そんな時でも更新は欠かさない!
まぁ、仕事ですから。
さて、6月に入ったことですし、いつまでもWindowsWindowsばっかしてらんねぇぜと言わんばかりに、ちょっと違った事例をご紹介しましょう。
とは言っても、産業用PCはWindowsばかりなんですけどね…。
【要望】
用途:科学計算
OS:Vine Linux 5 32bit
出来るだけ速いCPUと大きなメモリを搭載
gccコンパイラとDVDの読み書き、USBのドライバ、cernlibのインストール
OS:Vine Linux 5 32bit
出来るだけ速いCPUと大きなメモリを搭載
gccコンパイラとDVDの読み書き、USBのドライバ、cernlibのインストール
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Vine Linux 5 32bit 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel i3420 M-ATX LGA1156 |
CPU | Intel Xeon X3470 2.93GHz(TB 3.6GHz)/8MB 4C/8T 95W |
メモリ | 合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 2GB x2 |
HDD | 500GB S-ATA 7200rpm 3.5" |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ビデオ | nVidia GeForce 8400GS 256MB PCI-E DVI-I x1 / D-Sub x1 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E Gen2(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1 |
筐体 | ミニタワー 600W 永久保証電源 |
外形寸法 | 幅180x高さ352x奥行393(mm) |
その他 | |
備考 | gcc(F77)コンパイラ、DVDの読み書き、USB チェック cernlibインストール |
DVDの読み書きとUSBは、Vine5ではデフォルトで対応しており、gccもOSセットアップ時にインストールできますので、チェックのみとさせていただきました。
別途インストールしたのはcernlibのみですが、これが結構苦労しました…;
apt-getでインストールできるかと思いきや、Ubuntuではapt-getで持ってこれるものの、Vineではどうしても持ってこれず、結局CERN Program Libraryからファイルを持ってきてセットアップを行うことになりました。
$ pawが実行されることを確認し、納品済みです。
通常、Linuxをインストールした弊社製PCは、X WindowとLANが動作することを確認し、その他ハードウェア構成が正常に動作・認識するところまでを確認しております。
今回ご紹介したのは一例ですが、必要なプログラムをセットアップした状態で納品することも可能です。
気になる方は、是非是非コチラへ。
←Vine Linux ロゴです。
…それがどうしたというw
日本では馴染みの深いディストリビューションの一つですね。
Vine Linux 5から64bitにも対応して、幅が広がりました。
現行のバージョンは5.1で、今年の8月にはメンテナンスリリースの5.2が出ますので、是非チェックををを!
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