2012年2月17日金曜日

Windows 98 事例4

今週は比較的時間と精神の余裕があったから、たくさん投稿できましたねー。
いろんな意味で、この調子で頑張りたいと思います!


最近、会社ではコーヒーをレギュラーで淹れています。
と言っても、単にインスタントじゃないっていうだけで、豆を挽くところから始めているわけではないです。
コーヒーメーカーを使わず、フィルター通して直接お湯を注いでいるのですが、蒸らしたり、少しずつ注いだり…と、この微妙な待ち時間は良いものですね。
仕事をしていると、ついせかせかしてしまうというか、急いで!速く!という感じで片づけてしまいがちですが、このような余裕を持って落ち着いた態度で仕事に臨むことこそ、ミスやトラブルの防止につながるのかもしれません。
急がば回れではありませんが、冷静に努めることこそ、なんだかんだで最短ルートであったりするのではないのでしょうか。

…なんて気分に浸れます。


ただ、このレギュラーコーヒー、先輩のものを(もちろん了承をいただいた上で)いただいていますので、そのうちお返しとして何か良いものを買ってこなければなぁ、と考えています。





【要望】

OS:Windows 98 SE

ISAスロット x2


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 98 Second Edition 日本語
チップセットIntel 865G+ICH5 ATX Socket478
CPUIntel Celeron 2GHz/128KB FSB400 52.8W
メモリ256MB DDR400 PC3200
HDD80GB P-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 1.1 x6 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FAGP(8x/4x) x1 / ISA x1 / ISA or PCI x1 / PCI x4
筐体ミドルタワー 400W -5V ISA対応電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他
備考




以前ご紹介したi440BXチップセットのマザーボードを搭載したPC(リンク先の事例はWindows Meですが…)が終息したため、代替えとしてご提案した仕様です。
i845GVチップセットのマザーボードを搭載したPCでは、お客様が使用するISAカードが正常に動作しなかったとのことですが、このi865Gチップセットのマザーボードを搭載したPCでは、問題なかったとのことでした。

このように、ISAカードは相性の問題も結構ありますので、弊社所有の評価機で先に検証していただくことをお勧めしております。
i865Gですので、AGPがあること自体は普通なのですが、そこにISAが?と思われるかもしれませんが、当然PCI-ISAブリッジです。
だからこそ、余計にカードとボードの相性が懸念されるわけですね。


今回採用したマザーボードで弊社が動作を保証しているのは、Windows NT / 98 SE / 2000 /XPの4種類になります。
ちなみに、このモデルは「産業PCおてがら屋」で、特設ページも用意されていますね。

LANはRealtekですが、GbE(1000Base)です。
Windows NTでは使えません(LANを使いたい場合は、別途LANカードが必要です)が、Windows 98以降であればドライバが用意されております。

i865Gですので、SATAも2ポートありますが、Windows 98やNTでは使えません。
SATAを使う場合はWindows 2000以降が必要です。

また、USBのI/Fは2.0ですが、弊社ではWindows 98 SE上でのUSB 2.0の動作はサポート対象外とさせていただいております。
マザーボード付属のCDにはWindows 98 SE用USB 2.0ドライバが同梱されておりますが、検証の結果、動作が不安定でしたので、Windows 98 SEを使用する予定の場合は、BIOSでUSB 2.0をDisableに設定した状態で出荷させていただいております。
USB 2.0の動作は、Windows 2000 SP4とWindows XP SP2以降とさせていただいております。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回採用した、i865Gのマザーボードです。

Windows 98やNT等のレガシーOSを動かせられるのは、この世代までですね。
i9xxチップセット以降は、かなり厳しいと思います。 


ちなみに、Windows 2000を正常に動かせるのは、Intel 3シリーズまでが限界ですね。
4シリーズでも動かないことはないのですが、一部のドライバが提供されていませんので…。

2012年2月15日水曜日

コンピュータ・クラスター 事例1

実は前回の投稿で300投稿だったようです。
もう数ヶ月でこのブログも2年になりますが、よくもまぁここまでもってるなとご覧くださってる皆様のおかげでここまで来れました。
今後も引き続き情報を発信していきますので、末永くお付き合いくださいますと幸いです。


つい先日、新しいステッピング(C2)のCore i7 3930Kが入荷してきました。
これによって、VT-dがサポートされるわけですが、そんなの関係ねーマザーボードのBIOSアップが必要な場合もございますので、ご利用予定の方は、ご確認ください。

VT-dはさて置き、温度耐性やオーバークロック体制も良いという前評判がありましたので、弊社でも早速オーバークロックを試してみました。


5 G H z 達 成 。


こんなことでハシャぐなんて、よっぽどオタクなんですね。とか、たった5GHzで騒ぐなんて、よっぽどオーバークロッキング経験が低いんですね。とか言わないでください。

まぁ、ぶっちゃけ、ストレステスト走らせたら数分でリスタートしたんですけど。

てへぺろっ☆


まぁ一つの大台突破ということで。
実際5GHzでできるかはわかりませんが、安定した状態で動かせるオーバークロックPCを出荷すべく、オーバークロック用のマザーボード等も取り寄せて、現在絶賛検証中です。
いずれこのブログでもご紹介する機会があると思いますので、ご期待ください。


ちなみに、このオーバークロックに関しては、今回の「コンピュータ・クラスター事例」とは全く関係ありませんのでご注意ください。




【要望】

用途:高速計算機システム

CPU:Intel Xeon できるだけコア数を多くしたい
メモリ:1Core当たり4GB

HDD:1TB
  • 現在ノード間を1000Baseでつないでいるが、データの交換で遅くなるため、もっと早くなる接続方法を希望
  • 台数制限はない


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.7 64bit 日本語
チップセットIntel i5500+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5675 3.06GHz(TB 3.46GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W x2(計12C/24T)
メモリ合計24GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 4GB x6
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x2 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他QDR(4Gb/s) Single Portカード x8(各PCに1枚)
QDR用インフィニバンドケーブル x8
24Port インフィニバンドスイッチ x1
備考3年保証
計算ノード:8台




きましたねー。
弊社初のコンピュータ・クラスター事例です。
テストではありますが、弊社でノード間通信の設定を行った状態で納入させていただいております。

コンピュータ・クラスターとは何ぞやという方は、コチラ(Wiki)やコチラ(月刊手柄 第31号 巻頭特集)をご覧ください。

初とは言うものの、正確には「Infinibandを利用して弊社で設定・検証したコンピュータ・クラスター」が初というだけで、実際にはお客様側で弊社が納入したPCを利用してクラスター構成をされていたり、Ethrnetを利用したクラスター検証等は弊社でも行っておりました。
「クラスター」そのものは、要するに複数台のPCを一つのPCと見なすシステムのことですので、方法はいくらでもありますね。

厳密に言うと、「PC」ではありませんね。
複数台の「コンピュータ」であって、クラスター構成においては、「ノード」というべきでしょうか。
この辺は人によって使い分けや単語の認知度の違いがありますので、さらっと流しておきましょう。


ちなみに、今回の事例はスケーラビリティ(拡張性)を狙った事例ですが、アベイラビリティ(高可用性)を狙った事例は、こういった事例のコンピュータを導入させていただいております。
案外、身近にある方法ということですね。


クラスター構築方法に関しては、用途(使用するコンパイラやプログラム、MPI等)によって異なりますので、具体的にどうとは言えません。
また、クラスターを構成する方法が異なれば、ノードに関しても用途によって最適なハードウェア構成が異なります。
上を見ればキリはない、と言いたいところですが、考えなければいけないのは、「どこがボトルネックになるのか」ということと、「コストに合うパフォーマンスか」ということですね。
クラスターに限った話ではありませんが;
台数が増えればスペースの問題も発生しますし(だからブレードサーバーやTwin Rack製品等があるのですが)、熱の問題、音の問題もあります。
環境や目的、その他諸々考慮して、最適なご提案ができるよう、日々勉強させていただいております。


今回の案件、詳細は秘匿されておりますが、複数の大学と研究所による、とある共同研究で、某スパコンへ計算プログラム提供をするためのものだと聞いております。
Inifinibandを利用し、想定されていた速度で計算ができているとのことでした。
題目どおり、お客様の研究を加速でき、弊社も非常に嬉しいです!



気になる方は、是非是非コチラへ。


←4台分並べたところです(実際に設定作業した場所での撮影)


残り4台分は、机の関係で写真には納まりきらないことにw
←Infinibandスイッチにつながれたケーブルです。


…はい。

2012年2月14日火曜日

MAGMA用HPC 事例5

今月は余力がありそうなので、どんどん投稿していきます!
それでも定時に帰れない不思議。


そういえば、最近仕事用PCのディスプレイを1920x1080 2枚に変更しました。
自宅PCも同じサイズなので、「広すぎる!www」とか違和感とかはないのですが、やっぱ使い方が自宅とは異なりますね。
仕事で使うアプリケーションはある程度決まっていますので、それぞれウインドウの「不便じゃない」サイズを決めて、うまいこと配置して、場所を固定して使っています。
もちろん、フリースペースも重要です。
「いつも開いているわけではないアプリケーションのウインドウを開く場所」というのを確保しておいて、作業はそこで行います。

というものの、なんだかんだで常時開いているアプリケーションの方が重要なので、自然とフリースペースは狭くなります…。
若干ウインドウが被りながらも、上手に活用しているつもりではいるのですが、もっと、こう、画期的なマルチディスプレイの活用方法があればなぁ、と日々思っています。
いや、画期的でなくても良いです。
便利でありさえすれば。


「こんな使い方あるヨ!」と、似非中国人風に教えてくれる心優しい方がこのブログをご覧になっておりましたら、是非是非コメントなどくださいますと幸いです。




【要望】

用途:MAGMA(プリインストール希望)
→MAGMA専用PCとするため、他の用途では利用しない

OS:Linux(Windowsでも可)
→MAGMAの実行を優先したOS希望



【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.7 64bit 日本語
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon W3690 3.46GHz(TB 3.73GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W
メモリ合計24GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 4GB x6
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x3 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考MAGMAプリインストール




今までMAGMA用HPCを何台も納入させていただいておりますが、MAGMA自体は、お客様自身がPCとは別にご購入して、セットアップ等もお客様が行っておりました。
今回は、弊社でMAGMAをプリインストールした事例になります。
弊社では、ユニポス事業部MAGMAを取り扱っております(シドニー大学と直接取引を行っております)ので、MAGMAとPC、両方をセットでご購入いただけます。
ただし、MAGMAプログラムのDLやアクティベーションを行うため、お客様側にユーザー登録をしていただく必要があります。
ユーザー登録ばかりは、セキュリティやライセンシーの関係上、弊社で代行するわけにはいきませんので…。


さて、MAGMAの話はこれくらいにして、CentOSのお話なぞ。

2012年2月14日現在、CentOSは6.2が現行となっていますね。
CentOSは、6が出るだの出ないだの、リリースされるまでに時間がかかりましたが、その後のアップデートは早かったですねw
CentOS 6.2はすでに弊社でも検証しており、デバイスへの対応や安定感等、結構良さげな感じです。
このPCをセットアップした当時は、6が出ていたものの、まだドライバの対応や動きが微妙だったため、CentOS5の最新版(5.7)にしました。

まぁこの5.7も微妙と言えば微妙なのですが…;
インストールのバグとして、OpenOfficeをランゲージパック付(日本語環境も該当します)でインストールすると、インストール途中で止まるという症状が発生します;
回避策は、インストール時にはOpenOfficeをインストールせず、必要であれば後からDVDやweb経由でインストールする、ということですね。
CentOSのインストール標準設定では、OpenOfficeが含まれていますので、ご注意ください。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←MAGMAのロゴですね。


以前もご紹介しましたが、色が変わったようなので。

2012年2月13日月曜日

小型PC 事例8

プライベートな時間、引きこもってskyrimばっかやってると、ネタがなくて困りますね。
や、別に普通に仕事の話をしても良いんですが…。


最近、とある事情でSSDの傾向を調査しました。
ちょっと前まではSLCを作っているコンシューマメーカー(IntelやOCZ)もそこそこあったのですが、最近は本当に組込向けメーカーしかなくなってしまいましたね。
ターゲットを絞っていると見るのか、時代の流れというのか…。
SSDはまだ発展途上のデバイスですので、これからどんどん進化していくものだと思いますが、それをけん引するのがどこのメーカーで、どういった技術なのか、ということですね。

IntelはSLCの代わりとしてE-MLC(HET-MLC)を出していたりしますが、これはこれでSLCとはまたターゲットが違うんですよね。
NANDは生産量が増えれば増えるほど単価が安くなりますし、タイの洪水によるHDD供給不足の件もあって、SSD出荷量は、以前よりも増えたと思います。
コンシューマ分野でも以前より出荷量が増えていると思いますので、そうなると、容量ごとの単価を安く、というストレージとしてごくごく当たり前の方向に向かっていくわけですね。
いちユーザーとしてはありがたいですけどねw

信頼性が重視される組込や医療分野その他では、SLCの必要性はなくならないと思いますが、それもコストや入手性その他との天秤ですね。
今後もSSDの動向をチェックして、情報を提供してきたいと思います!




【要望】

自社で制作した防塵ラックを使用しているため、330(W) x 417(D) x 100(H) mm 以下の筐体である必要がある


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional
for Embedded Systems SP3 日本語
チップセットIntel NM10 Mini-ITX FCBGA559
CPUIntel Atom D525 1.80GHz/1MB
2C/4T 13W onboard
メモリ合計1GB DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM 1GB x1
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI x1
筐体スリムミニタワー 300W
外形寸法幅100x高さ265x奥行310(mm)
その他
備考




弊社が以前納入したPCの後継ということで、当時の筐体はすでに終息しており、ご提供できなくなっていましたので、代替として当時の筐体よりサイズの小さい製品を選定し、ご提案いたしました。
CPUはAtomですが、最新モデルですので、スペック的に当時(2007年)のCeleronに劣ることはありません。


今回使用したケースは、以前ご紹介した事例のものと同じ製品ですが、これが実は微妙な罠がありまして…。

文章で表現するのは難しいのですが…。
5"ベイに光学ドライブを取り付けるため、内部のベイを筐体から外す必要があるのですが、光学ドライブをベイに取り付けると、光学ドライブのお尻の部分が邪魔して、ベイを筐体に固定するためのネジを留められないのです;
じゃあ、ベイを外さずに光学ドライブを取り付けるのはどうかと思いましたが、筐体の構造上、光学ドライブをベイに固定するための左右4か所のネジが留められません。

結局、光学ドライブをベイに取り付けて、ベイを筐体に固定する際、ドライバーをネジに対して斜めにセットして、ネジを締めました。
もちろん、ネジが斜めに入らないよう十分に注意しております。

光学ドライブのお尻が邪魔する件に関して、弊社標準の光学ドライブはそんなに奥行が長いものでもありませんし、むしろ短い方ですので、これ以上に奥行きが長い光学ドライブを使用する場合は、結構難しくなるかもしれません;
そういった場合は、スリム光学ドライブ+それを5"ベイに変換するマウンタを使用するという手段もあります。
スリム光学ドライブは奥行きが非常に短いため、今回のような問題はほぼ発生しません。


…だったら最初からスリム光学ドライブが取り付けられるような構造になってれば良いのに…。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←当時使用したケースです(終息製品です)。


当時、弊社では「Comodo」というシリーズでこの筐体をベースにしたPCを販売しておりました。
スリムタワーの、エントリーモデルというような位置づけですね。
現在は、Comodoも販売終了しております。

2012年2月10日金曜日

研究・開発PC 事例13


1週間に2回の投稿を目標に!
でないと消化しきれん疾く疾く皆様へ情報を発信して、お役にたててもらうために!


そういえば、最近私の周りでは歯の話題が尽きません。

同僚K曰く、昼に歯を磨く人は虫歯になりにくそうな気がする。
同僚M曰く、親知らずを抜くのは、磨きにくくて虫歯にやりやすいからだ。
同僚S曰く、虫歯的な意味で歯が痛い。
同僚N曰く、親知らずが痛い。


全員男なんですが、なんだこれは。何が起きているwww


何を隠そう私も、最近歯ブラシを変えて、歯茎までゴシゴシしてしまっているせいか、なんか妙な痛みを感じます。
痛みを気にし始めると、本当に虫歯になりそうな気がするので、気にしないよう努力しています。





【要望】

OS:なし

マザーボード:AMD 890FX搭載のもの

CPU:Phenom II X6 1090T
メモリ:16GB

HDD:1TB程度
光学ドライブ:Blu-ray読込・DVD書込タイプ

ビデオ:Radeon HD 5600等のAMD製の安いもの


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし
チップセットAMD 890FX+SB850 ATX AM3
CPUAMD Phenom II X6 1090T Black Edition 3.2GHz/6MB
HT 3.0=5.2GT/s 6C/6T 125W
メモリ合計16GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x4
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブBD R/RE対応ドライブ
ビデオAMD Radeon HD 5670 512MB PCI-E
D-Sub x1 / DVI x1 / HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x8 / IEEE1394 x1 / e-SATA x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x1 /PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他
備考




AMDチップセット+AMD CPU仕様は、それだけで弊社としては珍しいので、掲載してしまいますw


基本的にはお客様のご要望の通りですが、BDドライブのみ、BD読込/DVD書込コンボタイプではなく、BD書込対応のドライブにしています。
少しずつBDドライブの価格が下がってきていることもあり、BD読込/DVD書込コンボタイプの種類が少なくなってきていること、入手性が悪くなってきていることが原因です。
また、BD書込対応のドライブの方がまだ若干高いですが、それでもBD読込/DVD書込コンボタイプとそれほど価格差がなくなってきている点もありますね。

また、AMD 890FX搭載のマザーボードも終息に向かいつつあり、当時の時点で、すでに入手できる製品は非常に少なかったです。
AMD仕様は、能力的には完全にIntelに負けてしまっていますが、価格面でのメリットがありますので、そういったところを加味すれば、選択肢になりますね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←890FXチップセットもそうですが、PhenomII X6シリーズもそろそろ見納めでしょうか…。
今後はFXシリーズがメインストリームになると思いますが、どうにも振るわない様子ですね;
今後AMDがどうなっていくか、見守っていきましょう…。

2012年2月6日月曜日

医療用端末PC 事例1

最近、Skyrimにハマってます。

ちょっと前はCivilization Vにハマってると書きましたが、Grand Theft Autoシリーズも好きだったりして、やっぱ洋ゲーは面白いですねー。
リアルにファンタジー。
何言ってるかわかr(ry
FFに期待できなくなってしまった世代への、新しいRPGって感じでしょうか。


というか、PCでここまでゲームするとはあまり考えていませんでした。
ゲームというと、やはりPS3等の据え置きやPSP等のモバイル…というのがまず頭に浮かぶ世代の人間ですので。
最近はケータイのゲーム市場もにぎわっているようですが、どうにもそちらは手を出す気になれませんね…。
リメイクとか移植とかなら、とは思いますが、それってつまり、「今のゲームより昔のゲームの方が面白い」ということですね。

ハードウェアはどんどん進化しているものの、面白いゲームとは何ぞや、というのが問われている時代のようですね。
アイデアや想像力は、ムーアの法則のようにはいかないようで。




【要望】

用途:読影端末

OS:Windows 7 Pro 64bit

CPU:最速、Core i7
メモリ:それなり

HDD:500GB x1
ビデオカード:V4800(3画面出力のうち、1画面は複製)

筐体:ミニタワー、なるべく小さいもの

・ボードやCPUを都度変えることを想定している
・MACアドレスは変えたくないので、LANカードは拡張カードを用意


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel H67 M-ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600K 3.40GHz(TB 3.8GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計16GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x4
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオATI FirePro V4800 1GB PCI-E DVI x1 / DisplayPort x2
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x6 / PS/2 x1(keyboard/Mouse)
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他追加LANカード Intel PRO/1000 CT PCI-E
備考




弊社としては珍しく、ATI FireProを搭載したPCの事例です。
nVidiaでいうQuadroと同位置に属する、OpenGLに最適化されたビデオカードですね。

今回FirePro採用を決めたのは、お客様からデモ機用意のご依頼をいただいた際、ディスプレイと一緒に推奨グラフィックカードとしてナナオから提供されたのがFireProだったことに由来します。
ただ、筐体サイズの関係で、今後カードを上位製品に上げる場合には、注意が必要です。
また、ビデオカード搭載する関係上、LANカードを搭載するスロットも決め打ちにしています。


ビデオカードに関して、DVI3画面を出す場合、DisplayPort → DVI変換アダプタが必要です。
ただ、DisplayPort → DVI変換アダプタにはアクティブアダプタとパッシブアダプタがあり、DVI3画面を出す場合はアクティブアダプタが必要です(画面出力の具体例に関しては、付属のマニュアルをご確認ください)。
よく売られている\3,000以下のアダプタは、大抵パッシブアダプタですので、ご注意ください。
ビデオカードに付属されているケーブルはアクティブアダプタですが、メーカーによっては変換アダプタケーブルが1本しか付属していない場合もありますので、こちらもご注意ください。
ちなみに、弊社が採用したアクティブアダプタは、Sapphire 44000-02-40Rです。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←ATI FirePro V4800です。


お客様から依頼されない限りは、通常Quadroでご案内しているため、ちょっと珍しい部類ですね。
Sapphire 44000-02-40Rです。


DisplayPort → DVI変換アダプタの件に関しては、弊社も普段扱わなかったこともあって、この時まで知らなかったです…。

2012年2月3日金曜日

Debian 事例4

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞテガラ株式会社並びにおてがら屋をご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。


えぇ。
すでに2月ですね。

もういくつ寝ると云々とのたまった次の投稿は、豆まきですよ。
来年のことなんかを言わなくても鬼が笑ってしまいます。

大分通常業務にも余裕が出てきました放ったらかしはイカン!と自分に喝を入れましたので、またこちらの投稿も再開したいと考えております。
ブログの投稿頻度は、担当者のいろんな意味での余裕のバロメータですね。


さて、ブログを放ったらかしにしていた誠に残念ながら更新できなかった期間、鬼のように多くの受注をいただいておりまして、ネタも非常に多く溜まりました。
数えてみたら、ブログのネタになりそうな特殊PCが30件以上はありましたので、しばらくはネタに困らなさそうです皆様を楽しみ続けさせることができそうです。
更新頻度は担当者の余裕具合によりますが。

今年も有益な情報をご提供できるよう、邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!




【要望】

OS:Debian 4.0以上

光学式ドライブ:DVD-ROM

LAN:あり
USB:あり
RS-232C:あり

筐体:なるべく小さめ(スリムタワーくらいを希望)


【弊社が提案したPCの構成】

OSDebian/GNU Linux 6.0.3 日本語
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8400 3.00GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 1GB x1
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x2 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体スリムタワー 300W
外形寸法幅99x高さ336x奥行425(mm)
その他
備考




OSは4.0以上とのことでしたので、現行の安定板である6.0.3にさせていただきました。
6.0.3であれば、ハードウェア的にはもっと新しい仕様でも問題なかったかもしれませんが、確実な動作対応を取るため、若干枯れた仕様にしています。
お客様側でOSを変更する可能性もありますので、あくまで「Debian 4.0以上が動作するハード」という視点で構成を検討しました。

Debian 6.0.3に関しましては、弊社にてプリインストールした状態で出荷させていただいております。
インストールに関して、これといった注意点はありません。
枯れた仕様ですので、問題なくインストールでき、動作も安定しています。


UbuntuはDebianをベースにしていることもあって、Ubuntuに慣れている方ならDebianでも…という気はしますが、やはりUbuntuは幅広いユーザーに受け入れられるために、様々なカスタマイズがされています。
Debianを触るのは久しぶりでしたが、なんだかんだで若干Ubuntuとは勝手が違う感じでしたね…。
改めて、Ubuntuの使いやすさを実感した感じです。
ただ、アレコレ自分で設定したい方には、UbuntuよりDebianの方が良いかな、という印象ですね。
Ubuntuは、わかりやすくなっている分、いろんなところが見えないようになっているようですので…。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したケースです。


今まで紹介したことなかったのか…と驚きですが、メインではないものの、弊社では昔から採用しているスリムタワーケースです。
「小型」というと若干語弊があるような気はしますが、スペースの関係上、やはり今でもスリムタワーのご要望はなんだかんだでありますね。