは、GALAXY Tabという製品。
イヤ確かに電話としては大きいかもですが、タブレット端末としては比較的小さい方で、iPadなんかより持ち運びに便利そう。
スマートフォンだと文字打つのが大変そうなので、そういう点ではタブレット端末のほうが良さそうなのよね。


あと、9月から開始されているspモードも当時は待ち焦がれていたサービスなのですが、普段メールくらいでしかiモードって使ってないし、別になくてもいいかな?と思い始めてきました。
メアドが変わるのはメンドいかもですが、別にこのメアドで何か契約してるわけでもないので、無くなっても困らないかな、と。

また、先日開始された電子書籍サービスの試用もちょっと気になるところですね。


タイミングを同じくして、auからもAndroid 2.1を搭載した比較的マトモなスマートフォンが発表されたとのこと。
これまたGALAXY S同様見た目は一世代前のiPhoneですが、タイミング的に、明らかにGALAXY Sを意識してますよねw
弊社技術部の技師Sはauですので、これを視野に入れてるとのこと。

弊社スタッフは、5(6?)名がiPhoneを使っており、社内シェア35%を誇る圧倒的な存在感を放っておりますが、私と技師SはこれでAndroid端末に乗り換えということで、社内におけるiPhone VS Android抗争が勃発しようとしておりますw
おそらく、弊社だけなく、ほかの会社でも同様の争いが今後起きてくるのではないかと、内心ニヨニヨしてますwww
私はGoogle先生にどこまでもついていきますよ!


さて、近いうちに予約に走らねば。

2010年10月4日月曜日

3D CADのAPIテスト用PC 事例1

この「産業PCおてがら屋 生情報ブログ」では、(やってられないほど忙しい時を除いて)週に3回定期的にPCの事例を挙げています。

多少過去のものもあったりしますが、基本的には今でもご提供可能な仕様のものをご紹介しております。
ただ、普通のOA用途のPCなんかをご紹介してもつまらないので、他ではあまりやらないユニークなPC、特定用途のPCをご紹介しようを考えています。

今回の事例も含めると、今のところご紹介したPC事例はちょうど60個のようですが、よくもまぁネタが尽きないな、と。自分の会社のことなのに
こうやって「事例」という形でブログに挙げてるから良いものの、一つ一つwebに「モデル」として出してたら、ヒドいことになりますねw
ぃゃまぁ、違う事例(用途)で同じ仕様とかもあったりするので、モノは言いようというか見せ方というか紹介の仕方次第というか
実際、お問い合わせをいただくのは「研究者様・開発者様のためのスタンダードPC」をコンセプトにしたモデルPC「TEGSTAR」シリーズよりも、フルオーダーPCシステム「TEGSTATION」のほうが圧倒的に多く、弊社がお役に立てるところの真骨頂は「お客様のご要望に沿った、専用のPCをご提供できる」ところにあると考えております。


今回も、そんな事例の一つです。




【要望】


用途:3D_CADのAPIテスト

OS:WinXP Pro SP3

CPU:シングルプロセスが高速なもの
HDD:データは別サーバーに保管するので、OS用+テスト用の2枚を搭載したい
(WD VelociRaptorのWD6000HLHX*2を希望)
(テストデータを書き込むCADの導入など、I/O頻度が高いのでSSDにはしたくない)
ビデオカード:QuadroFX580 1枚

筐体サイズ:ラックマウント(1Uないし2U)

リモートで使用するので、マウスとキーボードは不要
2014年のXP SP3サポート終了期限まで使用したいので、保障期間に「延長3年」オプションを追加


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional SP3 日本語
チップセットIntel i3420 ATX LGA1156
CPUIntel Core i5 i5-670 3.46GHz(TB 3.73GHz)/4MB
2C/4T 73W
メモリ合計4GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Unbuffered 2GB x2
HDDWestern Digital WD VelociRaptor
300GB S-ATA 10000rpm 2.5"
WD3000HLFS x2
光学ドライブスリムDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia Quadro FX 580 512MB PCI-E
DVI-I x1 / DisplayPort x2
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1
筐体1Uラックマウントシャーシ 520W
外形寸法幅426x高さ43x奥行574(mm)
その他
備考4年保証



Quadro FX 580を搭載した1U(ないし2U)ラックマウントPCをお探しとのことでしたが、そうそうないですよね…;
そこで弊社に白羽の矢が立ったのですが、これがまたクセモノでした…;

Quadro FX 580はロープロファイルに対応していないため、1Uでライザーカードを使う構成にしました。
しかし、弊社でセットアップをした際、稀に「OS起動時にグラフィックドライバを正常に読み込まず、解像度が正常に出ない」という症状が発生することを確認しました(グラフィックドライバは当時の最新版を使用しております)。
これは、PCI-E Gen2.0バススロットに対し、PCI-E Gen1.1のライザーカードを使用していることに起因する問題だと考えられます(メーカー側で、PCI-E Gen2.0用のライザーカードが用意されておりません)。
この症状は、OSを再起動すると改善されます。

また、PCI-EバススロットにQuadro FX 580を搭載していますが、BIOSのデフォルトではオンボードグラフィックが優先されます(Quadro FX 580が搭載されていても、オンボードグラフィックから映像が出力されます)。
BIOSでPCI-Eを優先にすることはできますが、今回はQuadro FX 580を使用するため、マザーボード上のピンヘッダでオンボードグラフィックを強制的にDisableに設定しました。


HDDに関して、実は弊社初のWD Raptorシリーズ組込PCです。
単品での取り扱いは以前からありましたが、それを組み込んだ状態で納品するのは、今回の事例が初めてです。
600GBを希望されていたのですが、ちょうど発売間もない時期で、供給が安定しておらず、入荷を待っていると希望納期をブッちぎってしまいますので、結局300GBになってしまいました。

ところでこのWD VelociRaptor。
本体は2.5"なんですよね。
これを3.5" HDD形状のマウンタに乗せた状態で販売されているのですが、このマウンター自体がヒートシンクも兼ねているというのが、なるほどなーと感心するところでした。
10000rpmですので、熱もすごいんですよね。
しかもこの3.5"マウンタは、3.5" HDDと同じ部分にSATAコネクタがあるため、本当に3.5" HDDと同じように使えるという。
今回選定した1U ラックマウントシャーシは、フロントからHDDを出し入れできるカートリッジタイプなのですが、それでも普通に対応できるというのは、中々評価できるところだと思います。


ところで、このマザーボードに関して、メーカーではCore i5を正式にサポートしておりませんwww
しかし、Core i3はちゃんとサポートしているのです。
それならCore i5もいけんじゃね?と代理店に聞いてみたところ、「とある企業がこのマザーボードでCore i5 670を動作させた実績を持っている」とのこと。

ktkrwww

しかし、やはり起動時に、”This CPU is NOT Supported!!!”と表示され、起動処理が一旦止まってしまうため、BIOSでエラーメッセージが表示されても止まらないよう設定しました;
ちょっと無理矢理感が否めませんが、お客様にはご了承をいただけました。
メーカーで正式にはサポートされていなくても、動くのであれば、背に腹は代えられない…と;
XeonやCore i3ではこのクロックの製品はありませんからねぇ…。

ちなみに、今回使用したCore i5 670の一つ上のクロックであるCore i5 680 3.6GHz(TB 3.86GHz)も当時すでに販売されていたのですが、1Uラックマウントシャーシを使う関係でマザーボードの選択肢が限られ、そのマザーボードにCore i5 680が搭載できない可能性が高いため、動作確認が取れている範囲内で、最高クロックの製品にしました。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用した1Uラックマウントシャーシです。

前面からHDDの出し入れができ、ライザーによる拡張も可能です。
意外と使えるんだこれが!(何

2010年10月1日金曜日

レンダーファーム 事例1

早いもので、今日から10月です。
私がまた年を一つ重ねる時期が近付いてまいりました。
数年前からあまり気にしなくなりましたけど。

いけませんねー、なんというか。
まだまだ若い部類に所属する方ですが、子供というには年を取りすぎていますし、かといって大人にもなりきれないモラトリアム。
いつまで続くのでしょう。

考えても仕方ありませんので、お暇な方は本日も本日で若輩者の戯言にお付き合いくださいませ。




【要望】


用途:CG用のレンダリングファーム


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional x64 Edition 日本語
(Microsoft Windows Vista Business 64bit 日本語
 ダウングレード権使用)
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Corei7 i7-950 3.06GHz(TB 3.33GHz)/8MB
QPI=4.8GT/s 4C/8T 130W
メモリ合計12GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x6
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"(System)
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(Data)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x3 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅205x高さ514x奥行507(mm)
その他
備考



べ、別に先日紹介しようと思ってて、間違って別の仕様をメモってしまった件のリベンジってワケじゃないんだからねっ!?
か、勘違いしないでよっ!?


というワケで、改めまして。
レンダーファームというのは要するにクラスタ・コンピュータのことで、テレビ・CM・VFX・3DCG等映像関連のレンダリング処理のための並列演算機ということですね。
イコール、このPCは1台ではありません。
同じ仕様で6台同時に納品し、クーラーのよく効いた部屋でガリガリやっております。

先日もご紹介しましたとおり、画像・映像のレンダリング処理というのは非常に並列コンピューティング向きで、その威力を如何なく発揮し、効果を出しております。
Corei7のデモ機でレンダリング速度を確認していただいたところ、Core2 Quadの3GHzより5割ほど早かったため、Core i7ベースで構築しました。
描画能力を必要とするわけではありませんので、ビデオはオンボードにし、あくまでCPUパワーやメモリの量を重視しております。

OSに関しては先日の事例同様、ダウングレード権を使用したWindows XP Professional x64 Editionですが、…Windows Vistaという名前が、本当に時代を感じさせますねwww
ぶっちゃけると、弊社で販売したWindows Vistaの、数少ない事例の一つです。
Windows Vistaはインストールすらされていませんがwww
おそらくですが、今後Windows Vistaの事例が出てくることはまずないでしょうwww


あ、どうでもいいですけど、Windows XP Professional x64 Editionって、Windows Server 2003 x64と同じコードが使われています。
Windows XP Professional x64 Editionのドライバが用意されていない場合は、Windows Server 2003 x64のドライバで代用ができたりすることがあります。
逆もまた然り。
「Windows Server 2003 x64用のドライバが用意されていて、Windows XP Professional x64 Edition用のドライバがないなんてこと、あるの?」と思われるかもしれませんが、これが意外とあるモンなんですよ…。
今回の事例とは全く関係ありませんが、参考までに。


気になる方は、是非是非コチラへ。


今は亡きWindows Vistaのロゴですねw

今後出てくることはなさそうなので、記念にwww