や、別に普通に仕事の話をしても良いんですが…。
最近、とある事情でSSDの傾向を調査しました。
ちょっと前まではSLCを作っているコンシューマメーカー(IntelやOCZ)もそこそこあったのですが、最近は本当に組込向けメーカーしかなくなってしまいましたね。
ターゲットを絞っていると見るのか、時代の流れというのか…。
SSDはまだ発展途上のデバイスですので、これからどんどん進化していくものだと思いますが、それをけん引するのがどこのメーカーで、どういった技術なのか、ということですね。
IntelはSLCの代わりとしてE-MLC(HET-MLC)を出していたりしますが、これはこれでSLCとはまたターゲットが違うんですよね。
NANDは生産量が増えれば増えるほど単価が安くなりますし、タイの洪水によるHDD供給不足の件もあって、SSD出荷量は、以前よりも増えたと思います。
コンシューマ分野でも以前より出荷量が増えていると思いますので、そうなると、容量ごとの単価を安く、というストレージとしてごくごく当たり前の方向に向かっていくわけですね。
いちユーザーとしてはありがたいですけどねw
信頼性が重視される組込や医療分野その他では、SLCの必要性はなくならないと思いますが、それもコストや入手性その他との天秤ですね。
今後もSSDの動向をチェックして、情報を提供してきたいと思います!
【要望】
自社で制作した防塵ラックを使用しているため、330(W) x 417(D) x 100(H) mm 以下の筐体である必要がある
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Microsoft Windows XP Professional for Embedded Systems SP3 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel NM10 Mini-ITX FCBGA559 |
CPU | Intel Atom D525 1.80GHz/1MB 2C/4T 13W onboard |
メモリ | 合計1GB DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM 1GB x1 |
HDD | 500GB S-ATA 7200rpm 3.5" |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ビデオ | 内蔵ビデオ機能 D-Sub x1 |
サウンド | 内蔵サウンド機能 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x1 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI x1 |
筐体 | スリムミニタワー 300W |
外形寸法 | 幅100x高さ265x奥行310(mm) |
その他 | |
備考 |
弊社が以前納入したPCの後継ということで、当時の筐体はすでに終息しており、ご提供できなくなっていましたので、代替として当時の筐体よりサイズの小さい製品を選定し、ご提案いたしました。
CPUはAtomですが、最新モデルですので、スペック的に当時(2007年)のCeleronに劣ることはありません。
今回使用したケースは、以前ご紹介した事例のものと同じ製品ですが、これが実は微妙な罠がありまして…。
文章で表現するのは難しいのですが…。
5"ベイに光学ドライブを取り付けるため、内部のベイを筐体から外す必要があるのですが、光学ドライブをベイに取り付けると、光学ドライブのお尻の部分が邪魔して、ベイを筐体に固定するためのネジを留められないのです;
じゃあ、ベイを外さずに光学ドライブを取り付けるのはどうかと思いましたが、筐体の構造上、光学ドライブをベイに固定するための左右4か所のネジが留められません。
結局、光学ドライブをベイに取り付けて、ベイを筐体に固定する際、ドライバーをネジに対して斜めにセットして、ネジを締めました。
もちろん、ネジが斜めに入らないよう十分に注意しております。
光学ドライブのお尻が邪魔する件に関して、弊社標準の光学ドライブはそんなに奥行が長いものでもありませんし、むしろ短い方ですので、これ以上に奥行きが長い光学ドライブを使用する場合は、結構難しくなるかもしれません;
そういった場合は、スリム光学ドライブ+それを5"ベイに変換するマウンタを使用するという手段もあります。
スリム光学ドライブは奥行きが非常に短いため、今回のような問題はほぼ発生しません。
…だったら最初からスリム光学ドライブが取り付けられるような構造になってれば良いのに…。
気になる方は、是非是非コチラへ。
←当時使用したケースです(終息製品です)。
当時、弊社では「Comodo」というシリーズでこの筐体をベースにしたPCを販売しておりました。
スリムタワーの、エントリーモデルというような位置づけですね。
現在は、Comodoも販売終了しております。
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