先週は投稿している時間が無く…前回の投稿では、「4月からは、また定期的に投稿できると思います。」とか書いてた気がするんですが、アレー?(・ω・)
さて置き、学生の皆さんは、新しい環境で楽しい1週間を過ごされたのではないかと思います。
大学生はそんなの関係ないかもしれませんが、これから1年過ごす仲間と、青春を楽しんでいただければと思います。
新入社員の皆さんは、環境どころか生活そのものが新しくなって、怒涛の1週間だったのではないかと思います。
週末は花見真っ盛りの様相でしたが、心と体はリフレッシュできましたでしょうか?
部屋で休む人、友人と花見で盛り上がる人、会社の花見に駆り出された人、早速会社の愚痴をこぼす人、多種多様の過ごし方があったと思いますが、また1週間、頑張っていきましょう!
【要望】
OS:Plamo Linux 4.2x(SMPカーネル)
CPUのコア数とメモリは多い方が良い(Plamo 4.2xで対応可能な範囲で)
SSD(システム)
リムーバブルケース x2(SATA HDD用)
ケース:コンパクトな方が良い
静音電源
Display Port / DVI対応ビデオカード(できればDual Display)
フルカラーで解像度2560x1440以上出せれば良いが、Plamo 4.2xでは対応できない場合、DVIで1600x1200以上のスペックが良い
できれば、DVI 1600x1200とDisplayPort 2560x1440のDual Display、もしくは DVI 1600x1200とDVI 2560x1440のDual Displayを実現したい
Mini DisplayPortのディスプレイへ接続するケーブル(DisplayPort使用時)
CPUのコア数とメモリは多い方が良い(Plamo 4.2xで対応可能な範囲で)
SSD(システム)
リムーバブルケース x2(SATA HDD用)
ケース:コンパクトな方が良い
静音電源
Display Port / DVI対応ビデオカード(できればDual Display)
フルカラーで解像度2560x1440以上出せれば良いが、Plamo 4.2xでは対応できない場合、DVIで1600x1200以上のスペックが良い
できれば、DVI 1600x1200とDisplayPort 2560x1440のDual Display、もしくは DVI 1600x1200とDVI 2560x1440のDual Displayを実現したい
Mini DisplayPortのディスプレイへ接続するケーブル(DisplayPort使用時)
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Plamo Linux 4.22 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel i3420 ATX LGA1155 |
CPU | Intel Xeon X3450 2.66GHz(TB 3.2GHz)/8MB 4C/8T 95W |
メモリ | 合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 2GB x2 |
SSD | 120GB S-ATA MLC 2.5" |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ビデオ | nVidia Quadro 600 1GB PCI-E DVI-I x1 / DisplayPort x1 |
ネットワーク | 10/100/1000Base-T x2 |
外部I/F | USB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | PCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1 |
筐体 | ミドルタワー 600W 永久保証電源 |
外形寸法 | 幅202x高さ440x奥行485(mm) |
その他 | リムーバブルケース ラトックシステム SA3-RC1-BK x2 miniDPオス ⇔ DPオス変換ケーブル 白 2m MDP-DPM-2M x1 |
備考 |
今回は今までのPlamo Linux 事例と比べて、かなり新しい仕様です。
Linux Kernel(2.6.22)の世代的に、ギリギリ対応範囲内というところでしょうか。
ただ、これより古いLinux Kernelを使用しているCentOS 5(2.6.18)でも動いている仕様ですので、恐らく大丈夫だろうな、という感じでしたw
もちろん、SMPカーネルで全てのコアを認識して正常に動作します。
ただし、SATAはAHCIモードに設定しています。
標準のSATAモードですと、Plamo LinuxではHDDを認識しなくなりますので…。
LANとビデオに関しては、別途ドライバを用意してインストールしております。
特に、ビデオに関してはドライバを適用しないとデュアルディスプレイや解像度の設定ができませんので…。
ドライバを適用しますと、同時に管理ソフトもインストールされますので、X上で # nvidia-settings を実行して、デュアルディスプレイや解像度の設定を変更することができます。
管理ソフトの言語は英語になりますが、それは仕方ないということで…;
また、ハードウェア上のプライマリディスプレイポートはDVI側になっておりますので、DisplayPortを併用する場合は、要注意です(BIOSや初期CUIがDVI側に出力されます)。
また、今回デスクトップ環境としてGNOMEとKDE両方をインストールしてそれぞれの動作を確認しました。
GNOMEでは特に問題という問題は見受けられませんでしたが、たまにですが、KDEにすると、Xが立ち上がらなかったり、CUIに戻すと文字化けしてその後Xが立ち上がらなくなる、といったような症状を確認しました。
ただ、これはハードウェアに起因する問題ではなく、どうにもソフトウェア側(nVidiaドライバとKDE)の相性もしくはバグのような感じです…;
回避策としては、下記のような例があります。
- 一時的に /etc/X11/xorg.conf のDevice Sectionのドライバをvesaに書き換え、この状態でXの初回起動を行う
- 自動的に初期設定がされるため、問題がなければログアウトして、再度 /etc/X11/xorg.conf のDevice SectionをnVidiaドライバに戻す
- 改めてX上で # nvidia-settings を実行して、設定し直す
アンインストール方法は、nVidiaドライバファイル(NVIDIA-LinuxXXX.run)を --uninstall オプションを付けて実行します。
インストールもそうですが、CUI(ランレベル3)で実行することをお忘れなく!
どうでも良いですが、やはりビデオカードが搭載されて、ちゃんとドライバが当たってると、KDEの動きが非常に滑らかですねw
弊社にLinux搭載PCをお求めくださるお客様は、描画能力を求められる方が少ないため、ほとんどの場合がサーバー・ワークステーション用の処理能力が低いオンボードビデオになります。
そりゃLinuxでの用途を考えれば、その方が多いのはわかるのですが…。
でも、だからこそ、たまーに、Linuxでグリグリ描画できる環境を見ると、心が休まりますw
気になる方は、是非是非コチラへ。
←Plamo Linux 4.22のKDE画面です。
KDEのバージョンは3.5ですね。
普段KDEを使用するのはSUSEくらい(あと、KNOPPIX?)で、RHEL系(CentOSやVine、SLC等)がメインな弊社としては、ちょっと珍しいですねー。
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