2010年6月11日金曜日

SUSE Linux 事例1

明日は土曜で休みだヒィィイハァァアアア!(゚∀゚ ≡ ゚∀゚)

なんて思ってるワケないじゃないですか、ええ。
仕事大s(ry


さー、早々に今週最後の仕事を片づけましょう。



【要望】

OS:openSUSE
CPU:コア8個
メモリ:16GB


【弊社が提案したPCの構成】

OSopenSUSE 11.1 64bit 日本語
チップセットIntel i5000V ATX LGA771
CPUIntel Xeon E5430 2.26GHz/12MB
FSB1333 80W x2(計8コア)
メモリ合計16GB DDR2-667 PC2-5300 FB-DIMM 4GB x4
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x2 / PCI x1
筐体ミドルタワー 510W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考FTP、gccインストール


計算用途のPCとして、ここ数年で数台同等のPCを納入させていただいております。
実は、ご要望の中にケースサイズや音量、ご予算のこともあったため、ATXサイズでQuad Xeon 2発を積める仕様を検討いたしました。
ケースや電源には汎用品を使用し、価格を抑えることができました。

筐体が小さくなる分、エアフローの工夫が勝負になります。
CPUもそうですが、この世代の大きな問題はメモリ(FB-DIMM)。
Pentium世代ではCPUが問題で、Core2世代になってその辺が和らいだと思ったら、今度はメモリが発熱問題の元ですよ…。
ファンは増やせば良いというものではなく、筐体内の空気の流れ方によって、搭載する位置や風量を変更し、効率良くすることが求められます(音量との兼ね合いもありますので)。

openSUSEは、最新のソフト等を積極的に取り込んでおり、SUSE Linuxリリース版のベースになっています。
Red HatにおけるFedoraのような立ち位置ですね。
最新版は、11.2(2009年11月12日リリース)です。
今回は11.1でしたが、日本語版でのインストールも特に問題はありません(11.0では日本語インストールで問題があったのです…)。
今でこそGNOMEデスクトップも使用可能ですが、長年の歴史から、弊社では標準の場合KDEでインストールしております。
FTPやgccもOSインストール時に一緒にインストールできます。

openSUSEに限りませんが、弊社ではLinuxをインストールする際に、ほぼ必ずと言って良いほど、gccをインストールしております。
ドライバのコンパイルにgccとKernel Sourceが必要になることが多く、「入れて損はない」パッケージだからですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したケースです。

比較的内部構造がしっかりしており、ファンを搭載できる個所も多いため、選択肢を上手に活用すれば、十分に冷やすことができます。
残念ながらもう終息してしまいましたが、一時期このケースには大変お世話になりました。

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