2010年8月4日水曜日

SUSE Linux 事例3

ちょっとタイムラグがありますが、8月1日より「産業PCおてがら屋」にて製作するPCに搭載する Windows XP/2000/NTを「Embeddedライセンス」に切り替えました。
長期にわたって安定供給できるなど、メリットの大きいEmbeddedライセンスですが、制約もございます。
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.otegaraya.com/embedded/index.html


コピp(ry


Embeddedライセンスを使用した産業用・組込PCは以前から弊社でも販売しておりましたので、このブログでもそのうちご紹介したいと思います。

ちなみに、Embeddedとは「組み込んだ」(embed=【動】埋め込む)の意で、そこから派生して「産業用」「長期供給」的な意味合いで使用されます。
Embeddedライセンスは、その名の通り組込PCに利用できるライセンスということになります。
汎用PCとしての販売・使用は禁止されておりますので、ご注意ください!



【要望】

用途:並列計算

OS:openSUSE
CPU:Xeon 3GHz x2
MEM:8GB
HDD:500GB x1
DRIVE:スーパーマルチ
LAN:1000Base対応
3年保証


【弊社が提案したPCの構成】

OSopenSUSE 11.0 64bit 日本語
チップセットIntel i5000V ATX LGA771
CPUIntel Xeon E5450 3.00GHz/12MB
FSB1333 80W x2(計8コア)
メモリ合計8GB DDR2-667 PC2-5300 FB-DIMM 2GB x4
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 510W 永久保証電源
外形寸法幅205x高さ443x奥行545(mm)
その他
備考3年保証


冒頭で産業PCとかWindowsの話をしているのに、研究用・計算用のLinux搭載PCの紹介をするとは。

えー…まぁ、仕様は前回とほとんど同じです;

今回もやはりエアフローの改善と工夫は課題の一つではありましたが、別の問題もありました。
openSUSE 11.0では、通常の方法で日本語インストールをしようとすると、インストーラ(YaST)がクラッシュするという問題が発生します。
回避策(日本語インストールの公式手順)はコチラ。
http://ja.opensuse.org/Installation/11.0_DVD_Install

なお、この問題は11.1以降では改善されており、普通にインストール時に日本語を選択するだけで、問題なくインストールすることができます。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したケースです。

サーバ用のケースと言えばサーバ用(フロントにフタがある点)ですが、どちらかというと、ワークステーション用ですね。
サーバ用、ワークステーション用ケースをメインに取り扱っているメーカーの製品ですので、作りはしっかりしており、エアフローの改善余地幅が広いです。
現在もメーカーで生産自体はされていますが、お取り寄せには時間がかかってしまうかもしれません。

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