2012年7月30日月曜日

SPSS用PC 事例2

夏真っ盛りですね!
元から出不精な性格ですが、それにも増して家から出たくなくなる季節です。


そろそろ月末、来月中旬には盆休みも控えており、ちらほら夏季休業の案内をいただくようになりました。
弊社も8月12日(日)~8月19日(日)までの8日間を夏季休業とさせて頂きます。
詳細はコチラ



さて、例年の一人旅、今年はどこに行きましょうか…。




【要望】

用途:
日頃は通常のワープロ等のPCとして使用
SPSSのBase、Advancedに加えて、Text Analytics for Surveysを利用

5年はストレスなく使いたい


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel X79 ATX LGA2011
CPUIntel Core i7 3930K 3.20GHz(TB 3.80GHz)/12MB
6C/12T 130W
メモリ合計32GB DDR3-1600 PC3-12800 4GB x8
SSD250GB S-ATA MLC 2.5"
Intel 510 Series SSDSC2MH250A2K5
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオAMD Radeon 6670 1GB PCI-E
DVI-I x2 / HDMI x1 / DisplayPort x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x8 / IEEE1394 x1
内部I/FPCI-E Gen3.0(x16) x2 / PCI-E Gen3.0(x8) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考5年保証




弊社のTegstar Premiumですね。
5年ストレスなく、ということでしたので、現行の上位機種に、5年の保証をお付けしました。

某社さんのPCとの相見積で、某社さんではSSD x2のRAID 0でしたが、片方壊れたらデータが全部飛んでしまいますし、X79自体やSSDそのものも癖の強い仕様ですので、弊社では、RAID 0時と同容量のSSD 1台で提案させていただきました。
確かにRAID 0は速いですが、安定して使うための代物ではありませんので、5年お使いいただくのであれば、リスクは回避していただくのが良いと思います。


今はもうX79が出てしばらく経ちますが、この事例の当時(2012年1月)、まだメモリの相性やPCI-E Gen3.0への対応の遅れ等、いろいろありました…。
特に、メモリの相性が激しく、メーカーやBIOSによってかなり動作が違うという…。
恐らく、X79を使っていらっしゃるユーザー様はかなり多くいらっしゃると思いますので、「そんなに相性問題大きい?」という感じかもしれませんが、8枚刺すと、結構相性によるトラブルが出てきますね。
リリース当初はある程度仕方ないか…と考えていましたが、半年経った今でも、まだまだメモリの相性やシステムの安定性は改善の余地がありそうです。

オーバークロック耐性も含めて検証しておりましたので、X79製品に関しましては、3メーカーのマザーボード、3メーカーのメモリで組み合わせて、動作を確認していました。
検証だけでこれだけのメーカーのマザーボードを取り寄せるのは、弊社としては結構異例です。
多くのトラブルを確認した分、対策方法は大分確立してきていますが、最近になって、新たにUSBでも、とある条件下における不具合を確認しており、本当に癖が強いなと…。
どうにも、Core iシリーズの世代になってから、チップセットの不具合が目立ちますね…。


とは言いつつも、もちろん弊社のPCに関しては、相性やトラブルの芽を潰し、問題がないことをチェックしてから出荷しておりますので、ご安心ください。


気になる方は、是非是非コチラへ。


Tegstar Premiumで採用しているマザーボードです。

型番丸見えですが、サイトで公開してるからいいんです。
オーバークロック用のマザーボードは、また別のメーカーを採用しており、用途に合わせてパーツを選定しております。 

2012年7月27日金曜日

組込PC 事例16

ひょんなことより、高校時代の友人と仕事で関わることになりました。
といっても、web製作の案件ですので、私が直接関わるわけではないのですが、奇縁というか、静岡の狭さを感じ得ずにはいられませんw
お互い地元でもない浜松の地で、仕事を共にする機会があるというのは喜ばしいことですね。

直接のきっかけはSNSですが、仕事上の取引もまた一つの縁。
10年ぶりの再会が仕事上でというのも、また乙なものです。


…と感じる辺り、歳取ったなぁ…と感じずにはいられないのです( ´Д`)y-~~~




【要望】

用途:船舶へ搭載

OS:Windows 7 Pro 32bit

System disk:SSD(120GB SATA Intel 320)

要グラフィックボード(デュアルディスプレイで使用)

LANポート:2個追加

COMポート(合計4ポート)

ケース:対振動型(4Uラックマウント GHI-414 ブラック)

その他:HDDスタビライザー


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 日本語
チップセットIntel Q67 M-ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600K 3.40GHz(TB 3.80GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x2
SSD120GB S-ATA MLC 2.5"
HDD2TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce GT 430 1GB PCI-E
D-Sub x1 / DVI-I x1 / HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x6 /
シリアルポート x1 / PS/2 x1(keyboard/Mouse)
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x1 / PCI x1
筐体4Uラックマウントシャーシ 600W 永久保証電源
外形寸法幅483x高さ177x奥行510(mm)
その他追加COMポート x1
シリアル(COM x2)カード(合計4ポート)
防振HDDマウンタ サンワサプライ TK-HD35BS
備考




船舶への組込PCということで、この事例に近いですね。
耐振動性を高めるため、システムはSSDへ、データ用のHDDは防振マウンタを使用しています。

COMポートに関しまして、リアに1ポート、オンボードに3つのピンヘッダがありますので、4ポートであれば、全てオンボードでまかなえるのですが、採用したマザーボードの当時のBIOSでは、COMポートに関する不具合がありました。
不具合内容は、「COMを4ポート同時に通信すると、3ポート目もしくは4ポート目のどちらかで通信のスタートが遅れる。通信を続けていると、途中で通信が止まる」という症状でした。
これは、現在のBIOSで改善されていますが、当時は納期の関係で、シリアルカードを追加する形で対応しました。
ちなみに、3ポート以下の同時通信であれば、症状は発生しません。
また、今回のような追加カードによる同時4ポートでも、症状は発生しません。


あと、今回の事例とは関係ありませんが、このマザーボードにはIntel NICが2ポートあり、オンボードLANだけでチーミングができる仕様なのですが、こちらでも不具合が確認されています。
チーミングを設定しようとすると、片方のLANポートがIntel MEで使用されているため、チーミングできない、という症状です。
今回使用したマザーボードでは、BIOS画面に入り、"Reset System with ME disabled Moded"でBIOS画面から出て、そのままOSを立ち上げると、チーミング設定ができるようになります。
同じチップセットで同じ症状が出ているマザーボードもありますが、メーカーによっては、この項目がない場合もありますので、その製品では、現状対策がありません。

弊社では、こういったトラブル事例も蓄積し、パーツ選定やメーカー選定を行っております。
…それにしても、Q67チップセットのマザーボードは何かとトラブルが多いです…マザーボードがどうとかメーカーがどうとかではなく、チップセットが何か抱えているような…;


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したHDD防振マウンタです。

…サイズで、昔同じようなのがあったような…。 

2012年7月23日月曜日

CentOS 事例9

春~初夏にかけての散財っぷりは自分でも驚きですが、さらに、先日スマホを変えました。


もちろん、GALAXY S III。
デュアルコアはさすがに処理速度が違いますね。
バッテリーの減り具合も速いですw
というか、せっかく海外産のGALAXY S IIIを選んでいるのに、Docomoが余計なソフトをデフォルトで入れているのが気に食わないですね。
恐らく、バックグラウンドでこれらが通信しているのも、バッテリー消耗の一因だと思います。

Androidのバージョンも一気に4.0に上がって、使い勝手が良いやら悪いやら。
一番悔しいのは、ライブ壁紙に設定していたShake Them All!がAndroid 4.0に対応していないことでしょうか。

あと、デフォルトのブラウザの遅さには辟易する…というか、まともに使えません。
幸いなことに、デフォルトのブラウザをアプリケーションごとに選べるので、レンダリングが高速になったFirefoxで快適に使えています。
…そういえば、Chromeも対応しているはずですね。
試してみたいと思います。


以前はネタがなくてGALAXY Sネタをこのブログでも書いていましたが、もうかなり情報も出回ってきていますので、今更特筆することもありませんね。
皆さんも、それぞれ快適なスマホ生活を送ってください!


Xi?
対象エリアが限定すぎててほとんど使う機会がありませんが何か?




【要望】

OS:CentOS 4.8 32bit

マザーボード:Supermicro製
CPU:2CPU 6coreずつ(合計12コア) 3.33GHz以上
メモリ:24GB以上

HDD1:SATA 500GB x 2 RAID1 で /boot, /, swap
HDD2:SATA 1TB x 4 RAID5 で /home

光学ドライブ:DVDスーパーマルチ ブラック 薄型

グラフィック:1600x1200 32-bit color出力可能

ネットワーク:GbE

ケース:2U ラックマウント型
電源:リダンダント(できれば)


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 4.8 32bit 日本語
チップセットIntel i5520+ICH10R E-ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5690 3.46GHz(TB 3.73GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W x2(合計12C/24T)
メモリ合計24GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 4GB x6
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:500GB)
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x4(RAID 5:3TB)
光学ドライブスリムDVDスーパーマルチドライブ ブラック
ビデオnVidia GeForce GT 520 1GB PCI-E
D-Sub x1 / DVI-I x1 / HDMI x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI x3
筐体2Uラックマウントシャーシ 720W リダンダント電源
外形寸法幅437x高さ89x奥行648(mm)
その他RAIDカード:LSI 8708EM2 8ポート SAS/SATA PCI-E(x8)
備考




基本的にはお客様の要望を全て満たした仕様になっております。
OSは32bitですが、CPUやメモリは全てサポート内で正常に認識し、動作しております。
CentOS 4.8の動作環境は以下のURLが参考になります。
http://pocketstudio.jp/centos/#4_1_18

RAIDカードに関してましては、OSがドライバを持っている製品を選択しました。
もちろん、Linux用ドライバもweb上で提供されていることもポイントです。


ストレージに関して、CentOS 4.8 32bitではOSインストール時にGPTパーティションを設定することができません。
この対策として、OSインストール時にはsdb1として2TB(確保可能な最大容量)を/homeに割り当て、OSインストール後にsdb1を削除し、GPTパーティションを作成する、という流れで対応しました。


また、このお話を一番最初にいただいたのは、2011年3月のことで、ちょうどお客様の決算期でした。
その期中の納品を…という話ではなかったのですが、逆にこの後、何か月かに一度要望の修正が入り、最終的にご注文いただいたのは、2012年1月のことでした。
長丁場の案件でしたが、無事問題なく納入済みです。


…件の、タイの洪水の件で、HDDの入手状況が最悪だったことを除けば、ですが…;


気になる方は、是非是非コチラへ。


←CemtOS 4.8のインストール画面です。

今は昔の懐かしいデザインですよねw
RHEL/CentOS 5や6に慣れてしますと、中々感覚が掴みづらいです;

2012年7月17日火曜日

研究・開発PC 事例19

最近の散財っぷりは、過去に例を見ないほどです。

結論から言いましょう。


またギター買っちゃいましたっ!


てへぺろっ(・ω<)


いやもう「てへぺろじゃねぇよ」と言いたいところなのですが、そうでも言っていないと理性が保てないっていうかなんていうか

経緯は…置いておきましょう。
数々の偶然と運命が折り重なって、そういう結果に落ち着いたのです。

PRS Custom 24 10top Charcoal Burst です。

まぁ、いろいろとあるのですが、とにかく買って良かったと思える逸品です。
30歳の節目ですしね!


先日購入したギターは、もはやオモチャも同然なので、練習用として弾き倒したいと思います!




【要望】

OS:Windows 7 Professional 64bit

CPU:Core i7
メモリ:8GB
HDD:1TB

PCI-Express 1.1 x8の空きスロットが少なくとも1つあるもの
(下記URLのボードを搭載予定)
http://www.caen.it/csite/CaenProd.jsp?parent=51&idmod=627


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel Q57 M-ATX LGA1156
CPUIntel Core i7 870 2.93GHz(TB 3.60GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x2
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce 210 1GB PCI-E
D-Sub x1 / DVI-I x1 / HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x10 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E(x1) x1 / PCI x1
筐体ミニタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行440(mm)
その他
備考




Core i7のCPUが使える世代となると、PCI-Eのx8やx16は、Gen2.0になってしまうんですよね…。
x1くらいのレーンは、1.1世代のものですが…。
ただ、Gen2.0スロットも、下位互換がありますので、1.1世代のカードでも、お使いいただくことは可能です。


この仕様、PCI-E x16とx4が1本ずつしかないのに、ビデオカードを搭載しております。
PCI-E x8の空きが1本必要なのに、どうするのか?

答えは、「ビデオカードをPCI-E x4スロットに搭載する」です。
レーンはx4の速度ですが、物理的なスロット長はx16が用意されているマザーボードですので、ビデオカードの搭載が可能です。
本来の速度を利用することはできませんが、2D等の通常使用していただく分には、支障はないと考えられます(オンボードグラフィック程度には十分動作します)。

お客様が使用されるPCI-E x8カードは、x16スロットに搭載してお使いいただいております。


そもそも、何故要望にないビデオカードを搭載しているのかというと、このマザーボード+CPUでは、オンボードグラフィック機能が使えないためです。
この世代から、CPUがグラフィックのコントローラーを搭載するようになりましたが、全てのCPUがグラフィックコントローラーを持っているわけではありません。
この世代のCore iシリーズは、Clarkdale(Core i3と一部のCore i5)しかグラフィック機能を持っていませんでした(この世代のCorei7と一部のCore i5はLynnfieldという、グラフィック機能がないCPUでした)。
マザーボードにはグラフィック出力(アナログ+デジタル 1系統ずつ)が搭載されていますが、マザーボードにグラフィックのコントローラーが搭載されているわけではありませんので、ビデオカード追加が必須ということになります。

現行からもう2世代も前のCPUになりますので、久しぶりに使う機会が発生した場合は、ご注意ください!


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Q57のブロックダイアグラムです。

Q57がオンボードグラフィックを持っているような書き方になっていますが、CPUがコントローラを持っているタイプでないと、使えませんのでご注意を。

2012年7月13日金曜日

研究・開発PC 事例18

久しぶりの投稿です!

…と思いましたが、案外2週間くらいしか経ってなかったんですね…。
ここのところ忙しくて、時間の流れがゆっくりすぎました。
濃密だったとも言えますが、ついこの前のことが昔のことのように思えて、普段(時間が経つのは早い)とは逆転状態でした。


そんなこんなで、仕事も含め、この2週間の間、いろんなことがありました。


とりあえず梅雨に突入していたのは置いといて(もうそのうち梅雨明けしそうですし)、何はともあれ、またこの時期がやってきました!

今年はエルビーのさわやか果実 なし水 (1000ml)

例年より発見するのが早かったのですが、多分今までもあったんでしょう。
今までは500mlパックしか見てなかったので…。
1日1パックという感じでしたが、別にそこにこだわる必要はないな、と。
飲みたいなら、飲みたいだけ飲めばいいじゃないか!と。

というわけで、会社の冷蔵庫にストックも用意しつつ、毎日なし水を飲んでます。

例年のこととはいえ、自分でもこの時期の梨飲料の摂取量には呆れる…。
毎日毎日梨飲料で、よく飽きないなと…。

この時期だけだからです。きっと。
この時期に、他の時期の分も摂取してるんです。きっと。




【要望】

OS:Windows 7 x64

CPU:Core2 E8000程度の性能(2Coreで十分)
CPUファン:そこそこ冷えれば良い

Memory:2GB x2 = 4GB

HDD:最小容量をRAID1で構成、信頼性も並で良い
RAIDカード:Adaptec RAID 6405E ASR-6405E

光学ドライブ:DVD読み出しのみ

ネットワーク:Gb 2つ(Intel NIC)

PCI空き1つ、PCI-E x1空き1つ

ケース:YY-A201B
リアファン:4,000rpm位 x2、後ろから吸気する形で

マウス:BSMBU02のシルバー
キーボード:ミツミの小さいやつの黒


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel i3200+ICH9R M-ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8400 3.00GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:500GB)
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワークIntel 82573V & 82573L 10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1
筐体スーパーミニタワー(3.5"ケージ付)ブラック
Seasonic SS-350SFE/S 350W(Active PFC付)
外形寸法幅136x高さ329x奥行370(mm)
その他RAIDカード:Adaptec RAID ASR-6405E S-ATA 4Port PCI-E(x1)
マウス:バッファロー BSMBU02SK USB BlueLED
キーボード:MITSUMI KEK-EA9AU(BK) 日本語109キー 省スペース
ファン:静音リアファン(6cm)x2
備考C: 32GB弱(32767MB未満の最大) 残りフリー Q: DVD




以前ご紹介した事例の一部構成変更版です。
世代が若干古くなっているのは、PCIやPCI-Eの構成の関係ですね。
リピートとはいえ、必ずしも現行・最新仕様が良いとは限りませんので、お客様のご要望に合わせて、様々な世代のPCを提案させていただく、それが弊社です(`・ω・´)キリッ


以前まで、RAIDカードはお客様のご要望からAdaptec 1220SAを採用しておりましたが、とうとうこちらも終息になってきたことと、対応するHDD(3Gb/s)もほとんどなくなってきてしまったことから、RAIDカードの世代交代を、以前からご提案させていただいておりました。
今回の事例は、その世代交代版第一発目です。

AdaptecのRAIDカード(1220SAはHBAですが)は、ある意味とても素直で、対応HDDが3Gb/sのみという製品の場合、6Gb/sのSATA HDDは、本当にマトモに動きませんw
カード側でHDDを認識しなかったり、HDDは認識できてもアレイを組めなかったり、アレイを組めてもOSがアレイをまともに認識しなかったり、OSがアレイを認識してもストレステストをかけたりするとアレイが崩れたり…。
ファームウェアやドライバのアップデートは随時試していますが、終ぞ6Gb/s HDDの対応はままなりませんでしたね…。
メーカーに問い合わせても、ちょうどPMCに買収され、大分動向が安定してきた頃でしたので、1000~3000番台は軒並み終息方向に進んでおり、今後もファームウェアやドライバで6Gb HDDに対応するつもりはない、と回答をいただいていました。
すでに6000番台がリリースされ、SATA 6Gb/sに正式対応している状態でしたので、そちらを使ってください…ということで。
1220SAに比べれば、6405Eは若干値上がりになってしまいますが、エントリー製品として、今後も弊社で採用していく予定です。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Adaptec ASR-6405Eです。

これ自体エントリー製品ですが、RAID 1だけで良いというお客様も多いので、2ポートでもっと安い製品があればありがたいのですが…。
内部Mini-SASコネクタやコントローラの性能的に、メーカー側としては構造的にこのシリーズで2ポート(制限仕様)を出す意味がないんでしょうね…。