いやはや、昨晩は熱帯夜でしたね。
アルコールが抜けていなかったこともあり、夢に見るほど体が水分を欲しがるような、寝苦しい夜でした。
暑さのあまり、夜中の3時頃に目が覚めてしまったのですが、水分を取ってまだベッドに戻ろうものなら、体から顔からドッと滝のように汗が出るわ出るわ。
さすがにエアコンつけましたw
皆さんも、室内熱中症にならないよう、定期的な水分補給ををを!
【要望】
用途:CAD+裏でDB系アプリ(オラクル)
OS:Windows 2008 Server R2(OEM)
CPU:周波数はそこそこで、4core
メモリ:24GBもしくは32GB、安く・多く積める構成が理想
HDD1:Western Digital VelociRaptor WD6000HLHX 600GB S-ATA(システム用)
HDD2:Western Digital WD2002FAEX 2TB S-ATA 7200rpm x2(データ領域)
GPU:Quadro FX 580以上
保証期間:4年間
OS:Windows 2008 Server R2(OEM)
CPU:周波数はそこそこで、4core
メモリ:24GBもしくは32GB、安く・多く積める構成が理想
HDD1:Western Digital VelociRaptor WD6000HLHX 600GB S-ATA(システム用)
HDD2:Western Digital WD2002FAEX 2TB S-ATA 7200rpm x2(データ領域)
GPU:Quadro FX 580以上
保証期間:4年間
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel i3420 ATX LGA1156 |
CPU | Intel Xeon X3470 2.93GHz(TB 3.6GHz)/8MB 4C/8T 95W |
メモリ | 合計32GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 8GB x4 |
HDD | Western Digital WD VelociRaptor 600GB S-ATA 10000rpm 3.5" WD6000HLHX Western Digital WD Caviar Black 2TB S-ATA 7200rpm 3.5" WD2002FAEX x2 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ビデオ | nVidia Quadro 2000 1GB PCI-E DVI-I x1 / DisplayPort x2 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1 |
筐体 | 1Uラックマウントシャーシ 600W |
外形寸法 | 幅437x高さ43x奥行503(mm) |
その他 | |
備考 | 4年保証 |
…図らずも、同じようなスペックのPCが連続になってしまいましたが、まぁ気にしないことにしましょう。
タイトルには「CAD用」PC事例としましたが、実際には「3D CADのAPIテスト用」PC事例のお客様からいただいた案件で、今回はちょっと用途が違うだけで、ベースとなる仕様は基本的に同じです。
それまでは「シングルプロセスが高速なCPU」というご要望をいただいておりましたが、今回はそういった用途ではないため、マザーボードが正式にサポートしているCPUで、且つそれほど性能が下がらないCPUを選択しました。
「マザーボードが正式サポートしている」CPUというのは、以前の事例をご覧いただければわかると思いますが、このマザーボード、メーカーではCore i5を正式にサポートしておりません。
当時、定格クロックが一番高かったCore i5を無理矢理動かしていたのです;
このマザーボードがサポートしているのは、LGA1156のCore i3とXeonです。
i3420なので、Xeonをサポートしているのはわかるけど、なんでCore i3をサポートしているのか、Core i3はサポートしているのに、なんで同じClarkdaleであるCore i5をサポートしていないのかはわかりませんw
さて置き、以前の事例で使用したCore i5 670は定格クロックが3.46GHzで、今回のXeon X3470は2.93GHzなので、定格では劣るものの、TBはCore i5 670が3.73GHzなのに対し、Xeon X3470は3.6GHzですので、TBの効き具合で考えれば、極端に処理能力に差があるわけではありません。
「ちゃんと熱処理ができていれば」、コア数が増える分、以前と比べて大幅に性能が足りないということはないというのがポイントですね。
ビデオカードに関しては、以前の事例ではQuadro FX 580でしたが、そろそろ終息のため、現行品に変更させていただきました。
Quadro FX 580の後継はQuadro 600ですが、一部FX 580よりも劣る部分がありますので、完全上位のQuadro 2000を提案いたしました。
世代の変更にはよくありますが、意外と落とし穴です。
実際にこの構成で組み立てて、ストレスチェックをかけたのですが、チェック中にトラブルが発生しました。
弊社で標準使用しているエージングテストをかけると、リスタートがかかるという症状です。
症状が発生するのは、このエージングテストをかけた時、という点は一致していたのですが、やっかいなことに、症状が発生するタイミングが数秒~数時間とバラバラで、場合によっては症状が再現しないこともありました。
発生しやすいのはコールドスタート時ですが、確実ではありませんでした。
リスタートする、という症状から考えて、メモリ・HDD、マザーボード辺りの不良が懸念されましたが、いずれも単体のチェック(前述のエージングテストによるチェックだけでなく、別のチェックツールも使用)は問題ありませんでした。
次に考えたのはビデオカードです。
前回よりも上位の製品に変更していますので、電源不足…は考えにくいものの、ライザーカードを使用しているため、怪しいと考えた点です。
が、結果的にはシロでした。
OSも疑って、メディアやドライブを変更して再インストールを行うなどしましたが、症状は改善しません。
OSのログにも、予期せぬシャットダウンが発生したというだけで、ハードウェア関連のエラーは見受けられません。
そこで、ふと気になったのが、BIOSのログ。
何かしらエラーが出ていれば…と思って確認したところ、出てました。
リスタートがかかったタイミングで、必ずメモリのECCエラーが発生しておりました。
これにより、ECCエラーが発生したメモリを特定して交換したところ、症状が改善しました。
これでやっと出荷することができたのですが、組みあがってから1週間以上もかかってしまいました…。
しかし、品質重視の弊社製PC、トラブルがあれば必ずそれを潰してからの出荷とさせていただいております。
お客様が安心してお使いいただけるよう、日々努力しております!><
気になる方は、是非是非コチラへ。
←弊社がサーバやワークステーション等、ミッションクリティカルな用途のPCで標準採用しているメーカーのメモリです。
メーカー側でスクリーニングをしておりますので、初期不良はほぼありませんが、やはり精密機器である以上、完全な0%にはできません。
それでも、コストも考慮した上で品質の高い製品を採用しておりますので、安心してお使いいただけると思います。
安定動作第一!
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