2010年8月30日月曜日

Fedora 事例3

8月ももう終わりですねー。

未だに夢を見続けています。
やっぱり内容は忘れてますけど。


しかし、ハッキリとは思い出せませんが、これだけは共通していたことを覚えています。


「俺たちの夏休みはこれからだぜ!」



どんだけ夏休みを引き摺っているのかと。



【要望】

Linux(ディストリビューションはFedoraかCentOSの最新版 64bit)
特にスペック指定はなし


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(Fedora 11 or CentOS 5.3 64bit 予定)
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Core i7 i7-950 3.06GHz(TB 3.33GHz)/8MB
QPI=4.8GT/s 4C/8T 130W
メモリ合計6GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x3
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce 8400GS 256MB PCI-E
DVI-I x1 / D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x10 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2(x16) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他
備考


X58に関しては先日もCentOS 5.3で動作したことをお話しましたが、同時期のFedoraなら最新のチップでも問題なく動作します。
スペックは特に指定なしとありますが、ご予算に応じた仕様にさせていただきました。


ハードウェア的に特筆することはありませんが…強いて言えば、X58のチップについてでしょうか。
これはLinuxに限った話ではなく、ハードウェア的な仕様の話です。

Pentium4時代から長らく続くデュアルチャンネルの印象が大きいのか、それとも「メモリは普通2枚」という短絡的な刷り込みのせいか、未だにBloomfieldやGulftownのCore i7を選択して2GBメモリ2枚で合計4GB、OSは32bit…という構成をご検討されている方がいらっしゃいます。
X58のメモリはトリプルチャンネルですので、2枚では十分な速度が出ません。
その上、32bitでは4GB全てを認識を認識できませんので、コスト的にも有利に運ばず、二重に勿体無いです。
X58のPCで32bit OSをご使用される場合は、1GB x3でご検討ください。


ちなみに、2枚になるとどれくらい速度が落ちるのか。
…という点に関しては、いまいちハッキリしていません。私の夢のように。
書いて良いのかわかりませんが、Intelのカンファレンスでもかの天野氏が「わかりません」と言っていたくらいですのでw(正確には、天野氏が社内の技術スタッフに聞いたところ「わからない」という回答があったとのこと)
自社の製品なんだから、実際にわからないことはないでしょうが…お茶を濁されたとはまた違うような;
それが天野氏の魅力ですかねw


気になる方は、是非是非コチラへ。


←X58のチップセット仕様図です。

メモリ(トリプルチャンネル)も含め、PCI-Eバスの数など、一目瞭然ですね。
…昔まではこんなの見ても何にも理解できなかったモンですが、ようやく私も技術部らしくなってきたようですw

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