K「このブログの醍醐味は、PC事例の前節っスね!( `∀´)」
つまり、これか。
なんというか、我が社の人間として果たしてそれで良いのかわからないので、彼には近日中に教育的指導をしてもらうよう、彼の上司に申し伝えるつもりでございます。
まぁ、こういう場合、得てしてその上司も「え?前節が本番なんじゃないの?」っていう認識だったっていうオチになりがちなんですが。
…それ以前に、読んでなさそうだな…( ´ω`)
まぁ、人生の楽しみ方は人それぞれということで。
【要望】
OS:Plamo Linux 4.03 プリインストール
CPU:Pentium 4 3.0GHz以上
Memory:1GB以上
Video:Plamo Linuxで動作可能な安価タイプ
2Mode FDD
HDD:Seagate 80GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:できれば3U 無理なら4U(奥行き:48cm)
SCSI:Adaptec 2940AU
hda1 swap 500MB
hda2 / ext3 10GB
hda3 /home ext3 その他
contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用
英語キーボード設定
CPU:Pentium 4 3.0GHz以上
Memory:1GB以上
Video:Plamo Linuxで動作可能な安価タイプ
2Mode FDD
HDD:Seagate 80GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:できれば3U 無理なら4U(奥行き:48cm)
SCSI:Adaptec 2940AU
hda1 swap 500MB
hda2 / ext3 10GB
hda3 /home ext3 その他
contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用
英語キーボード設定
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Plamo Linux 4.03 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel i3010+ICH7R ATX LGA775 |
CPU | Intel Pentium4 631 3.00GHz/2MB FSB800 86W |
メモリ | 合計1GB DDR2-800 PC2-6400 512MB x2 |
HDD | 80GB S-ATA 7200rpm 3.5" |
FDD | 内蔵FDドライブ |
ビデオ | 内蔵ビデオ機能 D-Sub x1 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E(x8) x1 / PCI-X x1 / PCI x5 |
筐体 | 4Uラックマウントシャーシ 420W 永久保証電源 |
外形寸法 | 幅482x高さ177x奥行429(mm) |
その他 | HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-BF90SA SCSIカード Adaptec AHA-2940AU |
備考 |
Plamo事例はリピートでご依頼をいただいており、ご注文いただくタイミング次第で多少仕様に変更がある程度ですので、ハードウェア的にこれといって特筆することはありません。
とはいっても、Linux Kernel 2.4世代が動くマザーボードも、そろそろ軒並み終息していく頃で、今回も今までとは別の製品を使用しています。
その関係で、LANのドライバは必要に応じてインストール作業を行います。
Plamo 4.03は、初期段階でe1000ドライバを持っていますが、IntelのGbE全てに対応しているわけではありません。
そもそも、今回使用したマザーボードのIntel GbEは、内部でPCI-E接続になっているため、e1000ドライバでは対応できません。
別途、e1000eドライバをインストールする必要があります。
ドライバインストールの方法自体は特に難しくありません。
- マザーボードに添付されているドライバCDを光学ドライブにセットして、とりあえず /mnt フォルダにマウントします。
# mount /dev/cdrom /mnt
※CD-ROMのデバイス名(場所)は、環境に応じて変更してください。 - CD内にあるLinux用ドライバのソース(圧縮ファイル)をとりあえず /tmp フォルダにコピーして、解凍します。
# cp /mnt/Intel/LAN/バージョン/LINUX/e1000e-x.x.xx.tar.gz /tmp
# cd /tmp
# tar zxfv e1000e-x.x.xx.tar.gz
※ファイル名や置き場所は、ドライバCDの内容に応じて変更してください。 - srcフォルダに移動して、ビルドします。
# cd /e1000e-x.x.xx/src
# make install
※実行権限とかその後を考えて、ここではmakeだけでなく、make installまでやっておきます。 - 最後にエラーが出ますが、ドライバファイル(e1000e.o)はできていますので、それをドライバ置き場のフォルダに手動でコピーします。
# cp e1000e.o /lib/modules/カーネルバージョン/kernel/drivers/net - e1000eモジュールをインストールします。
# depmod -a
# modprobe e1000e - エラーが出ますので、modules.confにエイリアスを手書きで加えますw
# vi /etc/modules.conf
(最後の行に加える)alias eth0 e1000e - リブートして、動作を確認します。
通常でしたら、1~3をやって、4を飛ばして5をやって7にいくのですが、今回は4と6が追加で必要だったため、ちょっと面倒でした;
なぜか、modprobeすると、1回目はエラーが必ず発生するのですが、2回目はエラーが出なくなるんですよね。
そうすると、その時はモジュールを認識してLANが使えるようになるのですが、リブートするとリセットされちゃうわけですね。
さながら、insmodのような。
仕方ないので、modules.confに一行加えて、強制的に起動時にモジュールを認識するようにした、ということになります。
このマザーボードにはLANが2ポートあるので、eth0だけでなく、eth1も加えて良いのですが、とりあえず起動時にモジュールを1つでも認識してくれれば、あとはifconfigでどうとでもなります。
直接、ネットワークの設定ファイルを編集してしまってもOKです。
要は、起動時にモジュールを認識せず、「このPCには外部へのネットワーク接続の手段がありませんよー」となってしまう状態だと、面倒なのです;
気になる方は、是非是非コチラへ。
←インストール時に出てくるPlamoのロゴ(?)ですね。
いやはや、これのおかげでLINUXのCUIに耐性が付いたものですよw
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