2010年8月31日火曜日

The 夏季休業2010 その3 -総社編-

前回のあらすじ

寝台特急を使わずとも、出雲そば・出雲大社・島根ワイナリー・松江城・島根和牛・温泉と、今回の旅行における全てのイメンポイントを制覇した伊藤。
二日目は当初予定を組んでいなかったが、普段降りることのない未知の秘境・岡山の開拓を目標とした伊藤。
そんな伊藤を待ち受けていたものとは…!?


前回の続き

05:30 起床、朝風呂、身支度
07:00 朝食

07:25 チェックアウト
↓ 徒歩(8分)
07:33 松江しんじ湖温泉着(6分待ち)

07:39 松江しんじ湖温泉発
↓ バス(16分)
07:55 松江着(63分待ち)

昨晩ももちろん温泉に浸かっていますが、あまり眠れず、6:30に起きるつもりが5:30に目が覚めてしまったので、朝風呂を楽しむことにしました。
朝はちょうど5:30から温泉に入れるようでしたので、人も少ないだろうと思っていたら、なぜか昨晩よりも人が多いwww
皆さん朝早いんですねー…。

朝食からチェックアウトまで実に30分弱w
正直あまりお腹は減っていなかったのですが、朝食付きにしたのだから、食べないと勿体ないなーと。
でも、バイキング形式でしたので、食べたい量に抑えることができて良かったですw
旅行中って、移動とかで結構動いているのに、あまりお腹空かないんですよね。
朝に限らず、昼食や夕食もそうです。

とりあえず、早く起きれたので、松江しんじ湖温泉駅から松江駅までのバス移動も考慮し、巻いていくことにしました。
昨晩、松江駅から松江しんじ湖温泉駅までバスで20分程度だったのですが、逆は順路が違うかもしれません。もっと時間がかかる可能性もあります。
…まぁ、考えすぎだと思いますけどねw

結局、松江駅で1時間程度待つことになったので、喫煙所を探したりタバコを吸ったりで、ゆっくりするできましたw
こういうの、取り越し苦労って言うんですかね。

08:58 松江発
↓ 特急やくも(127分)
11:05 備中高梁着(乗り換え23分)

11:28 備中高梁発
↓ 伯備線(24分)
11:52 総社着

さぁ、ここからは自転車ですよ!
出雲・松江でもそうだったんですが、岡山もレンタサイクルがそこらにありますね。
田舎だから?

店によっては、「借りた場所」ではなく、「提携している店」に返しても良いところもあるので、コースを組みやすいと思います。
また、観光用サイクリングコース的なものも用意されていて、こういう楽しみ方もありだなーと。

総社駅の近くのレンタサイクルで自転車を借り、まずは鬼ノ城らぁめんへ。
鬼びっくりらぁめんという辛いヤツが有名なようですが、あまり辛いのは得意じゃないので、普通の総社らぁめんにしましたw
と言いますか、正直、あんまお腹空いてない
寄る必要もないんじゃ…って、電車に乗ってる間から思っていましたが、どうせ(岡山に来た)なら、ねぇ?
これからのこと(午後の行動)を考えると、朝飯はあまり食べてないし、その上昼飯抜きというのはキツくなるかもしれない、と判断しまして…。
まぁ、味は…普通、ですね。チェーン的な

総社駅から鬼ノ城らぁめんまでは、「やっぱ地図で見るのより距離あるナァ…(;´Д`)」なんて思いましたが、鬼ノ城らぁめんから砂川公園までは、逆に距離を感じませんでした。
余裕があれば備中国分寺によるつもりだったのですが、総社駅から鬼ノ城らぁめんまでの時間のかかり具合を考えると、あまり時間はないかもなぁ…と断念。
でも、後でわかったのですが、意外と時間に余裕はありました。
寄れば良かったなぁ…。

とりあえず、遠くから備中国分寺が見えたので、写真だけ撮ってきましたwww

ある程度予想はしていましたが、砂川公園以北(山)以前に、砂川公園付近も軽く勾配がありますよねwww
自転車乗るのは久しぶりですが、平地を普通にこぐ分には今でも問題ないというかむしろ気持ち良いくらいです。
しかし、勾配があると途端にキツくなるw
レンタサイクルなので贅沢は言ってられませんが、ママチャリじゃなくてギアチェンジできるヤツがいいなぁwww

とりあえず、砂川公園に自転車を置き、さぁ登山だ!

なぜ登山か。
目的地は鬼の城(きのじょう)です!
桃太郎伝説所縁の地で、観光名所の一つですね。

「鬼の城まで自転車で行くのはキツいよー」とネットで調査済みでしたし、自転車を借りたお店でも「無理だよ」と言われておりました。
歩いてみればわかりますが、もう、ホント、仰るトーリwww
人の助言は聞いておくモンです。
歩くだけでもキツいのに、こんなの自転車で行けるわけがないwww
足を前に出すだけでキツくなるのに、自転車を押していくとか…イヤイヤwww

道は細いのですが、ちゃんと舗装はされていて、どう考えても車で行く場所です。本当にありがとうごz(ryって感じで、何度ヒッチハイクしようと思ったことか。
下から登ってくる車に気づくたび、脇に避けて、『「プスプス、あの人歩いて登ってるよー!?山頂で待ってるかーアハハー(`∀´)」なんて言われてるんだろなぁ…(;´Д`)』と卑屈に思ったりもしました。

道のりは3km程度で、歩きでも1時間くらいで登れます。
砂川公園の出口?らへんに「鬼の城まで3000m」という、ある意味登山スタート地点的な看板があります。


だいぶ歩いたなぁ…と思ったところでまた看板。

伊藤「お、あと500mくらいかな?(;^ω^)」

看板「鬼の城まで2000m」

伊藤「ふざけんな!」


心が折れそうでした。


この看板あたりから勾配が激しくなり、ペースが落ちます。
正直、なぜ歩きで登山なんかしようなんて思ったのか、頭の中が疑問と後悔だけで埋め尽くされます。

私以外の歩き登山の方はいなかったのですが、上から下りてきたおじいさんに出くわし、軽くだべりました。
聞けば、別の山から歩いてきたとかおっしゃっており、どんだけ元気なんだと。
確かに、道の途中に脇道があり、ウォーキングコースになっているようです。
正直、あまり喋っている余裕はありませんでしたので、早々に切り上げ、登山再開。

どうでもいいですけど、「ウォーキングコース」と書いてある看板には、英略で「W.C.」とも書かれていました。
「あぁ、ウォーキングコースってトイレも兼ねてるのか…汚いなぁ…(;´Д`)」なんてことを思ったりもしました。
それくらい、余裕がなかったです。


そんな感じで、登山中は何かといろいろ思うところがありました。
森林浴が気持ち良いなぁとか、自然がいっぱいだなぁとか、足とか痛くはないけど前に出てかないなぁとか、汗が止まらないなぁとか、シャツがビチョビチョだなぁとか、昨日来てたシャツに着替えようかなぁとか、着替えるなら登頂してからかなぁとか、イヤイヤ下山してからだろうとか、イヤちょっと待てその後また自転車移動で汗かくかもだから着替えるのはその後だとか。

なんか後半は、汗のことばかり気にしてたように思えますが。

冗談はさて置き、「足を前に出すしかやることがない」状態は、いわゆる「暇な時間」です。
体(足)には前に出すよう単調な命令を出し続けていて、頭では余計なことを考えられるようになるんですよね。
普段は仕事が忙しくて単調な毎日を過ごしがちですので、こういった機会に、観光だけでなく自分と向き合う時間をうわ何をs(ry


とか言ってるうちに、鬼の城まであと少しの目印である鬼の釜が見えてきました。
この辺から勾配が緩やかになって、だいぶ楽になった印象が。

鬼の城まで残り500mのところにある鬼の釜です。

そして歩くこと数分、ビジターセンターが見えてきました!

…というところで、下山する若者が一人。
私以外にも歩きで登山してる人がいましたwww


というわけで、無事鬼の城(ビジターセンター)に着きました!。・゚・(ノД`)・゚・。
辛かった…(汗が


とりあえず、今回はこんなところで。
続きはまた後日w

2010年8月30日月曜日

Fedora 事例3

8月ももう終わりですねー。

未だに夢を見続けています。
やっぱり内容は忘れてますけど。


しかし、ハッキリとは思い出せませんが、これだけは共通していたことを覚えています。


「俺たちの夏休みはこれからだぜ!」



どんだけ夏休みを引き摺っているのかと。



【要望】

Linux(ディストリビューションはFedoraかCentOSの最新版 64bit)
特にスペック指定はなし


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(Fedora 11 or CentOS 5.3 64bit 予定)
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Core i7 i7-950 3.06GHz(TB 3.33GHz)/8MB
QPI=4.8GT/s 4C/8T 130W
メモリ合計6GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x3
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce 8400GS 256MB PCI-E
DVI-I x1 / D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x10 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2(x16) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他
備考


X58に関しては先日もCentOS 5.3で動作したことをお話しましたが、同時期のFedoraなら最新のチップでも問題なく動作します。
スペックは特に指定なしとありますが、ご予算に応じた仕様にさせていただきました。


ハードウェア的に特筆することはありませんが…強いて言えば、X58のチップについてでしょうか。
これはLinuxに限った話ではなく、ハードウェア的な仕様の話です。

Pentium4時代から長らく続くデュアルチャンネルの印象が大きいのか、それとも「メモリは普通2枚」という短絡的な刷り込みのせいか、未だにBloomfieldやGulftownのCore i7を選択して2GBメモリ2枚で合計4GB、OSは32bit…という構成をご検討されている方がいらっしゃいます。
X58のメモリはトリプルチャンネルですので、2枚では十分な速度が出ません。
その上、32bitでは4GB全てを認識を認識できませんので、コスト的にも有利に運ばず、二重に勿体無いです。
X58のPCで32bit OSをご使用される場合は、1GB x3でご検討ください。


ちなみに、2枚になるとどれくらい速度が落ちるのか。
…という点に関しては、いまいちハッキリしていません。私の夢のように。
書いて良いのかわかりませんが、Intelのカンファレンスでもかの天野氏が「わかりません」と言っていたくらいですのでw(正確には、天野氏が社内の技術スタッフに聞いたところ「わからない」という回答があったとのこと)
自社の製品なんだから、実際にわからないことはないでしょうが…お茶を濁されたとはまた違うような;
それが天野氏の魅力ですかねw


気になる方は、是非是非コチラへ。


←X58のチップセット仕様図です。

メモリ(トリプルチャンネル)も含め、PCI-Eバスの数など、一目瞭然ですね。
…昔まではこんなの見ても何にも理解できなかったモンですが、ようやく私も技術部らしくなってきたようですw

2010年8月27日金曜日

CentOS 事例4

最近よく夢を見ます。
覚えてませんけど。


終。



【要望】

OS:なし(CentOS 5.3予定)

マザーボード:ASUS P6T X58+ICH10R ATX
ビデオカード:GeForce 260 or 275 or 280
光学ドライブ:DVD-ROM(読み込みのみ)


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(CentOS 5.3予定)
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Core i7 i7-920 2.66GHz(TB 2.93GHz)/8MB
QPI=4.8GT/s 4C/8T 130W
メモリ合計3GB DDR3-1333 PC3-10600 1GB x3
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオnVidia GeForce GTX 275 896MB PCI-E DVI-I x2
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / IEEE1394 x1 / e-SATA x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他
備考


詳細は書くと長くなるので割愛させていただきましたが、先日ご案内しました事例同様、弊社製PC「TEGSTAR」シリーズにLinux OSをインストールしたいというご要望をいただきました。
繰り返しになってしまいますが、残念ながらTEGSTARシリーズはLinuxでの動作確認を行っておりません。

が、一部のモデルで採用しているマザーボードでは、フルオーダーPCシステム「TEGSTATION」での採用を見越して、Linuxの動作確認を行っている場合があります。
今回はCentOS 5.3使用予定とのことで、動作確認を行っているモデル(ASUS P6T)をご紹介し、TEGSTARをベースとしながらも、中身はTEGSTARシリーズではない、というような形でご案内させていただきました。

…ツッコみたい気持ちはわかりますが、抑えて抑えて。


ビデオカードに関しては、ちょうどnVidia GeForce GTX 260以上のチップ供給が少なくなっており、市場流通量が激減している頃でした。
ビデオカード1枚を代理店の営業スタッフが「調整」の名の下奪い合い、通販で「在庫アリ」と表示されれば瞬く間に完売、入荷予定はあくまで「予定」です状態で納期遅延は当たり前、というとんでもない状況でした…。
今ではnVidia GeForce GTX 400シリーズがラインナップされ、ある程度供給量も安定しており、ご提供に問題という問題こそないものの、このシリーズが販売開始された前後はこれまた供給が安定しておらず、200シリーズと400シリーズの狭間で血が血を洗う争いになっていたことも、今では良い思い出です。

400シリーズの発表・発売当時はいろいろな噂が飛び交っていました。
「200の次がなぜ400なんだ」とか、「400シリーズの発売予定時期を過ぎたのに、ベンダーから全く情報が出ていない!」とか…。
これらに関しては、様々なサイトで解説されておりますので多くは語りませんが、AMD(ATI)との路線の違いというか、今後のビデオカードに求められる考え方の違いの結果なのかなぁ、と思います。
ある種の転換期なのかな、と思いますね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したGeForce GTX 275です。

どこのメーカーも品切れのあの時期…。
お客様にご迷惑をおかけしないよう、今後も製品の供給に関して精一杯の努力をいたします!

2010年8月26日木曜日

いつものネタです。

仕事とは全く関係のない話ですが、9/4に「BECK」の実写映画が公開されますね。
マンガは友人が買っていたので、楽しく読ませていただいていました。
マンガの実写化は失敗作ばかり私の嗜好に引っ掛からないのが多いのですが、特設サイトやCMを見る限り、第二のDMCの如く、ちょっと期待が持てそうな予感がします。
斉藤さんとか、ハマりすぎでしょwww

で、そのBECKのベーシスト、平君役の向井 理という役者さん。
初めて彼をドラマで見かけた時のこと。


伊藤「おー、アイツ役者になったのか(・ω・)」



テレビで初めて彼を見て以来、彼が出ているドラマを、「おー、演じてる演じてるwww」とほくそ笑んで温かい目で見守っている私がいますw
私は日テレばかり見てるのですが、バンビ~ノ!や傍聴マニア、今はホタルノヒカリなど、活躍しているようで何よりです。
彼とはもうかなり会っていませんので、今度会った時にでも聞いてみようと思います。



お前、いつ改名したの?


向井 理さん、私の友人に激似なのです。
違うところと言えば、目の大きさくらいかなぁ…。


えと、今回も気になったITネタです。
ニュースというにはそれほど新しくありませんが…;


さらばATi―ATiのロゴが消える日がやってくる・・・?
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-4084.html

先日Adaptec買収のお話をしましたが、ATIがAMDに買収されたのはもう4年も前の話です。
Adaptec、3ware(AMCC)、Sunなど、いずれも買収されながらもブランド名は残るのでは…という風に書きましたが、こうやって馴染みのある名前が完全に消えてしまうかもしれない、というのはやはり時代の流れを感じさせますねぇ…。

…ということを書いてたら、Seagateに給されたMaxtorを思い出しました。
あれも吸収した当時、Maxtorシリーズの名前は残るというような話がありつつも、すぐになくなってしまいましたねw


最新Android「2.2」を搭載したタブレットが初登場、CPUはA8 600MHz
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100821/etc_witstech.html

Android 2.1+1GHz CPUの高性能タブレットが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100821/etc_epad.html

Android搭載スマートフォンに注目している中、チンケなタブレットが続々と登場していますね。
実際に私が触ったわけではありませんが、弊社の海外製品調達事業部、「ユニポス」でも様々なAndroid搭載のスマートフォンやタブレットを取り扱っており、その注目度がうかがい知れます。
現段階ではいろんな意味で模索段階のAndroid。
みんなで作っていきましょう!
打倒Apple!


ELSA初のOCビデオカードが発売、新ブランド
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100821/etc_elsa.html
http://www.elsa-jp.co.jp/products/graphicsboard/axerize_gtx460_1gb/index.html

ELSAがこういうことするとはなー、と。
Leadtekでやればいいじゃん、と。


アドビとグーグルの接近--モバイル分野における対アップル戦略
http://japan.cnet.com/news/commentary/story/0,3800104752,20418525,00.htm

面白いことになってますねぇwww


…それだけかっ!


自分に合うのはどういうタイプ?--電子書籍リーダー選びの5つのポイント
http://japan.cnet.com/sp/businesslife/story/0,3800105598,20418579,00.htm

ある意味当たり前のことですが、iPadに追い付け追い越せというか、国内でも電子書籍リーダーが各メーカーから発表され、今後も製品ラインナップが増えてくると思います。
国内のメーカーは、携帯電話がそうであったように、「日本人向け」の製品がどのようなものかを検討して製品を投入してくると思いますが、そういうことを考えると、グローバルスタンダードというか、Appleの強さがよくわかるなぁというか(意味不明

こうやって言ってしまうとアレですが、日本はその国民性や歴史や語っているように、海外の製品を受け入れる体勢は整っていますが、入ってくるばかりで出ていかないですよね。
国内のメーカーは国内向けばかりに目を向けず、もっと海外を視野に入れた製品づくりを考えなきゃですよねー。
ただ、その基盤となるものがすでに海外で作られたものだから…これ以上は語るまい。


研究者がスクリーンの汚れを利用した攻撃で、Androidの暗証番号を68%解読
http://japan.cnet.com/sp/zeroday/story/0,3800105600,20418468,00.htm

これ、Android使いのみなさんはご注意ですよー。

でもコレ、タッチスクリーン製品全般に言えるのでは…?


「Chrome OS」搭載タブレット、2010年11月に発売のうわさ
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20418581,00.htm

とのことです!
要チェックや!(古


パッチ解析で高まるWindows 2000の危険性、「継続利用はリスク」と専門家
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/12/news011.html

Windows 2000搭載のPCを販売している弊社にとっては不利益な情報…ということは全くありません。
むしろ、Windows 2000搭載のPCをご検討されている方にこそ、十分にご理解いただく必要があります。

組込等で継続してWindows 2000のPCを搭載する等、採用やご購入には様々な理由や条件があると思います。
供給はまだ5年程度可能ですが、それはある意味猶予期間のようなもので、その間に次期モデルや現行OSの検証、新システムの開発等を行うなどして、「次」を見据えていく必要があると思います。
既設PCの故障等による交換などの延命措置は、あくまで一時的なものと考えていただくのが良いと思います。


AOpen M-T2N510
http://aopen.jp/products/baresystem/N510.html

ZOTAC ZBOX HD-ID11
http://pdjp.zotac.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_images.tpl&product_id=240&category_id=75&option=com_virtuemart&Itemid=1

ASUS AT5IONT-I
http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=iIZKMXSj0jZKiebE&templete=2

ある案件でION2搭載のマザーボード、ベアボーンを調査しましたので、ご紹介をば。

AOpen M-T2N510、ZOTAC ZBOX HD-ID11はすでに販売開始されております。
ASUS AT5IONT-Iはまだ販売されていませんが、9月初旬には販売されそうな?
販売延期もあり得ますがw

興味のある方は是非是非コチラへ。


と、こんなところで。
何かしらのお役に立てれば幸いです。

2010年8月25日水曜日

Ubuntu 事例4

我が家のネコ、通称「リン」は風呂上りの髪から香るシャンプーの匂いが好きです。
風呂から上がってソファーでくつろいでいると、私の髪の毛に頭をおしつけ、舐め回してきます。
まぁ、ネコでなくともシャンプーの匂いは良い香りだと思うものですからね、仕方ありません。


我が家のネコ、通称「リン」はワキの匂いが好きです。
冷房が効いている我が家ですが、夏はタンクトップで過ごしていることが多い私。
隙を見せるとワキ目がけて一直線です。
ワキに頬ずりし、舐め回してきます。


これはこれでくすぐったくて気持ち良いのですが、彼女の性癖が心配です。



【要望】

用途:サーバー

OS:Ubuntu LTS 8.04
メモリ:4GB


HDD:内蔵で4台(全て同じサイズで1TB以上のものを希望)
1台:System用
/dev/sda1 → / (swap以外の全てのHDD領域)
/dev/sda2 → swap領域 (8GB)
2台:Data用 (ハードウェアRAID1(ミラーリング)で構成。RAIDはOnboardでも可)
/dev/sdb1 → /home

シャーシ:タワー型

DVD-ROMドライブ
ギガビット有線LAN
シリアルポート x1(UPS用)
USB2.0 x1(外付けUSB HDD用)
USB1.1以上 x2(USB Keyboard、USB Mouse用)


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(Ubuntu 8.04 LTS予定)
チップセットIntel G33+ICH9DH ATX LGA775
CPUIntel Celeron 430 1.80GHz/512KB
FSB800 35W
メモリ合計4GB DDR2-667 PC2-5300 2GB x2
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:1TB)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / IEEE1394 x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x3 / PCI x3
筐体ミドルタワー 450W 永久保証電源
外形寸法幅205x高さ430x奥行468(mm)
その他RAIDカード 3ware 9650SE(RAID 1)
シリアルポート増設
備考


マザーボードは、LANがIntelチップの製品を選択しました。
サーバーとしての質とLinuxドライバの提供から、安定動作する製品をご案内させていただいております。

ハードウェアRAIDはオンボードでもOKということでしたが、今回は安定動作を考慮して3ware製のハードウェアRAIDをご案内させていただいております。
オンボードRAIDを例に挙げると、ICH10Rはまともに動作せず、ICH9Rも動作に不安があります。
今回のマザーボードではありませんが、AdaptecのRAIDコントローラを内蔵していて、Linuxでも使いやすいようになっている製品もありますが、安定動作を保証できるものではありません。
前回もお話ししましたが、Host RAIDはLinuxで使うには癖がありすぎますので…。
安定動作の面で言えば、Linuxに限った話でもなくなります。
なお、今回のマザーボードに搭載されているICH9DHにRAID機能はありません。

今回使用したケースは、排熱と静音設計に優れており、ある程度のスペックのPCでも比較的音を抑えることができます。
HDDも数台搭載できますが、その割には筐体が小さいため、ハイスペック(ロング)グラフィックカードは搭載できません。
比較的コンパクト、と言えば聞こえは良いのですがw


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したケースです。

…と同時に、現行の弊社標準ケースですw
標準は今回の画像にある通り白ですが、同じモデルで黒/銀や真っ黒のモデルもあります。

2010年8月24日火曜日

The 夏季休業2010 その2 -松江編-

前回のあらすじ

寝台特急を諦め、朝早くに家を出て出雲に向かった伊藤。
途中、豊橋で乗る電車を間違えるというトラブルがありつつも、無事に出雲までたどり着いた伊藤。
出雲(割子)そばを食し、キッチリ名物を愉しむ伊藤。
早々に参拝を済ませ、最早ここに用はないと出雲大社を後にした伊藤。

伊藤。


前回の続き

そう。寝台特急で来れれば、もうちょっと出雲大社付近をぶらぶらするなり歴史博物館を見るなり…と考えていたのですが、寝台特急で来るよりも3時間遅れを取っているのです。
巻いていきますよ!

14:55 出雲大社前発
↓ 一畑電鉄・松江しんじ湖温泉行き(2分)
14:57 浜山公園北口着

13:33に出雲大社前に着いているので、徒歩移動や昼食も含めて、出雲大社参拝・滞在時間は1時間半弱という強行さ加減www

浜山公園北口駅から徒歩15分程度で島根ワイナリーに到着。

試飲(8種類)

巨峰ソフトクリーム

工場見学

お土産購入

工場見学(2回目)

試飲(3種類)

まぁ、とりあえずは試飲(無料分だけ)をするわけですよ。
8種類あったので、順番に。
にごりワインとヌーボーデラウェアは香りもあって味も良かった(甘口ですけど)んですが、それ以外は香りが薄く、果実よりもアルコールの味の方が出ちゃってて、悪酔いしそうでした;

にごりワインはどこかで名前を聞いたことがある…というか、もしかしたら呑んだこともあったかもしれませんが、一番ワインらしい味がしました。
洗練された、深くて澄んだような味ではありませんが、呑みやすい一品だと思います。

デラウェアは、実は初めてでしたが、まるでマスカットのようなさわやかさ!
ワインである必要があるかどうかはさて置き、面白いなーと思いました。

あと、ノンアルコールのグレープジュースもいただき、やはりそこらの安いグレープジュースとは違うなーと実感。

結局、にごりワインとヌーボーデラウェアを購入しました。もちろん宅配。
試飲して、おいしいと思ったなら買わなきゃね。
即売館にはもちろんそれ以外のワインも多種あるのですが、試飲もしないうちに購入はできません。
CDとか、ジャケ買いしない派ですので。

で、なぜ工場見学が2回もあったのかというと、1回目は工場に入った直後で停電に合ったためですwww
暗すぎるwww何も見えないwww
停電はすぐに直ったので、改めて見学してきたのですが、窓が結露してて中が見えなかったり、全自動なのか、「工場で実際に働いている人・リアルタイムで動いているもの」がなかったので、あまり面白いものではありませんでした;

最後、帰りがけに改めて試飲したのは、既に購入したにごりワインとヌーボーデラウェア、お口直しにグレープジュースw
どれもおいしかったですw

↑こんな感じで試飲できます。

そしてまた徒歩15分程度で一畑電鉄・浜山公園北口駅へ。
徒歩移動も含め、滞在時間はここも1時間半程度

暇だったので、一畑電鉄クオリティの駅を激写してみましたw


私はあまり無人駅とかワンマン電車って馴染みがないんですが、岡山以北は田舎だからか、多いようですねー。
この一畑電鉄もそうですし、伯備線や吉備線もそうでしたし。


どうやら映画「RAILWAYS」で一畑電鉄がメインに使われていたようで、かなり推しているようでした。
そこかしこにポスターやらが貼られていたのですが、私はあまり興味がないのでいろいろな圧力や陰謀の関係で、宣伝はリンク程度に控えさせていただきますねw

16:33 浜山公園北口発
↓ 一畑電鉄・松江しんじ湖温泉行き(9分)
16:42 川跡着(乗り換え2分)

16:44 川跡発
↓ 一畑電鉄・松江しんじ湖温泉行き(48分)
17:32 松江しんじ湖温泉着

松江しんじ湖温泉駅に着いたら、自転車を借りてー、松江城を観光してー、松江駅の方に行って夕飯を食べてー…という予定だったのですが、


駅の中の人「自転車、全部出払っちゃってるねー< `∀´>」


伊藤「(;´Д`) ナント」


仕方ないので、歩きました

まー、地図で見ると案外歩けそうな距離なんですが、意外と距離あるもんなんですよねー。
わかってはいたんですが、もうここまで来てるわけですし。
 
松江(千鳥)城です。
外観が黒いため、カラス城とも呼ばれているようです。
 
天守閣が現存しているということで立派だなーと思いましたが、「意外と小さいな(・ω・)」という印象。
時間とお金の関係で中には入りませんでしたが、敷地は広くて、整備が良い感じに行き届いているので、公園としてはいい感じです。
でも、歴史的にあんま有名な人がいn(ry
 
 
 
 
松江城はパーッと見て、今度は歩いて松江駅まで。
松江駅近くに、島根和牛のステーキを格安で提供しているお店があると聞き(ぐるナビ)、わざわざそっちまで出向いたのです。
 
歩くのは疲れましたが、島根和牛はおいしかったです!
タレはポン酢と醤油系、西洋ソース等いろいろ揃えられていて、自分で自由に作れるのですが、ポン酢そのまんまが一番おいしかった!
ステーキをポン酢タレで食べるのって初めてだったんですが、こんなに合うんだーと驚きです。
他のお客さんも多くなく、カウンター席だったので、料理人さんやウェイトレスさんとだべったりして、楽しいひと時を過ごせましたw
 
夕飯後はさすがに歩いて帰る気になりませんでしたので、バスで松江駅から松江しんじ湖温泉駅まで。
松江しんじ湖温泉駅近くの旅館に、20時ちょっと過ぎにチェックインして一日目は終了です。

元々の予定に温泉は入っていませんでしたが、寝台特急のチケットが買えなくて予定を変更した際、「松江に行くなら、出雲に戻る必要ないじゃん。ここに温泉あるんだからwww」ということに気づきましてw
怪我の功名ってヤツですね~。

まぁもっと言うと、松江しんじ湖温泉駅の近くではなく、松江駅の近くで温泉宿を取ればベストだったんですけどねぇ;
ぶっちゃけ、次の日の朝は松江しんじ湖温泉駅から出発するものだと勘違いしていました;
松江駅から出発だったんですよねぇ…。
それに気づいたの、松江しんじ湖温泉駅から旅館に向かう途中だったので、あわてて松江しんじ湖温泉駅に戻って、バスの時間チェックしましたw
詰めが甘いのは私の性格です;
 
というところで。

2010年8月23日月曜日

SUSE Linux 事例4

フリーダムな人々。

車に乗らずにドライブスルーで注文する人。


車と車の間に人影一つ。
なぜ店に入らないのかと。



【要望】

用途:物理学の計算機(4台をクラスターで使用)

OS:openSUSE
CPU:Xeon 3GHz x2
MEM:8GB


【弊社が提案したPCの構成】

OSopenSUSE 11.2 64bit 日本語
チップセットIntel i5500+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5550 2.66GHz(TB 3.06GHz)/8MB
QPI=6.4GT/s 4C/8T 95W x2(計8C/16T)
メモリ合計12GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 2GB x6
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x2 / PCI-E(x4) x2 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考


今までのSUSE Linux事例とは世代が違い、比較的最近の仕様になりましたw
Xeon 5500シリーズでも「比較的」最近というくらいなので、世代の移り変わりがどれだけ早いかがわかりますねー…。

と言っても、スペック自体は特に特筆することがございません。
強いて言えばというか、ちょっとしたネタですが、i5500とi5520って何が違うのでしょう。

PCI-Eバスのサポート本数(帯域)が違うというのも大きな点ですが、それ以上に弊社が重要視しているのは、供給期間です。
末尾に"20"が付くチップセットは7年の供給保障がされているため、同一の仕様のご要望をいただく可能性がある場合、こちらのチップセットを選択しております。
i3000におけるi3010や、i3200におけるi3210も、末尾に"10"が付いている方が長期間供給されます。
デスクトップチップセットにおける、"P35"と"Q35"みたいな感じですね。
5シリーズからはPとQ以外にH(Gの代わり)が入ってきましたので、ワークステーションチップが複雑なことになってきていますけど;


また、先日(7/15)openSUSE 11.3がリリースされましたね。
弊社でも、早速11.3をインストールしたPCを導入させていただきました。
その事例はまた後日(出し惜しみ
openSUSE 11.3の詳細はコチラです。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今更ですが、openSUSEのロゴですね。

Geeko(ギーコ)という、ちゃんとした名前を持ったカメレオンです。
その由来は…?続きはwikipediaで!

2010年8月20日金曜日

NetBSD 事例 1

明日は土曜で休みですね。

夏季休業が明けて一週間が経つわけですが、やっと週末というか、なんだか時間の流れがゆっくりに感じます。
暇なんですかね日々、見積と商品調査と手配と製造管理に忙しいはずなんだけどなー?

そうえいば、こうやってPCの事例やITネタをブログでご紹介しておりますが、私が普段どんな仕事をしているのかは書いていませんでしたね。


産業PCおてがら屋によると、私はPCの設計と製造管理、たまにお客様の対応もしているようです。
名刺を見ると、技術・購買を担当しているようです。
過去の投稿を見ると、自社のシステムエンジニアさんだったり、はたまた技術部のはしくれなので、多少のトラブルは自力で解決したりもするようです。


これが中小企業の現実ですね。



【要望】

OS:第一候補は NetBSD 4.0.1
Linux で運用することになった場合は、Debian 5.0 'Lenny'

CPU:Core2 Duo E8xxx or E7xxx(クロックは低くても構わない)
MEM:2GB or 4GB
HDD:1TB未満を1台必須
1TB以上を搭載できるだけ搭載したい
2TB x1より、1TB x2というように、バックアップも含めた台数構成にしてほしい

Network:1ポート必須
パラレルポート:不要
シリアルポート:1本あればベストだが、無くても問題ない
外部ポート:USBだけあれば良い
PCIスロット:特に指定はない

マウス、キーボードなし
マザーボードはメーカー、フォームファクタに拘らず、できるだけ安い製品
CPU/メモリより、HDDの最大容量を増やしてほしい


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし
チップセットIntel G41+ICH7 M-ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E7400 2.80GHz/3MB
FSB1066 65W
メモリ合計2GB DDR2-800 PC2-6400 1GB x2
HDD320GB S-ATA 7200rpm 3.5"
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x2
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x6 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他3.5"→5"マウンタ
備考


NetBSDはLinux同様Unix系のOSで、FreeBSD同様BSDの子孫ですね。
しかし、FreeBSDに比べ、お問い合わせ件数やご利用数はあまり多くはございません。
OpenBSDも含め、それぞれ目指しているものが異なりますので、詳細は下記をご確認ください。
http://japan.zdnet.com/reference/bsd/story/0,3800077748,20362137,00.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/BSD%E3%81%AE%E5%AD%90%E5%AD%AB

…実を言うと、今回「NetBSD 事例1」としましたが、実際には弊社でNetBSDをプリインストールしたPCを出荷した実績はございません。
今回のように、搭載OSが決まっていない場合もありますが、お客様側でインストール内容や初期設定をカスタマイズされる場合がほとんどのためです。
また、当初はFreeBSD 6.2や7が動作する構成でご案内させていただきましたが、ご予算の関係で、何度かの構成変更が入り、最終的にこういった形になりました。
また、ネットワークも当初は2系統必要とのことでしたが、HDDを増やすため、ご予算の関係で1ポートの安価なマザーボードに変更しております。

Linuxの場合はDebian 5.0を使用されるとのことで、OSがNetBSDであれFreeBSDであれ、Intel NIC搭載のマザーボードをご提案させていただきましたが、こちらも予算の関係でRealtek NIC搭載のマザーボードへ変更しました。
NetBSD上でのRealtek NICの動作に関しましては、残念ながら弊社での実績がないため、動作保証はくは致しかねます。
今回は、お客様ご了承の元、納品させていただきました。
※Realtekオフィシャルにも、NetBSD用のドライバは用意されておりません。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←NetBSDのロゴですね。

現在の最新リリースは5.0.2ですが、残念ながらこちらも弊社でのプリインストールPC納入の実績はございません…。

2010年8月19日木曜日

息抜きということで…。

今回は、久しぶりにIT情報ネタをご紹介したいと思います。
Androidアプリの方が全く進んでいないので1ヶ月以上空いてしまったのですが、その間いろんなことが起きてますからねー。


6Gbpsの高速SSDに廉価版、Crucial製で1万5千円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100626/etc_crucial.html

もう、6月のネタですよ。
今更感激しい情報ですが、RealSSD C300の廉価版が発売され、大人気のようです。
128GB/256GBも価格改定が入り、さらにお求めやすくなりました。
弊社でも64GB/128GB/256GB、いずれも取り扱っております。
また、2.5"だけでなく1.8"のシリーズが加わりましたので、ご興味ある方はぜひぜひー

…って、なんだか営業活動になってしまいました;

Micron(Crucial)SSDカタログ
http://www.micron.com/partscatalog.html?categoryPath=products/parametric/solid_state_storage/client_ssd


GIGABYTEマザーボードの代理店が変更
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100703/etc_gigabyte.html

これも7月頭のハナシですが;
一部の製品が叩き売りされていましたが、もう落ち着いてきた頃でしょうか…。
リンクスインターナショナル及びマスタードシード扱いの製品も、今後のサポートはCFD販売になります。
記事には『仕入れルートも変わるため、「力の入れ方を変える可能性もある」と話すショップもある状況』とありますが、…気持ちはよくわかるナァ…( ´ω`)なんてw


Adaptecという会社が消えた日
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20100816_387393.html

これ、ほんの数日前に知ったのですが、買収完了したのは6/8と、2か月も前の話だったんですよね。
普段からAdaptecのサイトは覗いていて、トップページにドカンと掲載されていたのに、いつもトップページが開いた次の瞬間にはメニューバーの「製品一覧」をクリックしていたので、気づきませんでしたwww
会社自体はなくなりましたが、Adaptecという名前が完全に消滅するかどうかはわかりません。
LSIの3wareやOracleのSunのように、シリーズとして名前は残るのではないかと思います。
それでも、やはり時代の流れを感じざるを得ませんねぇ…。


iPhone風?スマートフォン「GALAXY S」が直輸入で発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100703/etc_samsung.html

これはネタというか何というか…;
ワタシはDocomoの正規版待ちですが、価格を見ると、やはり結構なお値段ですね;
前回書いたように、見た目はまんまiPhonew しかも1世代前www
はてさて、秋モデルの正式発表はいつですかねー。


LG、「Optimus」シリーズを発表 年内にAndroidタブレットも
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1007/06/news022.html

Android端末は確実に出荷数が増えているようで、世界のスマートフォン市場でも第3位になったとのこと。
これからAndroidがきますよー!
端末は出来にメーカーごとの差がかなりありますが、それでも特に韓国メーカー(Samsung/LG)の勢いはすごいですね。
もう、日本のメーカーでこういうのは作れなさそうだなぁ…とも。
SonyのExperiaはAndroid端末ですが、なんか毛色が違いますしねw


Opera、初のWebM対応ブラウザ「Opera 10.60」の正式版をリリース
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1007/02/news017.html

Opera使ってませんけどwww
ブラウザ合戦は今でも激しく火花を散らせていますが、インターネットブラウザって、PCやスマートフォンだけの話じゃないんですよね。
ChromiumがブラウザベースのOSであるように、オンラインアプリやネットワークのユーザーインターフェースと考えると、それ自体が電子機器や家電のコアにもなりえると思います。
…なんて、わかった風なことを書いてみたりw


Windows 7、インストールベースの46%は64ビット版http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1007/12/news041.html

先日私の仕事用PCに何故64bitをインストールしたのか書きましたが、この結果が全てを物語ってますね。


nubrella
http://www.nubrella.com/

Tech Targetのコラムより。
トップページの画像を見ていただければ全てがわかるwww
どう考えても下半身は濡れますよねwwwww
これをさも世紀の発明の如く堂々と販売しているメーカーの心意気に、心底惚れますw


という感じで、いずれも鮮度の良い情報というわけではありませんが、ここ1か月ほどで気になったネタでした。

2010年8月18日水曜日

Vine Linux 事例4

夏季休業も明け、弊社では夏季休業中に旅行へ行ったスタッフのお土産がワンサカ積まれております。
わっほぃわっほぃ言いながらお土産をつまむスタッフもいれば、素知らぬ顔でいつの間にか自分の分を確保しているスタッフもおりますし、土産(話)を肴に一杯やり始めるスタッフも…これ以上は弊社の乱れた規律を晒すことになりそうなので、断言は控えさせていただきましょう。

全国各地のお土産が一堂に揃う様は中々壮観ですが、中でも人気だったのは、やはり山形土産でした。
弊社は山形支店がありますが、山形の土産は多種多様を極め、いずれもおいしくいただけます。
近年、某戦国時代を舞台にしたヒドいゲーム人気で注目を集めている、"Party"を「パーリィ」って発音しちゃう独眼竜さんが治めていた仙台や、「愛」一文字の兜をかぶった天地人ゆかりの地に立ち寄られた方は、是非とも併せて山形をおいしくいただいてしまってください。



【要望】

2台のHDD使って、うち1台をWindows(XP Professional)用、もう1台をLinux用(Vine Linuxなどフリーのものを自分で用意)とする
1台目のHDDについては標準通りのパーティションでWindows XP Professional SP3をインストール、2台目のHDDについてはパーティションなどの設定を何も行わない

Linuxディストリビューション:Vine Linux 4.2
キーボード:英語版


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional SP3 日本語
チップセットIntel P35+ICH9 ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8500 3.16GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-667 PC2-5300 2GB x2
HDD250GB S-ATA 7200rpm 3.5" x2
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオATI Radeon HD3650 512MB PCI-E DVI-I x2
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x4
筐体ミドルタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他英語キーボード
備考250GB(Windows用 / 100% NTFS) /
250GB(Linux用 / フリー)


Vine 4.2に関しまして、Linuxカーネルの世代的にドンピシャで対応するのは、デスクトップで言えば965シリーズやi945シリーズ、ワークステーション系ではi3000やi3010ですが、3シリーズやi3200/i3210でも動作可能です(今更な情報ですけど;)。
新しいチップセットは、HUB(ICH)コントローラへの対応次第でHDDや光学ドライブを認識できるかどうかが鍵になってきますが、これくらいの世代になってきますと、場合によってはSATAのモードをAHCIに変更することで対応することもできます。

WindowsとVine(Linux)のデュアルブート自体は珍しいものではありませんが、HDDを2台使用して、それぞれに別のOSをインストールする場合、下記のような注意が必要です。
Linuxの起動用FDDを作成してください。
HDD1にWindows、HDD2にLinuxが入っているとして、ブートローダーはHDDのMBRに書かれることになります。
HDD1が壊れた時、ブートローダも読み込めないと、Linuxも同時に起動できなくなります。
その時のために、起動用のFDDをあらかじめ用意しておいてください。
ブートローダのデバイス名にご注意ください。
HDD1はsda、HDD2はsdbと認識され、Linuxはsdbからブートしようとします。
HDD1が壊れた場合やHDD1を外した場合、Linux自体はHDD2をsdaと認識してしまうため、ブートローダはsdbを確認できず、Linuxが起動できないといったことが起こる可能性があります。

Linuxでビデオカードを使用する場合、nVidiaチップの製品をご紹介することの方が多いのですが、今回はお客様のご指定もあり、ATIチップの製品にしました(上の要望のところには記載していませんが、スペックに関してはこれ以上に細かく指定をいただいておりました)。
ATIでも、Linux用のドライバは用意されております。
ただ、ATIのドライバはタコすぎて、WindowsだろうがLinuxだろうが、ドライバインストール時にエラーを吐いたり使ってる間に妙な動作をしたりで、マトモな動きをしないこともしばしb(ry素敵ですね、ATI ^^


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今時珍しくも何ともないかもしれませんが、英語キーボードの一例です。

今回は日本語仕様ですが、お客様の要望に合わせてあえて英語キーボードをご用意いたしました。

OS(一部を除きます)もキーボードも英語版をご提供できますので、ご必要な方はお問い合わせください。

2010年8月17日火曜日

The 夏季休業2010 その1 -出雲編-

前回、寝台特急のチケットが取れず、帰ってから「今年の旅行はナシかな…まぁ…来年とか、秋とかでもいいわけだしな…(´・ω・`)」と半分以上諦めていた伊藤ですが、結局行ってきました
寝台特急の方が時間も余裕がありますし、お金もかからないんですが、最速で出雲に着く経路を探したところ、3時間程度の遅れで済むようだったので、計画を変更したのでした。


というわけで、旅行1日目の行程です。


04:30 起床、身支度
06:00 出発

久しぶりにこんな早く起きましたw
ワタクシ、身支度に時間かかるんですよねー。

06:22 浜松の近くの駅発
↓ 東海道本線普通(31分)
06:53 豊橋着(乗り換え5分)

06:58 豊橋発
↓ 東海道本線特別快速(52分)
07:50 名古屋着(乗り換え25分)

豊橋に着いて乗り換えをしたんですが、6:58になっても出発しません。
アレー?(・ω・)と思ってよくよく見てみたら、今待ってる電車…間違って…ないか…?


血の気が引きました。


名古屋からの新幹線に乗り遅れたら、その後全ての予定が崩れてしまいます。
特急券、全部指定席で取ったのに!

イヤイヤ伊藤、落ち着け。落ち着くんだ伊藤。

今待ってる電車も快速の一種だ。
特別快速とこの快速の違いはよくわからんが、出発の時間が違うってだけで、停車駅は似たようなもんなんじゃないのか?
多少停車駅が増えたところで、タイムロスは数分程度なんじゃないのか?
うん、そうだ。きっと。そう思うことにしよう。
新幹線のために名古屋で25分待つ。
つまり、25分以内のタイムロスなら間に合うということだ。

というわけで、早くも行程変更。
見知らぬ土地の見知らぬ路線ならまだしも、比較的地元の在来線でこんなミスをするとはw

07:08 豊橋発
↓ 東海道本線快速(54分)
08:02 名古屋着(乗り換え13分)

予想通り!
案ずるより産むが易しとはこのこと(か?

08:15 名古屋発
↓ 新幹線のぞみ(101分)
09:56 岡山着(乗り換え9分)

10:05 岡山発
↓ 特急やくも(180分)
13:05 出雲市着(乗り換え6分)

13:11 電鉄出雲市発
↓ 一畑電鉄・松江しんじ湖温泉行き(9分)
13:20 川跡着(乗り換え2分)

13:22 川跡発
↓ 一畑電鉄・出雲大社前行き(11分)
13:33 出雲大社前着

ここまでは予定通りでした。
岡山で乗り換えるのは初めてだったので、HPで構内図を調べておいたのですが、予習するまでもなくわかりやすかったですw
JRから一畑電鉄への乗り換えはギリギリでしたが、他の観光客がモタモタしてくれてたおかげで、電車が待っていてくれました。
川跡駅での乗り換えも、2分とはありますが、HPにもあるとおり、乗り換えが完了したところで出発するので、乗り間違えなければ問題ないですw

どうでもいいですけど、岡山以北というか、特急やくもに乗ってて「なんか田舎に帰省する気分だナァ…(´ω`)」なんて思いましたw
でも、意外にも…と言ったら失礼ですが、意外にも出雲市駅周辺はそこそこ都会的でしたwww

あと、出雲市というか、島根県における一畑グループの存在は偉大すぐるwww
浜松で言う遠鉄グループなんだと思いますが、比べようのないクオリティwww
感動したwww


で、出雲大社前についてからは徒歩で出雲大社へ…の前に、近くの蕎麦屋へ。
昼食は「田中屋」というところで出雲そばをと思ったのですが、本日休業www

仕方ないので隣の「とりいや」というところで割子(わりご)そばをいただきました。
割子そばも出雲そばの一種ですね。
見た目はわんこそばの三段重ねで、一番上につゆと薬味を入れて食べたら、残ったつゆを二段目のそばに注いで、二段目も食べたらそのつゆを一番下のそばに注いで食べる、という。
ちょうど先日ケンミンショーでもやってましたw


昼食も済ませまして、改めて出雲大社へ。


そういえば、台風の影響で、朝起きた時にはポツポツという音が聞こえたのですが、私が家を出る頃にはちょうど止んでいました。
島根・岡山滞在中も曇り時々晴れ的な感じで、全然雨には見舞われず、気温もちょうど良い感じでした。
帰りの新幹線では京都あたりで雨が降っていましたが、家の近くでは降っておらず、私のタイミングの良さと言うか、今回の強運は素晴らしいなーなんて感動しました。
私の日頃の行いが良いおかげですねっ☆



現在出雲大社の本殿は「平成の大遷宮」ということで、修繕中です。
その代わりの仮殿(拝殿)ですね。


二礼二拍手一礼ではなく、二礼拍手一礼。
出雲大社参拝の基本です。

また、しめ縄が普通の神社とかとは逆向きになっているのは有名な話ですが、このしめ縄に硬貨を投げ入れ、うまく硬貨がささるとご利益があるそうな。
私はてっきり野球のピッチャーのごとく、上投げでしめ縄に当てる勢いで投入するものかと思っていましたが、案外しめ縄の真下で下から上向きに投げる方の方が多かったです。
私もそれに倣い、しめ縄の真下から上向きに投げて、2回目でささりましたw


しかし、後日聞いた話だと、本物(?)のしめ縄は、仮殿にあるものではなく、神楽殿にあるものだったとのこと(今は本殿が修繕中のため、移送したとのこと?)。
神楽殿のしめ縄の方が大きくて、そっちでもコイン刺しが激しく行われていたのは、そういうことだったからなわけですねー。
ちょっとホロリな気分(;ω;)

その他、八足門以内(本殿)は予約とお金が必要なようなので、参拝しませんでしたが、氏の社や神楽殿等を見て回りました。
素鵞社も見てみたかったのですが、なんか通行止めな感じが…;


大国主命と幸魂奇魂(サキミタマ、クシミタマ)の像です。
要するに、「出雲大社は縁結びの神社なんですよー」ということでw
いろんな要因を加味した上での結論ですw

像のところには説明プレートがあるのですが、「幸魂奇魂(一霊四魂)」が何なのか、そもそも国造りって?大国主命は神様じゃないの?というところらへんがわかってないと、理解するのが大変です;
興味がある人は、古事記や日本書紀を読んで「神話とは?人間とは?」というところから勉強されるのが良いと思います。
神道の思想は面白いです、えぇ。


という感じで参拝を終え、一畑電鉄の出雲大社前へ向かいました。


そういえば、歴史博物館は寄りませんでしたが、帰りがけに出雲大社の近くにあった、模型が展示されているところに立ち寄ってきました。
下画像の1/10スケール模型なんかもあって、実物があったら是非見てみたいなーと思いました。
ガ○ダムなんかより、こういうのの復元をしてほしいものですw



多分長くなるだろうなーとは思っていましたが、1日分の行程を書くだけで大層な量になってしまうようでしたので、今回はここまでw
2日間ですので、今回を含めて4回に分けて毎週火曜にご案内させていただきます。
これで1か月分稼げる

2010年8月16日月曜日

Red Hat 事例4

まだ本日も夏季休業中の方がいらっしゃるかと思いますが、このブログも本日からまた再開です。
永遠に夏休みだったら良いのに( ´ω`)


永遠の夏休みで思い出しましたが、どこぞの心理学サイトで発行しているマンガに、こんな話がありました。


ゴールデンウィークって、ありますね。
基本的には3連続のお休みですが、前後に土日があったりして、年によっては5日に増えたり、会社によっては1週間まるまるお休みのところもあります。

では、1ヶ月まるまる休みなら?
1週間でゴールデンだから…プラチナマンスなんてどうだ!?

じゃあ、1年まるまる休みなら…
ダイヤモンドイヤーだ!


「『ニート』で、いいよね」というオチなのですが、たかが1年です。
社会人の皆様はひしひしと感じられていると思いますが、光陰矢のごとし、たった1年休みになったところで、1年なんかすぐに過ぎてしまいます。

それなら、一生のお休みがあったっていいじゃないか!
1年でダイヤモンドだと…それ以上に価値が高いもの…。


…。

もう、人の命しかない!


ライf…


あれ?ちょっと待て。
「一生」も"Life"なので、ライフライフ(笑)になってしまう。
ライブライフタイム…?
ライブタイム…?
ラブタイm…だとなんだかエロい響きだ。


というわけで、オチのつかないネーミングになってしまいましたが、いずれにせよこれでもかってくらい「生」にまつわる名前になるのに、一生のお休みって、お亡くなりになってるってことですよね。
永遠の暇(いとま)とはよく言ったハナシでして。


生㌔。



【要望】

タイプ:ノートPC

OS:RedHat Enterprise Linux WorkStaition 4.0以降

CPU:PentiumM、4 1.5GHz以上
メモリ:1GB以上
モニタ:15インチ程度(WSXGA表示可能なもの)
その他:DVDドライブ→速度問わず
USB2.0ポート、100Base-T LANポート


【弊社が提案したPCの構成】

OSRed Hat Enterprise Linux WS 4.0 日本語
チップセットIntel GM45 uPGA478 BGA479 SocketP
CPUIntel Core2 Duo P8700 2.53GHz/3MB FSB1066 25W
メモリ1GB DDR2-800 PC2-6400
HDD160GB S-ATA 5400rpm 2.5"
光学ドライブスリムDVD-ROMドライブ
ビデオ15.4" WXGA カラーワイド液晶ディスプレイ
外部ディスプレイ用 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
PS/2 x1
筐体A4サイズ ノート リチウムイオンバッテリーパック
外形寸法幅360x高さ43.7~46.7x奥行269(mm)
その他
備考メーカー保証 3年間(ハードウェア)


LinuxノートPC事例その3ですね。
意外とあるものなんです。

今回はRed Hat Enterprise Linux Workstation 4.0以降とのことで、4.0と5.0の動作確認をしたところ、インストール自体はどちらも問題ありませんでした。
しかし、解像度に関しては4.0だとWXGAが出せず、XGAになってしまい横に延びる表示になってしまいます。
5.0はWXGAでもいけたのですが、お客様に確認し、今回は4.0にさせていただきました。

ベースは、TOSHIBA dynabook Satellite J81 253E/W モデルを採用しました。
このシリーズでしたら、上のモデルがWSXGA+に対応していますので、本来のご要望であったWSXGAよりも大きな解像度を出せるのですが、…ご予算の関係で;

Intelのオンボードビデオ用ドライバはかなり癖があるので、解像度が出るかどうかはやってみないとわかりません(きっぱり
弊社では多々事例・実績がありますので、そこから推測できる動作対応はご案内できますが、癖のあるドライバや動作の安定性・信頼性のないデバイス等に関しては、中々断言するのが難しいのです…。
最低限ということになりますが、弊社でのLinux動作保証に関しましては、OSがインストールできること、有線ネットワーク(LAN)が動作すること、X Window(vesa)が動作することになっております。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←ベースになったモデルです。

…です。

あまり語ることがありませんね…。

2010年8月6日金曜日

CentOS 事例3

明日は土曜でお仕事です。

が、明後日からは誠に勝手ながら弊社は夏季休業とさせていただきますので、来週一週間はまるまるこのブログも更新をお休みさせていただきます。
心苦しい限りではございますが、夏季休業が明け、また元気な姿でみなさんとお会いできることを楽しみにしております。
皆様の前に姿を現す機会はあまりありませんけど。



(゚∀゚ ≡ ゚∀゚) < 夏休みだィアーヒャヒャhy(ry





【要望】
用途:Fortran計算用

ビデオカード等のこだわりはない
Intel fortran compiler(非商用 評価版)をインストールしてほしい


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.5 64bit 日本語
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon W3680 3.33GHz(TB 3.6GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W
メモリ合計6GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Unbuffered 2GB x3
HDD250GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x3 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考Intel Fortran Compiler 評価版セットアップ


Intel Fortran Compiler計算用とのことでご依頼をいただいた今回の案件ですが、お客様が物理系の方だったため、並列化の効果が高いと考え、ご予算内でスペックを検討いたしました。
並列化の効果がない計算の場合は、コア数よりもクロックを上げるのが望ましいところですが、そういう場合であっても対応できる仕様にしております(1CPU仕様ですので)。

Intel Fortran Compilerに関しましては、11.1の評価モードでインストールいたしました。
評価期間を超えて使用される場合は、製品のライセンスのご購入とライセンスファイルの登録をお客様にお願いしております。
ご依頼に応じて、商用ソフトの評価モードでのインストールも対応可能です。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Intel Fortran Compiler Professional Edition for Linux(製品版)です。

今回は評価モードでのインストール状態で納品させていただきましたが、製品版を一緒にお買い上げいただければ、ご要望に応じて製品版をインストールした状態で納品させていただくことも可能です。

2010年8月5日木曜日

Windows 7 使用感 2

まさか前回の続きを書くことになるとは、思いもよりませんでした。


Androidアプリ開発?
何ソレおいしいの?



仕事でWindows 7 Pro 64bitを使用し始めて、早2か月になります。
いろいろと環境を整備して、大分Windows 7にも慣れ始めてきた今日この頃。


それは、突然でした。



∑ (゚Д゚;) < Excelのシートが印刷できない!


弊社はPCのみの販売ではなく、システムの構築や保守、サポートまで承っております。
私も技術部のはしくれ、多少のトラブルなんぞ自力で解決します。
しかし、今回ばかりは手間取りました…。



Excelのクイックアクセスツールバーの印刷アイコンをクリックし、通常使用に設定しているプリンターで印刷しようとしたところ、カーソルがグルグル状態(処理中・昔で言う砂時計)になり、一向に印刷が始まりません。
Excelのウインドウも固まってしまったようで、応答なし状態になってしまいました。

仕方ないのでExcelを強制終了し、再度印刷に挑戦するも、結果は無残なものでした。
どうしようもないので、OS自体を再起動させたところ、症状は改善されました。

が、

それも束の間。
別のExcelファイルを印刷しようとしたところ、症状再現。
クイックアクセスツールバーからの印刷だけでなく、メニューからの印刷もNGでした。
Wordファイルでも同様の症状が見られ、ブラウザ(FireFox)での印刷もダメです。
おそらく、他のアプリケーションでも同じでしょう。


「どうなってんだ?」とプリンターの設定を見ようとしたところ、「デバイスとプリンター」が中々表示されない。
いつまで経っても表示されない。
どうにもならないので、またOSを再起動しました。

起動直後、「デバイスとプリンター」は開けたのですが、おかしいところは見当たりません。
しかし、何かを印刷しようとすると、プログラムがフリーズします。
その後で「デバイスとプリンター」を開こうとしても、やはり開けません。
どうやら、印刷しようとすると「デバイスとプリンター」が開けなくなるようで、さらなる検証の結果、印刷しようとしなくても、OSが起動してから一定時間経つと「デバイスとプリンター」が開けなくなるようでした。



結局、この問題はプリンタドライバの再インストールで改善しました。
私は通常使うプリンタ以外に、もう1台プリンタを登録しておりますが、どうやらその「もう1台」の方のプリンタドライバがおかしかったようです。
そのプリンタを指定したわけでもないのに…他のプリンタへの印刷出力にまで影響を与えるとは、恐るべし、Canon


しかし、このトラブルシューティングの際、ドライバ再インストールの前にOfficeを疑っておりました。

というのも、Windows 7(Vistaも?)とOffice 2007 SP2の組み合わせで、OSをセーフモードで起動するとエクスプローラがクラッシュするという問題が確認されているためです。
参考:http://support.microsoft.com/kb/974555/ja

今回のトラブルは、確かに「デバイスとプリンター」が開けませんでしたが、セーフモードではありませんでしたし、エクスプローラが「開けない」と「クラッシュする」とでは、意味が異なります。
しかし、ExcelやWordがフリーズした件に関してシステムログを確認してみると、障害が発生していたモジュールは、「imjp12.ime」(IME 2007)で、エクスプローラに障害を与えているようでした。
これは、確かに上記URLの症状…?

イベントプロパティ - イベント 1000, Application Error

障害が発生しているアプリケーション名: Explorer.EXE、バージョン: 6.1.7600.16450、タイム スタンプ: 0x4aebab8d
障害が発生しているモジュール名: imjp12.ime、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x499405f1
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x0000000000032378
障害が発生しているプロセス ID: 0xbb8
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Windows\Explorer.EXE
障害が発生しているモジュール パス: C:\Windows\system32\imjp12.ime

エクスプローラ自体のエラーログには、アクションセンターを確認しろとありましたので、アクションセンターを開いたところ、解決策としてパッチを当てるよう促す画面に辿り着きました。

イベントプロパティ - イベント 1002, Application Hang

プログラム EXCEL.EXE バージョン 12.0.6535.5002 は Windows との対話を停止し、終了しました。問題に関する詳細な情報があるかどうかを確認するには、アクション センター コントロール パネルで、問題の履歴をクリックしてください。
プロセス ID: 22c
アプリケーション パス: C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office12\EXCEL.EXE
レポート ID: a9281555-9bb2-11df-a793-005056c00008

【アクションセンターのメッセージ】

Download a hotfix from Microsoft Corporation

Microsoft Excel has stopped working properly.
To view details about how to solve this problem, click the link below to read a Microsoft Support Knowledge Base (KB) article online. Follow the steps in the article to solve the problem.

Click to go online to the Microsoft Corporation website for the KB articleClick to go online to the Microsoft Corporation website for the KB article


アクションセンターからのリンクは、先ほどのURLの英語版サイト(本家)でした。
参考:http://support.microsoft.com/kb/978399


余談ですが、Windows 7のシステムログは見やすく(わかりやすく)なったもんですね。
XP等では、ログを見ても「大体の原因」しか掴めなかったのに、事実と原因と対策まで書かれてるなんて。
そこは評価できると思います(上から目線

タイトルの直下(工具アイコンの横)にあるリンク(「この技術情報に対応する修正プログラムのダウンロードのリスト」「View and request hotfix downloads」)から「2007 Microsoft Office System SP3 Hotfixのリクエスト」を送ることができます。
つまり、このサイトから直でダウンロードできるのではなく、メールアドレスをMicrosoftに送ることにより、MicrosoftからHotfixをダウンロードできるサイトのURLが書かれたメールが送られてくる、ということです。
Windows Updateでも提供されておらず、これは実際に症状が発生した方が個別に手動で行う必要があります。
セーフモードでの症状ということなので、通常はあまり気付かないかもしれませんが、私のように通常使用時にも影響する場合もあると思いますので、ご参考になればと思います。

しかし、私の場合は、Hotfixを当てても症状は改善されませんでした(;ω;)


と、ちょうど良いことに、そのタイミングで会社からOffice 2010が支給されたため、「2007をアンインストールすれば症状が改善されるかも!」と思い、早速2007をアンインストール…

できない。


Officeをアンインストールするのは難しい話ではなく、下記URLの通りです。
http://support.microsoft.com/kb/931679/ja

どうやらそんなことを見越してか、そもそも欠陥に気づいていたのか、Microsoftオフィシャルで「Office 2007をアンインストールできない場合の対処」という技術情報ページが用意されておりました。
参考:http://support.microsoft.com/kb/971179/ja

このページにある「Microsoft Fix it 50154」プログラムで、Office 2007を完膚なきまでに削除することができました。
さすがのMicrosoftクオリティですね。いろんな意味で。


まぁ、先に書きましたが、印刷の問題はプリンタドライバの話なので、Office 2010をインストールしても解決されなかったんですけどねー。あっはっはー(TωT)


あ、そうそう。
Office 2007(32bit)が正常にアンインストールされていない状態だと、Office 2010(64bit)はインストールできません。
というのも、Officeの32bitと64bitは混在環境で使用できないためです。
詳細は下記サイトにて。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/special/win64_03/win64_03_03.html




…というわけで、当初の「印刷できない」問題よりも、「Office 2007のトラブルシューティング」みたいな内容になってしまいましたが、悩める皆様のご参考になれば幸いです。

2010年8月4日水曜日

SUSE Linux 事例3

ちょっとタイムラグがありますが、8月1日より「産業PCおてがら屋」にて製作するPCに搭載する Windows XP/2000/NTを「Embeddedライセンス」に切り替えました。
長期にわたって安定供給できるなど、メリットの大きいEmbeddedライセンスですが、制約もございます。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.otegaraya.com/embedded/index.html


コピp(ry


Embeddedライセンスを使用した産業用・組込PCは以前から弊社でも販売しておりましたので、このブログでもそのうちご紹介したいと思います。

ちなみに、Embeddedとは「組み込んだ」(embed=【動】埋め込む)の意で、そこから派生して「産業用」「長期供給」的な意味合いで使用されます。
Embeddedライセンスは、その名の通り組込PCに利用できるライセンスということになります。
汎用PCとしての販売・使用は禁止されておりますので、ご注意ください!



【要望】

用途:並列計算

OS:openSUSE
CPU:Xeon 3GHz x2
MEM:8GB
HDD:500GB x1
DRIVE:スーパーマルチ
LAN:1000Base対応
3年保証


【弊社が提案したPCの構成】

OSopenSUSE 11.0 64bit 日本語
チップセットIntel i5000V ATX LGA771
CPUIntel Xeon E5450 3.00GHz/12MB
FSB1333 80W x2(計8コア)
メモリ合計8GB DDR2-667 PC2-5300 FB-DIMM 2GB x4
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 510W 永久保証電源
外形寸法幅205x高さ443x奥行545(mm)
その他
備考3年保証


冒頭で産業PCとかWindowsの話をしているのに、研究用・計算用のLinux搭載PCの紹介をするとは。

えー…まぁ、仕様は前回とほとんど同じです;

今回もやはりエアフローの改善と工夫は課題の一つではありましたが、別の問題もありました。
openSUSE 11.0では、通常の方法で日本語インストールをしようとすると、インストーラ(YaST)がクラッシュするという問題が発生します。
回避策(日本語インストールの公式手順)はコチラ。
http://ja.opensuse.org/Installation/11.0_DVD_Install

なお、この問題は11.1以降では改善されており、普通にインストール時に日本語を選択するだけで、問題なくインストールすることができます。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したケースです。

サーバ用のケースと言えばサーバ用(フロントにフタがある点)ですが、どちらかというと、ワークステーション用ですね。
サーバ用、ワークステーション用ケースをメインに取り扱っているメーカーの製品ですので、作りはしっかりしており、エアフローの改善余地幅が広いです。
現在もメーカーで生産自体はされていますが、お取り寄せには時間がかかってしまうかもしれません。