Augustですねー。
Augustus(ローマ皇帝アウグストゥス)の名を冠する月ですねー。
元々8月は30日だったのに、31日にしちゃったから2月の日数が減っちゃったわけですねー。
なんてかわいそうな2月。
【要望】
用途:数値流体解析
OS:Red Hat enterprise Linux 5
筐体サイズ:ミドルタワー
CPU: Quad Core Xeon x2
メモリ: 24GB程度
HDD:2TB程度(RAID 1)
グラフィック:Geforce 9500GT程度
光学ドライブ:DVD
OS:Red Hat enterprise Linux 5
筐体サイズ:ミドルタワー
CPU: Quad Core Xeon x2
メモリ: 24GB程度
HDD:2TB程度(RAID 1)
グラフィック:Geforce 9500GT程度
光学ドライブ:DVD
【弊社が提案したPCの構成】
OS | RedHat Enterprise Linux 5.5 Desktop(Workstation Option) |
---|---|
チップセット | Intel i5500+ICH10R ATX LGA1366 |
CPU | Intel Xeon X5670 2.93GHz(TB 3.33GHz)/12MB QPI=6.4GT/s 6C/12T 95W x2(計12C/24T) |
メモリ | 合計24GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 4GB x6 |
HDD | 1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x3(RAID 5:2TB) |
FDD | 内蔵FDドライブ |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ビデオ | nVidia GeForce GT 220 1GB PCI-E DVI-I x1 / HDMI x1 / D-Sub x1 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E Gen2(x16) x1 / PCI-E Gen2(x4) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2 |
筐体 | ミドルタワー 900W 永久保証電源 |
外形寸法 | 幅198x高さ425x奥行465(mm) |
その他 | RAIDカード 3ware 9650SE(RAID 5) |
備考 |
先日、8月に入ったら仕様や用途にフォーカスして…と書いたような気がするのですが、結局Linux事例ですw
まぁ、いろいろやっておりますので、少しずつ
Quad Core Xeon x2でご依頼をいただいておりましたが、ちょうど6コアの新型Xeonが出始めた頃でしたので、そちらでご案内いたしました。
CPUファンに関しましては、マザーボードの配置(CPU間の距離等)を考慮し、Intel純正(Combo)を採用しております。
HDDに関しても、当時2TBは単価がかなり高額だったため、2TBのRAID 1ではなく、1TBのRAID 5でご提案いたしました。
今回の場合は、読込速度や価格の面でRAID 5の方が有利です。
RAIDカードは、ハードウェアRAIDの製品を選択しております。
HBA(Host Bus Adapter)は、Linuxで使うにはかなり癖がありますので…。
9650SEシリーズはRed Hat Enterprise Linux 5で公式にサポートされており、ドライバディスクを作成する必要なく認識します。
参考:http://www.3ware.com/support/OS-Support.asp#lincon
本来であれば、DP(Dual-Processor) Xeonのシステムであれば、排熱や筐体サイズ等を考慮してマザーボードメーカーが推奨するシャーシを使用してご提案させていただくのですが、今回はミドルタワー程度というご要望と、ご予算の関係から、マザーボードはATXサイズでDP Xeon対応、ケースもワークステーション用の製品でご提案いたしました。
このケースのメーカーでは、様々なマザーボードメーカーとの対応表が用意されております。
実は、このケースでは、今回使用したマザーボードは対応していません…;
が、その辺は何とかしました。
これがBTOと言いますか、既製品ではなくパーツレベルでカスタマイズできることの利点ですね。
その他にも、マザーボードにはフロッピーコネクタがありませんので、内部USBポートのFDDを採用したり、CPUヒートシンクが筐体に干渉しそうでしたので、ファンゲージを外したりする等、いろいろと工夫を凝らしております。
ATXサイズのDP Xeonシステムは、いろいろと気を遣う点が多いですねー。
気になる方は、是非是非コチラへ。
←今回使用したケースです。
サーバ・ワークステーション用の汎用ケースメーカーとして有名ですが、作りは非常にしっかりしており、安心して使うことができます。
いわゆる「メーカー純正」は安心の代名詞ですが、上記のようなケースのカスタマイズができない不便さもありますので、どちらを取るか、ですね。
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