期末の波が襲ってきて、また1ヶ月ほど更新できない日々が続きました…。
やっとブログ更新再開の目途が立ってきましたので、また
ネタはあるのです。
PC事例に限らず、いろいろと検証も行っていますので、お役に立てられそうな情報もあるのです。
ないのは、時間だけです。
学生の皆さんは、今この瞬間を精一杯楽しんで、時間を有意義に使ってください…。
【要望】
用途:SSDを利用したデータベースサーバーの高速化実証
OS:Windows 7 Pro
CPU:高クロック(3.0GHz以上)、4コア以上(6コア以上希望)
メモリ:16GB以上(24GB希望、可能なら32GB)
SSD:256GB 6Gb/s接続
HDD:1TB 7200rpm
光学ドライブ:BD-R
グラフィック:オンボードは不可(メインメモリ共用はしたくない、安定性優先のエントリーモデルでOK)
NIC:高信頼性且つ高スループットのチップ(Realtek以外)
将来的な拡張予定:SSD/HDD追加(SSDを追加する場合は、1TB HDDの接続先をSATA 3Gb/sへ変更するので、SATA 6Gb/sは2ポートでOK)
- 自社開発の業務パッケージソフトウェアのバッチ処理が、複数PC/複数CPUで効果的にパフォーマンス向上するかの検証
- データベースサーバーは別にあり、PC上でバッチアプリを複数プロセスで実行
OS:Windows 7 Pro
CPU:高クロック(3.0GHz以上)、4コア以上(6コア以上希望)
メモリ:16GB以上(24GB希望、可能なら32GB)
SSD:256GB 6Gb/s接続
HDD:1TB 7200rpm
光学ドライブ:BD-R
グラフィック:オンボードは不可(メインメモリ共用はしたくない、安定性優先のエントリーモデルでOK)
NIC:高信頼性且つ高スループットのチップ(Realtek以外)
将来的な拡張予定:SSD/HDD追加(SSDを追加する場合は、1TB HDDの接続先をSATA 3Gb/sへ変更するので、SATA 6Gb/sは2ポートでOK)
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Microsoft Windows 7 Professional 64bit 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel C204 ATX LGA1155 |
CPU | Intel Xeon E3-1270 3.40GHz(TB 3.80GHz)/8MB 4C/8T 80W |
メモリ | 合計24GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 8GB x2 + 4GB x2 |
SSD | 250GB S-ATA 6Gb/s MLC 2.5" Intel 510 Series SSDSC2MH250A2K5 |
HDD | 1TB S-ATA 7200rpm 3.5" |
光学ドライブ | BD R/RE対応ドライブ |
ビデオ | nVidia GeForce GT 220 1GB PCI-E DVI-I x1 / HDMI x1 / D-Sub x1 |
ネットワーク | Intel 82574L 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x2 / PCI x3 |
筐体 | ミドルタワー 600W 永久保証電源 |
外形寸法 | 幅202x高さ440x奥行485(mm) |
その他 | |
備考 |
お問い合わせをいただいた当初は、お客様もご無理を承知で、短納期(1週間)、DP Xeon 最上位CPUにHDD+SSDキャッシュもしくはSSDとSAS HDDのRAID 5でWindows 2008 Server…といったようなご要望でいただきましたが、数回にわたるやり取りと、ご予算の関係で、最終的にこのような形に収まりました。
HDD+SSDキャッシュ技術に関しては、先日Z68検証でも触れましたが、今回はそちらではなく、LSIのMegaRAID CacheCade Pro 2.0を用いた方法を想定しておりました。
ぶっちゃけますと、Z68にしろLSIにしろその他の方法にしろ、HDD+SSDキャッシュの設定をしたPCは、今のところ弊社では導入実績がありません。
そもそも要望がほとんどないのですが、弊社としても特にお勧めする理由がないので…。
というのも、確かにSSDはHDDに比べて容量単価が非常に高く、「SSDの速度でHDD並みの容量を!」ということであればHDD+SSDキャッシュは有効だと思いますが、これは「安価に」を前提にしている話です(高くて良いなら、大きな容量のSSDはありますので)。
Z68の場合は以前の検証時に「どうなんすかねー」的なことを書きましたし、LSIはそもそもRAIDカードを用意しなければ始まらないという。
結局、高くつくか、SSD単体で良いのでは、という…。
ご予算の関係もありますし、これは極端な話かもしれませんが、
それに、下手にソフトウェア処理やパーツを増やすと、システム(OS)の不具合や故障率も高くなりますし、そもそも設定が手間ですし…。
と、個人的には思うわけです。
気になる方は、是非是非コチラへ。
←今回使用したわけではありませんが、SSDキャッシュを実現するための他の方法の一つの例として。
こちらはSilver Stone SST-HDDBOOSTですね。
詳細はコチラで。
←こちらはOCZの「SSDキャッシュに特化したSSD」ですね。
シリーズ名は"Synapse Cache"ということで、64GBモデルと128GBがあるそうです。
←High Pointからも、LSI同様HDDとSSDとでハイブリッドHDDを実現できるというカードが出ています。
シリーズ名は"RocketHybrid 122x"ということで、…はい。ご参考までに。
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