2010年6月3日木曜日

Windows 7 使用感

本日は仕事の関係で東京に出張してきました!
関係各社のご担当者様には貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

何の話をしてきたかと言うと…





…まぁ、何を言わずとも、これを見ていただければ察していただけることでしょう。




































何しに東京まで行ってきてるんだwww







さてさて、今回の東京出張とは全く関係ない、お役に立つかもしれない情報をご紹介しましょう。
内容はタイトルの通りですが、本日東京出張で会社のPCを立ち上げていないのに、なぜそんな日に限って仕事用PCの使用感を書いてるのかって、本日のブログの草稿を数日前に書いておいたのがバレバレじゃないか情報は新鮮さが一番!

…とか言いつつ、ネット上では今更感の激しい内容ですが、使い慣れないOSに憤慨する皆さんのご参考になれば幸いです。


【なぜ64bit?】
64bitというと、ドライバやアプリケーションへの対応が…という感じで未だに拒否感が拭えない方もいらっしゃるかと思いますが、32bit互換もありますので、普通に動きます(もちろん、一部挙動不審になるアプリもありますが、他のアプリケーションとの相性でしょう。きっと。多分。そう思うのが無難です)。
また、MicrosoftがVistaロゴの取得条件として64bit版への対応を含めたこともあり、XP時代の64bitよりも、非常に環境が良くなっています。
そういう意味では、Vistaも多少は役に立ったんですねの貢献も意外とバカにできないというかなんというか。
メモリの大容量化に伴い、64bitへの垣根が低くなってきたことを象徴するOSだと思います。
仮に、32bitだろうが64bitだろうが、そもそもWindows 7に対応していないソフトがあったとしても、XP modeで補完できます(Professional以上のエディションに限ります)。

以前からある研究・開発・膨大な計算用途のワークステーションPCに限らず、仮想PCにしてもクリエイティブ(絵画・音楽制作・動画作成等)なアプリケーションにしても、メモリを激しく使うようになってきて、それが一般ユーザーにも普及しつつある時代ですので、やっと64bit環境の土壌ができつつある、という感じですね。


【XP mode】
そもそもWindows 7を32bitではなく64bitにしたのは、これがあるおかげです。
アプリケーションのOS対応の方が重要性は高いのですが、変な話、32bitアプリケーションは最悪これで賄えますので。

しかし、過信はいけません。

ローカルにインストールされているわけではなく、仮想PC上で動いているということを十分に理解し、それを有効に活用できる考え方にシフトする必要があります。

弊社も例に漏れず、XPまでにしか対応していないアプリケーションを基幹システムとして使用しているのですが、XP modeをインストールし、XP mode上にアプリケーションをインストールしても、そのアプリケーションで動くシステムがWindows 7上で実行できない、ということがありました。

XP modeの特徴は、仮想PCのウインドウを立ち上げずとも、Windows 7の「すべてのプログラム」内にXP modeにインストールしたアプリケーションが登録され、シームレスに使えることにあります。
また、XP modeにインストールされたアプリケーションが実行できる拡張子情報をWindows 7にも引き継ぐので、Windows 7上にはアプリケーションがインストールされていなくても、Windows 7上のファイル(拡張子)がXP modeにインストールされているアプリケーションに関連付けされます。

しかし、弊社の基幹システムの拡張子は、Windows 7上ではアプリケーションに関連付けされていない不明な拡張子として認識され、どうにかXP mode上のアプリケーションに関連づけしようとしても、なぜかそれができません。
XP mode上では、その拡張子はインストールされているアプリケーション上で動くよう関連づけされているのに…。

こんな時の対策法。

弊社の基幹システムのファイルは、弊社サーバ上にあります。
XP modeは、標準だとネットワークがNATになっていますので、ワークグループ/ドメインのメンバーに設定することができません。
これをブリッジ接続に変更し、ワークグループ/ドメインのメンバーに設定します。
サーバを認識し、中が見えるようになったら、実行したいファイルのショートカットを作成し、XP modeのAll Userのプログラム内にショートカットファイルを配置します。
Windows 7上の「すべてのプログラム」内に登録されるアプリケーションは、XP modeのAll Userのプラグラム内にある(ショートカット先の)アプリケーションだからです。

こうすれば、Windows 7上の「すべてのプログラム」内に、XP modeにインストールされたアプリケーションに関連付けされた基幹システムのショートカットが登録されます。
あとは、そのショートカットをWindows 7のタスクバーに登録するなり、デスクトップ上に持ってくるなりすれば、1動作でXP mode上のアプリケーションが実行されます。


【その他】
長くなってしまったので、あとは簡単にwww

タスクバーにアイコンだけが表示され、カーソルを持ってくると、そのアプリケーションで開いているウインドウが一覧表示されるインターフェース、これは非常に便利。
ウインドウを探す手間が省けます。

エクスプローラやスタートメニューのリアルタイム検索機能、これも便利。
特に弊社のように整理整頓されてないサーバに対してはwww
標準化の甘いファイル置場ファイルサーバのような、ファイルが多数置いてあるディレクトリに、足を踏み入れる勇気を与えてくれます。
これらを統合した、最たる機能がジャンプリストですね。

また、64bitのせいか、スペックのせいか、インストールしたばかりのおかげか、動きもサクサクしており、一部ではXPよりも体感速度が速い処理が行われています。
Windows Updateとか、早すぎですw

いろいろと自分好みにカスタマイズでき、それをサポートする土壌がありますので、是非是非皆さんも楽しく便利に使ってみてください!

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