2012年6月25日月曜日

研究・開発PC 事例17

6月はそこそこ投稿できたなぁ…と思ったのですが、4月ほどではありませんでしたね;
今ストックしてある記事はこれで最後になりますので、またストックを貯めていかないと…どんどん時代遅れになる
ネタはあるんですけど、投稿というか、記事づくりのペースが追い付いていかないです;


そういえば、現在弊社の標準キーボードはMITSUMIのKFK-EA9XTなのですが、PS/2ポートが搭載されていないマザーボードが若干増えてきたことを受け、標準キーボードをUSBタイプのものにしようかと、計画中です。
今までも、当然PS/2ポートがないマザーボードはありましたので、その際にはSolidyearのACK-230U等を使っていましたが、不良率がどうにも気になる数字をたたき出しておりまして…;
もちろん、お客様のご希望があれば、型番指定でキーボードを決め打ちすることもできます(弊社標準は、「お客様の指定がない場合」のキーボード、ということです)。

マウスも含め、キーボードは、入力装置としてお客様の好みがハッキリと別れる部分でもあります。
弊社では、採用の際に検証を行い、供給期間、耐久性、ストローク、反応、打鍵感、大きさ、価格、不良率等を加味して、コストパフォーマンスの良い製品を標準品とするようにしています。

今回、USBタイプのキーボードを標準品とするに当たって、複数の候補を挙げ、現在検証の真っ最中です。
候補に挙がったキーボードは、以下の6種類。

オウルテック:OWL-KB109NCシリーズ
http://www.owltech.co.jp/products/keyboard/KB109NC/KB109NC.html

オウルテック:OWL-KB109BM(B)Ⅱ(青軸)
http://www.owltech.co.jp/products/keyboard/KB109BM_B_II/KB109BM_B_II.html

エレコム:TK-FCM010シリーズ
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-fcm010/index.asp

Microsoft:Desktop 600シリーズ
http://www.microsoft.com/japan/hardware/keyboard/wired_desk600.mspx

shuttle:KB40シリーズ
http://www.shuttle-japan.jp/option/accessory/kb40

LEOPOLD:FC400RR/JB(赤軸)
http://www.archisite.co.jp/leopold_400.htm


今回は波乱の予感…。
決まりましたら、またご連絡させていただきたいと思います!




【要望】

用途:ベースのWindows 7 (x64)にVMWareを入れて、その中でUbuntuを複数使う

予算内で高スペック

CPU:4Core HT 3GHzくらい
RAM:DDR3 8GB

HDD:1TB(RAID 1)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
ビデオ・グラフィック:性能は問わない。並みで良い。

ケース:ミドルタワー


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし
チップセットIntel Z68 ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600K 3.40GHz(TB 3.8GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x2
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:1TB)
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce GT 520 1GB PCI-E
D-Sub x1 / DVI-I x1 / HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x10 / IEEE1394 x1 /
e-SATA x1 / PS/2 x1(keyboard/Mouse)
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x2 / PCI x2
筐体ミドルタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他RAIDカード:Adaptec RAID 6405E S-ATA 6Gb/s 4Port PCI-E(x1)
備考




今時を考えると、Z68って…もう昔のチップセットですね。
時間の経つことの何と早いこと…。

それはさて置き、ご使用になるUbuntuのバージョンや、ネットワークをどのように設定されるか(NATやブリッジ等)が不明だったため、マザーボードはIntel LANが搭載されている製品を選択しました。
VMware上のLinuxとはいえ、用途によってネットワークの使い方や設定の仕方が異なりますし、複数のゲストOSを同時に使うということは、ネットワークへの負荷も高まりますので、Linux上で確実に動作し、且つ動作の安定性に優れたIntel NICが一番間違いないです。


RAIDに関しても、Linuxでの動作を考慮してハードウェアRAID製品を選択しています。
以前、Z68やH67、C204でLSIと3ware製品が正常に動作しなかった(相性問題だと考えられます
)ことがあり、Adaptecにしました。
ハードウェアRAIDの安定性なら3ware、それを吸収したLSIもSASに強いので、新しいチップセットへの対応等も良いのでは…と思っていただけに、ちょっと残念です。

逆に、AdaptecはPMC傘下になって、本体のファームウェアや付属のドライバCDに収録されているドライバやストレージマネージャのバージョンが現行にかなり近くなっており、そういった面ではかなり良くなったと思います。
以前は、4年も前のファームウェアやドライバCDを平気で出荷していましたので…。


なお、OSはお客様側でご用意されるとのことでしたので、弊社出荷時の段階では、OSなしとさせていただいております。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Adaptec RAID 6405Eです。

SATA 6Gb/s対応品で、これ以前の製品とSATA 6Gb/s HDDを合わせると、正常に動作しません。
チップセットとRAIDカード、RAIDカードとHDD、組み合わせは結構悩みます…。 

0 件のコメント:

コメントを投稿