2011年1月26日水曜日

CAD用PC 事例2

そういえば、ここのところ「役に立つかもしれないネタ」の時もGALAXY Sネタばかりで、IT時事ネタをご紹介する機会がめっきり減ってしまいましたね。
まぁ、私が紹介するネタなんて、感心事の高い方々にとってみれば、すでに旬を過ぎてチェック済みの記事ばかりですので、あまり大した影響なんてないんでしょうが;

そもそも、昨年末辺りからそういった時事ネタをチェックできていないのです。
最近になって、また久しぶりにチェックする時間を作れるような心の余裕ができましたので、また折を見て気になる記事をご紹介したいと思います。




【要望】


用途:3D CAD(SolidWorks 2011 Standard)

OS:Windows 7 Professional

筐体サイズ:ミニタワー


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 日本語
チップセットIntel G41+ICH7 M-ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8600 3.33GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia Quadro FX 580 512MB PCI-E
DVI-I x1 / DisplayPort x2
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体スーパーミニタワー 300W
外形寸法幅140x高さ323x奥行276(mm)
その他
備考



現在はAutoCAD LT 2007をご使用されており、SolidWorks 2011を導入したところ、スムーズに動作しないということで、お問い合わせをいただきました。
当初はAutoCAD LT 2007も動作させるため、OSはWindows XPということでご要望をいただいておりましたが、Windows 7 Professional OEMのダウングレード権を使用し、弊社で作業を代行する場合、作業代行分の価格をお願いしております。
今回はSolidWorks 2011がスムーズに動けば良いということで、OSはWindows 7 Professionalプリインストールという形になりました。

参考:AutoCAD LT 2007 動作環境
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=14155014&linkID=14087944


PCの構成に関しましては、ご予算内でバランスの良い仕様に設計しました。
ケースに関してだけは、ご予算の関係でスーパーミニタワーにしております。
やはり3D CAD用PCですと、OpenGLに特化したビデオカードは必須ですね。

弊社では、こういった場合ほとんどQuadroを使用します。
FireGLという選択肢もありますが、入手性と対応の幅の広さから、Quadroを選択することが多い、ということです。
3D CADに限りませんが、APIがOpenGLのソフトは、ソフトの種類やバージョンによって、ビデオカードの相性や対応がかなりシビアですので、お問い合わせいただいた内容によって、製品を選択させていただいております。
ソフトによっては、ドライバのバージョンまでwebに掲載されている場合もありますので、参考にしております。

参考:SolidWorks CAD & Simulation & その他製品 動作環境
https://supportswj.solidworks.co.jp/pages/services/systemrequirements.html


参考:SolidWorks社製品のグラフィックカードドライバ対応
http://www.solidworks.com/sw/support/videocardtesting.html


気になる方は、是非是非コチラへ。


←SolidWorksのロゴですね。

フランスのダッソーシステムズ社製品ということで、CATIA同様、ダッソーシステムズのロゴに組み込まれている形です。
前回ご紹介したとおりですね。

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