2011年7月6日水曜日

Plamo Linux 事例6

ご無沙汰しており…いやそうでもないですね。
ちょうど1週間ぶりですね。
先月以来、更新頻度が下がったため、なんかとても久しぶりに感じます。
くどいようですが、ネタがないわけではないですよー。
忙しいのです、特に今週は。

意外とプライベートではここ数週間でいろいろあって充実しているのですが、そのネタはまた後日にでも。




【要望】

OS:Plamo Linux 4.03 プリインストール

CPU:Pentium 4 3.0GHz
Memory:1GB
2Mode FDD
DVD-ROMドライブ
HDD:500GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:できれば3U 無理なら4U(奥行き:48cm以下)

hda1      swap 1GB
hda2 /     ext3 20GB
hda3 /home ext3 残り

contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用

英語キーボード設定


【弊社が提案したPCの構成】

OSPlamo Linux 4.03 日本語
チップセットIntel i945G+ICH7 M-ATX LGA775
CPUIntel Pentium4 631 3.00GHz/2MB FSB800 86W
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 512MB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体4Uラックマウントシャーシ 420W 永久保証電源
外形寸法幅483x高さ177x奥行429(mm)
その他予備用HDD 500GB S-ATA
HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-BF90SA
備考




意外と、Plamo LinuxをインストールしたPC事例のパターンって、いろいろあります。
Linux Kernel 2.4世代のPlamo Linux 4.03だけでも、E7230i3010と今回のi945Gと。
…ってまぁ、似たような世代と言われればその通りなのですが;


今回も、以前ご紹介した時と同様、S-ATAをIDE Compatibleモードに設定してOSをインストールし、後からEnhancedに戻す形でセットアップを行っております。
この方法は、ICH7であれば対応可能ですが、ICH8以降は恐らくできません
※確か、以前ICH9でできなかった記憶がうっすらと…。

また、IDE Compatibleモードに設定した際、どのポートがIDEのPrimary / Secondary、Master / Slaveになるかは、マザーボードのBIOS(設計)で異なるので注意です。
例えば、今回のマザーボード(avalue ERX-945G)では、IDE Compatibleモードに設定した際、下記のようなポート設定になりました。
※ちなみに、ERX-945GのBIOSでは、Compatible modeではなく、Conbined modeと表記されますが、同じ機能です。
マザーボードによっては、Combination modeという表記もあったような。まぁどれも似たようなモンですw

Primary MasterS-ATA 1
Primary SlaveS-ATA 3
Secondary MasterS-ATA 0
Secondary SlaveS-ATA 2

また、有効にできるのはPrimaryかSecondaryのどちらかだけとなっており、実質2ポートしか使えません(ERX-945Gの場合)。


あと、この方法を使ってS-ATAで使用できるドライブは、HDDだけです。
SSDは試していないというだけですが、S-ATAの光学ドライブは対応しておりません。
ですので、光学ドライブだけはP-ATA製品を用意する必要があります。

ところで、OSインストール時と一連の作業後では、デバイスの認識が変更されます。
例えば、OSインストール時はHDDがhda、光学ドライブがhdcだったとしても、作業が完了してOSを再起動すると、HDDはsda、光学ドライブはhda等に変更されます。
この辺は、OSが認識する「ストレージの接続コントローラとそのポート」によってデバイス名と順番が変更されますので、当然と言えば当然ですが、注意すべきは、それによってシンボリックリンクが効かなくなることです。
例えば、/dev/cdromは、OSインストール当初、上記の場合ではhdcにリンクされていますので、光学ドライブがhdaになったら、当然使えなくなります。
自動的に書き換わるような賢いものではありませんので、その場合にはリンクを張り直すなりする必要がありますので、ご注意ください。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したラックマウントシャーシです。


これと同じメーカーの製品ですね。
ベゼルやフタ(扉)の形状だけでなく、5"・3.5"の搭載可能数も若干異なります。
ただ、奥行きの長さやATX電源搭載可といったような形状の部分の仕様は同じです。

0 件のコメント:

コメントを投稿