2011年7月29日金曜日

研究・開発PC 事例8

最近、ドラムを始めました。
最近と言っても、…GWの時なので、そろそろか3ヶ月くらい経ちますね。


…イヤ、だから何と言われると非常にアレなのですが;


元々ドラムには興味があったのですが、難しそうだなーと思っていたので、中々手を付けられていませんでした。
しかし、この度友人からバンドのお誘いがあり、ドラムを担当する運びとなりまして、ちょうど良い機会でしたので、ちょっと気合いを入れて頑張っています。

3ヶ月というと、まだまだ初心者も良いところで、全然マトモに叩けません。
しかし、高校時代に組んでいたバンドでは、ドラムなんか叩いたことのない友人が、2か月後にはライブで5曲くらいやってのけるほどに成長していました。


…ここは、「学生って時間があるよなぁ…( ´Д`)y-~~~」と思うべきなのか…友人凄い!
叩いてみてわかる、エアドラムとの違い他人の凄さってヤツですね。


まだ、始めて間もないので、今は楽しいです。
もっと頑張って練習して、上手くなります!><
そしてニコ動で「叩いてみた」をうpしm(ry




【要望】

CPU:予算の範囲内で高速なもの(X3470 もしくは X3480)

メモリ:合計24GB以上(可能であれば32GB)

HDD:2台構成
HDD1(OS用)320GB程度
HDD2(Data/Backup用):500GB程度

CD/DVD:DVD-ROMドライブ(書込み不可)

グラフィックボード:ELSA GLADIAC GTX 560 Ti


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel i3420 ATX LGA1156
CPUIntel Xeon X3470 2.93GHz(TB 3.6GHz)/8MB 4C/8T 95W
メモリ合計32GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 8GB x4
HDD320GB S-ATA 7200rpm 3.5"
500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオnVidia GeForce GTX 560 Ti 1GB PCI-E DVI-I x1 / Mini-HDMI x1
ELSA GLADIAC GTX 560 Ti 1GB GD560-1GERTI
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1
筐体ミドルタワー
Corsair CMPSU-850HXJP 850W
外形寸法幅198x高さ420x奥行431(mm)
その他
備考




久しぶりのPC事例です。
今回のお問い合わせをいただいた当初は、以前導入したPCの一部仕様変更だったのですが、メモリを48GB搭載したいということで、イチからの打ち合わせになりました。

メモリを48GB搭載するとなると、現状物理1 CPUの構成では実現不可能です。
物理2 CPUの構成になりますと、ご予算をオーバーしてしまうため、今回は1CPUの最大である32GBで提案いたしました。

どうでも良いかもしれませんが、面白い(?)ことに、物理1CPUの上位クラスであるX58チップは、搭載可能メモリ容量が24GBなので、現状、物理1 CPU構成で搭載可能メモリ容量の最大が一番大きいチップセットは、i3420(LGA1155)や6シリーズ(LGA1155)等の、メインストリームクラスになるんですね。
また、現状ECC / non-ECC Unbufferedメモリで8GBモジュールは出回っておりませんので、ECC Registeredメモリでしか32GBは実現できません。
ECC Registeredメモリしか使えないとなると、Xeon一択。
要するに現状、i3420チップでしか物理1 CPUでの32GBメモリは実現できないという結論に至るわけですね。


また、ワークステーションチップと言っても、サーバーに近い仕様のマザーボードも多いので、意外とPCI-E x16スロットがない製品も結構あります。
物理的にはPCI-E x16スロットだけど、中身はx8レーンだったり。
こういった場合、単純に速度が落ちるだけならまだマシですが、設計によっては、ビデオカード用のレーンではなかったりする場合もありますので、気になる場合は、製品のブロック図を参照することをお勧めします。
要注意!です。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←世代的には1つ前になりますが、まだまだ現行品ですので、ブロックダイアグラム図を置いておきます。


…と言っても、これはi3420ではなくi3400ですが…ご参考までに。
いやー、i3420のブロックダイアグラムの画像が見つからなくて…;

2011年7月28日木曜日

夏季休業のご案内

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。


平素は格別のご高配を賜わり厚くお礼申し上げます。

さて、弊社では誠に勝手ながら,


8月12日(金)~8月15日(月)


までの4日間を夏季休業(全社一斉)とさせて頂きます。

よろしくご了承のほどお願い申し上げます。


敬具


さて、今年の夏はどこへ行きましょう。

2011年7月25日月曜日

Windows NT搭載PCの提供終了のお知らせ

「Windows NT Workstation 4.0 for Embedded Systems」のマイクロソフト社からの提供終了(2011/7/29まで)に伴い、2011年7月22日をもちましてWindows NT 4.0搭載PCの受注を終了いたしました。

OSなしのモデルにつきましては引き続きご提供させていただきます。
但し、部材が在庫限りのため、なくなり次第販売終了いたします。ご注意ください。
なお、インストールディスクとプロダクトキーをお客様よりお借りして、インストールを弊社で行うことはできます




先週は全く更新できませんでしたが、そういうこともあって、Windows NT for Embedded搭載PCの提供は終了となります。
Windows NT「対応」のPCはもうしばらく提供可能ですが、すでに終息した部材ですので、弊社在庫限りとなりますので、こちらもご注意ください。


ここ数か月、告知ばかりでアレですよねー。
そろそろ検証ネタなりPC事例ネタなりを投稿しなければですねー。
地球のみんな、オラにt(ry

2011年7月12日火曜日

諸々告知

Bloggerが新しいUIになって、初めての記事作成です。
なんか、何がどこにあるのか微妙によくわかりませんねw
Office 2003から2007…イヤ、2010になったような感じですかね。
でも、前よりも勝手は良くなったような…何故だ!?

まぁ、いいです。そんなに困りません。今のところはw


ところで、更新をサボッて休んでいた間も、いろいろありました。
というか、ちょっとここのところ忙しいです。リアルに。

というわけで、一通り告知などをば。



  • Windows NT搭載PCの提供終了のお知らせ

以前からボチボチとアナウンスしておりますが、そろそろWindows NT搭載PCの販売が終了します。
具体的には、今週末7/15(金)で受注を停止し、今月末7/29(金)弊社出荷分で終了になります。
マイクロソフト社の規約により、最終出荷日はずらせません。
…が、受注停止に関しては、営業スタッフに無理を言えば聞いてくれるかも…?
なんて、まぁ、大きな声では言えないんですがw

…と言いつつ、弊社の在庫も限りがありますので、あとは早い者勝ちです。
弊社の在庫に関しては、リアルタイムでweb特設ページに表示していますので、ご参照ください。



  • エンジニア向け情報サイトイプロス(iPROS)で「産業PCおてがら屋」特設ページが公開されました

イプロス(iPROS)は、このサイトをご覧になっている方なら常用もしくは耳にしたことはあるでしょう、製造技術・建設技術に関する情報を集めたデーベースサイトです。
弊社も、産業用PCに関するお悩みの解決提案としてページを設け…


…って、このブログを読んでるということは、本家「産業PCおてがら屋」をご存知でしょうから、ここで告知する意味はあんまないですねw
はっはっは。

一応、イプロス内のページもリンクも貼っておきますので、ご興味のある方は是非ー。
あんま意味ないですけどw


http://premium.ipros.jp/tegara/
http://www.ipros.jp/company/detail/2001282/



  • ニュースレター「月刊 手柄」第24号(2011年6月)発刊してます

イヤ、ここ1週間以内の話ではないんですが、一応…。

ニュースレター「月刊 手柄」
第24号(2011年6月)



巻頭特集は「小さな会社のWEBサイト活用のススメ」だ!
マーケスタッフ鈴木の渾身の力作を見逃すなッ!


佐藤CEOのコラム「Fly Me to the Sun」では、身近なビジネスモデルが経営者視点の斬新な切り口でアツく語られてるぜ!

豊田の鉄人サポート日記は、なんと今回でラストだぜ!?
悩める少年少女の難題「キーボードが効かない」症状をわかりやすく解説してくれる、サービス満点な記事だ!
圧巻の終幕を読んで、クローゼットの中で一人、悲しみに打ちひしがれるんじゃねぇぜ!?

今月のオモシロ海外製品「Imatest Master」は、世界のユニポスからの紹介だ!
こいつぁヤベぇほどキマっちまってるシロモノだぜぇ!?
チンケな国内製品に飽き飽きしたヤツは要チェックだ!

産業PCおてがら屋とれたて生情報は、いいです別に

山形、浜松スタッフのコラムも独創性に溢れすぎてて、周りの空気なんか読む必要皆無ってくらいにトバしてるぜ!


「つまらないこと」が「おもしろい」!
今月のカゲトーークは浜松→埼玉 自転車の旅だ!
本人のブログ読め!

テガラスタッフのお気に入りも、それぞれの個性とこだわりと偏見が入り混じって、今にもケンカしちまいそうな勢いだ!

月刊手柄における唯一無二の癒しと言っても過言ではない「ちーちゃんにっき。」は、今月もイカした絵柄で世の中ディスってんぜ!

おおっと、もちろん数独はハズせねぇぜ!?
気になる答えは来月号だ!
1ヶ月かけて無い頭をフル回転しまくりな!



…何の影響でしょう。



てな感じで。
他にも、マーケスタッフがいろいろあれやこれやと画策したり実験したり何なりしているようですが、それはまた後日。
PC事例とか検証のレポートとかもまた後日w

2011年7月6日水曜日

Plamo Linux 事例6

ご無沙汰しており…いやそうでもないですね。
ちょうど1週間ぶりですね。
先月以来、更新頻度が下がったため、なんかとても久しぶりに感じます。
くどいようですが、ネタがないわけではないですよー。
忙しいのです、特に今週は。

意外とプライベートではここ数週間でいろいろあって充実しているのですが、そのネタはまた後日にでも。




【要望】

OS:Plamo Linux 4.03 プリインストール

CPU:Pentium 4 3.0GHz
Memory:1GB
2Mode FDD
DVD-ROMドライブ
HDD:500GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:できれば3U 無理なら4U(奥行き:48cm以下)

hda1      swap 1GB
hda2 /     ext3 20GB
hda3 /home ext3 残り

contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用

英語キーボード設定


【弊社が提案したPCの構成】

OSPlamo Linux 4.03 日本語
チップセットIntel i945G+ICH7 M-ATX LGA775
CPUIntel Pentium4 631 3.00GHz/2MB FSB800 86W
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 512MB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体4Uラックマウントシャーシ 420W 永久保証電源
外形寸法幅483x高さ177x奥行429(mm)
その他予備用HDD 500GB S-ATA
HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-BF90SA
備考




意外と、Plamo LinuxをインストールしたPC事例のパターンって、いろいろあります。
Linux Kernel 2.4世代のPlamo Linux 4.03だけでも、E7230i3010と今回のi945Gと。
…ってまぁ、似たような世代と言われればその通りなのですが;


今回も、以前ご紹介した時と同様、S-ATAをIDE Compatibleモードに設定してOSをインストールし、後からEnhancedに戻す形でセットアップを行っております。
この方法は、ICH7であれば対応可能ですが、ICH8以降は恐らくできません
※確か、以前ICH9でできなかった記憶がうっすらと…。

また、IDE Compatibleモードに設定した際、どのポートがIDEのPrimary / Secondary、Master / Slaveになるかは、マザーボードのBIOS(設計)で異なるので注意です。
例えば、今回のマザーボード(avalue ERX-945G)では、IDE Compatibleモードに設定した際、下記のようなポート設定になりました。
※ちなみに、ERX-945GのBIOSでは、Compatible modeではなく、Conbined modeと表記されますが、同じ機能です。
マザーボードによっては、Combination modeという表記もあったような。まぁどれも似たようなモンですw

Primary MasterS-ATA 1
Primary SlaveS-ATA 3
Secondary MasterS-ATA 0
Secondary SlaveS-ATA 2

また、有効にできるのはPrimaryかSecondaryのどちらかだけとなっており、実質2ポートしか使えません(ERX-945Gの場合)。


あと、この方法を使ってS-ATAで使用できるドライブは、HDDだけです。
SSDは試していないというだけですが、S-ATAの光学ドライブは対応しておりません。
ですので、光学ドライブだけはP-ATA製品を用意する必要があります。

ところで、OSインストール時と一連の作業後では、デバイスの認識が変更されます。
例えば、OSインストール時はHDDがhda、光学ドライブがhdcだったとしても、作業が完了してOSを再起動すると、HDDはsda、光学ドライブはhda等に変更されます。
この辺は、OSが認識する「ストレージの接続コントローラとそのポート」によってデバイス名と順番が変更されますので、当然と言えば当然ですが、注意すべきは、それによってシンボリックリンクが効かなくなることです。
例えば、/dev/cdromは、OSインストール当初、上記の場合ではhdcにリンクされていますので、光学ドライブがhdaになったら、当然使えなくなります。
自動的に書き換わるような賢いものではありませんので、その場合にはリンクを張り直すなりする必要がありますので、ご注意ください。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したラックマウントシャーシです。


これと同じメーカーの製品ですね。
ベゼルやフタ(扉)の形状だけでなく、5"・3.5"の搭載可能数も若干異なります。
ただ、奥行きの長さやATX電源搭載可といったような形状の部分の仕様は同じです。