2011年6月29日水曜日

研究・開発PC 事例7

暑い。


暑いね。
暑いですよー。
有体に言って、暑いです。

梅雨は明けたんでしょうか。
カラッというか、蒸し暑いです。気候のせいでしょうか。

先ほど飲み物を買いに、事務所近くの自販機まで歩いて行ったのですが、財布を開けてみたら、小銭が80円とちょっと…。
大きい口には樋口さんと福澤さんしかいません。
単に炎天下の散歩を楽しんできてしまっただけでした。
これぞ正にリアルタイム!(何

…仕事中だと言うのに、熱暴走中です。




【要望】

OS:なし

マザーボード:お任せ
CPU:Core i7-2600K
メモリ:8GB

SSD:Intel 320Serirs SSDSA2CW160G3
HDD:500GB SATA 6Gb/s
光学ドライブ:BD 読み書き(R/RE対応)Drive

DisplayCard:DVI * 2 が使えるもの



【弊社が提案したPCの構成】

OSなし
チップセットIntel P67 ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600K 3.40GHz(TB 3.80GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x4
SSD160GB S-ATA MLC 2.5"
Intel 320 Series SSDSA2CW160G3
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブBD R/RE対応ドライブ
ビデオnVidia GeForce GTX 550 Ti 1GB PCI-E
DVI-I x2 / Mini-HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x8 / IEEE1394 x1 /
e-SATA x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x2 / PCI x3
筐体ミドルタワー 700W 永久保証電源
外形寸法幅205x高さ430x奥行468(mm)
その他
備考静音加工




ハードウェア的には、Sandy Bridgeを使用した構成というだけで、特筆するところはないのですがw

ただ、今回使用したASUS P8P67 LEは、SATAの設定が、デフォルトでAHCIのようです
BIOSのバージョンの関係かもしれませんが、SATAの設定のデフォルトは、マザーボードによって異なりますのでご注意を!
Windows 7やLinuxで使う分には良いかもしれませんが、Windows XP等を入れる場合には、AHCIのドライバを事前に用意しておくか、もしくはSATAの設定を変更する必要がありますからね。


さて、以前もご紹介しましたが、今回の注目ポイントも、やはり「静音加工」ですね。


サイドパネルには最初から制振・吸音シートが貼られていますが、振動しているのは本体ですので、PC稼働状態で触診して、振動箇所を確認し、制振シートをペタペタ貼っていきます。
一面に張ってしまっても良いのですが、スタッドのところまでシートで埋めてしまうと、後々M/Bを交換したくなった場合等に面倒なことになりかねませんので、スタッド穴は避けるのが望ましいです。


PC内部の底面も、よく共振する箇所です。
仮に振動がなかったとしても、制振シートを貼ってPCの重量を上げれば、それだけで振動の抑制につながります。
重いパーツが筐体中央より上に集まってしまっている場合なんかは特に、筐体底面に制振シートを貼るのが外せませんね。
重心は低い方が安定しますので。

ちなみに、これらの写真2枚の量で、制振シート1枚分です。
計画的に、無駄なく使いましょう!
計算して切らないと、どこにも使いようのない切れ端とかができちゃいますからねー…。


フロントフェイスの内側には、吸音シートを貼りつけます。
PCの設置個所や環境にもよりますが、結局のところ、音を感じる人の耳は、PCの前面の場合が多いですので、PC内部で発生している音(HDDやCPUファン等)が前面に漏れるのを防ぐため、フロントフェイスの内側で吸音するのが効果的だと考えられます。
今回使用しているケースは上下左右の密封性が高く、PC内部の音は、前後から漏れるような構造になっています。
フェイスと筐体の隙間や、排熱のための穴を塞いでしまっては熱の問題が新たに発生してしまうため、せめてフェイスの壁に当たる音を減らすということですね。


もちろん、BIOSやファンコントローラでファンの回転数を減らすのも忘れませんよ!
当然ですが、静音効果が一番高いのは、「音の発生源を減らす」ことですからねw


気になる方は、是非是非コチラへ。


←計画的に使わないと、このように、残骸ばかりが残っちゃいますよwww


もっとエコを意識して!www

2011年6月21日火曜日

Sandy Bridge検証 6

前回の続きです!


※下記検証内容及び検証結果は、同種・類似チップセットの全てのマザーボードやPCパーツで共通するとは限りません。
また、検証内容や結果に対してのお問い合わせ・サポートは受け付けておりません。
悪しからずご了承いただくのと同時に、参考程度にご覧くださいますと幸いです。




【検証に使用したパーツ】
マザーボード:Supermicro X9SCA C204 ATX
マザーボード:Supermicro X9SCM C204 M-ATX
マザーボード:ASUS P8H67-M PRO H67 M-ATX
CPU:Xeon E3-1230 3.20GHz/8MB 4C/8T LGA1155【C204使用時】
CPU:Core i7 i7-2600K 3.40GHz/8MB 4C/8T LGA1155【H67使用時】
メモリ:合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 2GB x2(ACTICA CT2GHU72C8H1333H 2Gb IC Hynix)【C204使用時】
メモリ:合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x2(Samsung Original)【H67使用時】
電源ユニット:AcBel PC7062-R88/600W(12V2:25A)
【検証に使用したLinuxディストリビューション】
Red Hat Enterprise Linux(以下RHEL) 6
RHEL 5.6
CentOS 5.5
openSUSE 11.4



今回は個別の具体的な解説です。
前回ご紹介したまとめと合わせれば、百人力!(きっと)


【Supermicro X9SCA + CentOS 5.5 / RHEL 5.6】
(結論)インストーラーが立ち上がった段階で、boot : linux vesa でインストールすることをお勧めします。

インストール時に、OS側でグラフィックを勝手にMatroxコントローラと認識してしまいますので、mgaドライバを組み込もうとします。
しかし、このドライバは、マザーボードに搭載されているG200eWに対応していないため、インストーラーがGUIに切り替わる段階で画面が出なくなります。
仮にCUIでインストールを進めたとしても、インストール完了後、Xを立ち上げようとすれば同じことになってしまいますので、結局 xorg.conf を手動でvesaに書き換える必要が発生してしまいます。

「vesaじゃあナァ…」という方は、ビデオカードの追加をお勧めします。
ただし、ジャンパーでオンボードビデオをOFFにするか、BIOSでグラフィック出力の優先順位を変更する必要がありますので、ご注意を。


【Supermicro X9SCA / X9SCM + RHEL 6】
(結論)インストール時にBase Videoを選択することをお勧めします。

これも、やはりOS側で勝手に通常のビデオ認識をさせてしまうと、GUIに切り替わる段階で画面が出なくなりますが、こっちはもっとやっかいで、リセットしても画面が全く出なくなるという症状を確認しました。
原因はつかみきれいませんが、PC側を完全に放電して、モニタも一度電源を切って、やっと症状が改善することを確認しました。


【Supermicro X9SCA + openSUSE 11.4】
(結論)インストール後にxorgの書き換えが必要です。

インストール時はGUIで問題ありませんが、安心したのも束の間、インストールが完了して再起動すると、OS起動時(GUIへの移行段階)に画面が出なくなりますw
というわけで、ランレベル3でOSを起動して、# Xorgconf -configure で xorg.conf.new を生成して、ドライバをvesaに書き換えて、/etc/X11/ へ xorg.conf としてコピー(もしくは移動)します。
openSUSEは11.2からxorgが廃止されていますので、必要に応じて手動で生成する必要があります。


【Supermicro X9SCM + CentOS 5.5 / RHEL 5.6】
(結論)インストーラーが立ち上がった段階で、boot : linux vesa でインストールすることをお勧めします。

基本的に、上述のX9SCAと同じです。

ただ、こちらはインストール時にLANを1つしか認識しませんでした。
X9SCAはIntel 82574Lが2ポートですが、X9SCMはIntel 82579LM と 82574Lですので、恐らくCentOS / RHELのバージョン5世代では、標準で搭載されているIntel LANドライバが82574Lに対応していないのでしょう。
Linux Kernel 2.6.18だからですかねぇ…まぁ、IntelならOSインストール後にドライバをかませば何とかなるでしょう(楽観)。


【Supermicro X9SCM + openSUSE 11.4】
(結論)インストール後にxorgの書き換えをお勧めします。

ぶっちゃけ、書き換えなくてもいけます
X9SCAと何が違うのかよくわかりませんが、このマザーボードでは、インストール後にxorgを書き換えなくてもXが動作しました。
ただ、vesaに書き直した方が、動作が安定している印象でしたので、やはりOSインストール後にxorgを書き換えたほうが良さそうです。
うーん、X9SCAとX9SCM、ブロック図を見ると、どちらもMatrox G200eWがNuvotonチップにぶら下がっている形になっているので、同じに見えるのですが…。


【ASUS P8H67-M PRO + CentOS 5.5 / RHEL 5.6】
(結論)ビデオカード追加をお勧めします。

CUIでならインストールを進められますが、インストール後もXは動作しません。

ちなみに、一応、Sandy Bridge対応のLinux用Intelグラフィックドライバは提供されております
ただ、まだバグもありますし、そもそもLinux用のIntelグラフィックドライバはインストールが面倒なんだ!o(`ω´)oLinuxカーネルが新しくないとインストールできません。
カーネル2.6.18のCentOS / RHEL 5.xでは使えなさそうですね…。
※Intel 2011Q1 graphics packageは、Linux Kernel 2.6.38 と一部の新しいパッチが適用されている必要があります。
カーネルをリビルドして何とかしてIntelドライバを適用させるとか、そういった検証は行っておりません。悪しからず。


【ASUS P8H67-M PRO + RHEL 6】
(結論)特に問題なし。

優秀ですね(何


【ASUS P8H67-M PRO + openSUSE 11.4】
(結論)LANだけ別途インストールが必要。

RHEL同様、グラフィック的な面での問題はありません。
Intelドライバがデフォルトのようで、あえてvesaドライバを使ったりすると、逆に動作がおかしくなります
ただ、Intelドライバでも一部表示がおかしくなる時もありますが…;

LANはRealtek 8111Eですので、メーカーサイトからドライバをDLしてインストールするのもアリですが、動作に怪しさを醸し出す原因になりかねませんので、Intel NICを追加するのがスマートだと考えられます!(`・ω・´)キリッ




ひとまず、個別の検証結果は大体こんな感じです。
具体的に案件があった際にはもっと詳細をご紹介できると思いますが、とりあえずは触りの部分だけですね。


ちなみに、他のディストリビューションでもいくつか試していますが、ご紹介できるレベルではありません…;

ざっとですが、Fedora 15では、どれも特に問題ありませんでした
さすがは最新のディストリビューション。
Ubuntu 11.04は…覚えてませんw
Scientific Linux CERN(SLC)6は、RHEL 6と同じですw


というわけで、今回はこの辺で!
次回の検証はZ68ですかねー。

2011年6月20日月曜日

Sandy Bridge検証 5

Sandy Bridgeマザーボードの販売が再開されてから、早2~3か月が経とうとしています。
件のチップセット問題で販売が停止されていた間にたまってしまった注残分の関係で滞ってしまった分も、最近になってやっと大分解消されてきた感があります。
その間にワークステーション用のチップセットも出てきて、今がまさに「さぁこれから!」という時期ですね。

というわけで、前回に引き続き、弊社で行ったSandy Bridge検証のご紹介をしようと思います。
今回は、皆さんも気にされているかもしれません、Linux on Sandy Bridgeです。
下記内容は、全て「Sandy Bridge仕様にLinuxをインストールする」という前提ですので、それ以外のOSのことは完全に省いています
ご注意ください。


前置きはさて置き、とりあえずご紹介していきましょう。


※下記検証内容及び検証結果は、同種・類似チップセットの全てのマザーボードやPCパーツで共通するとは限りません。
また、検証内容や結果に対してのお問い合わせ・サポートは受け付けておりません。
悪しからずご了承いただくのと同時に、参考程度にご覧くださいますと幸いです。




【検証に使用したパーツ】
マザーボード:Supermicro X9SCA C204 ATX
マザーボード:Supermicro X9SCM C204 M-ATX
マザーボード:ASUS P8H67-M PRO H67 M-ATX
CPU:Xeon E3-1230 3.20GHz/8MB 4C/8T LGA1155【C204使用時】
CPU:Core i7 i7-2600K 3.40GHz/8MB 4C/8T LGA1155【H67使用時】
メモリ:合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 2GB x2(ACTICA CT2GHU72C8H1333H 2Gb IC Hynix)【C204使用時】
メモリ:合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x2(Samsung Original)【H67使用時】
電源ユニット:AcBel PC7062-R88/600W(12V2:25A)
【検証に使用したLinuxディストリビューション】
Red Hat Enterprise Linux(以下RHEL) 6
RHEL 5.6
CentOS 5.5
openSUSE 11.4




まずはマザーボードの共通点からご紹介していきましょう。

  • S-ATAポートについて

結論から申し上げますと、「AHCIで使うのが無難」ということですね。
それ以外では、「全く使えない」か「一応使えるけど制限付き」ということになりました。
「制限」というのは、ポート数やポートの位置であったり、OS(ディストリやバージョン)であったり、ですね。

やはり現状のLinuxでは、新しいチップセットのS-ATAコントローラに対応していないということでしょうね。
これが、今後Linuxカーネルにこのこのコントローラのドライバが組み込まれていくのかは不明ですが、AHCIで使えるのであれば、あえて新しいドライバを追加する意味はあまりないのでは…と個人的には思います。
AHCIがたとえS-ATA規格範囲外であったとしても、現実的にはチップセットもOSもストレージもAHCIをサポートする土壌がすでにできているわけですので。




  • グラフィックについて

結論から申し上げると、下記2点に集約されます。

  • Supermicro系は boot : linux vesa などで自動検知のmgaを使わずに、vesaドライバでインストールする。
  • ASUS系のコンシューマ向けマザーボードを使用する場合は、基本的にビデオカードを追加する。オンボードグラフィックは極力使わない。

詳細は後日ご紹介しますが、Supermicroのワークステーションチップを搭載したマザーボードは、Matrox(一部のマザーボードでは、Nuvotonチップに統合されております)のグラフィックが搭載されており、CPUが持つIntelのグラフィックコントローラが使用できない仕様になっております。
Linuxでは、このMatroxコントローラを検知してmgaドライバを組み込もうとしますが、それだと不具合があるということですね。
IntelのCPU統合グラフィックも、一部のディストリビューションでは自動検知のドライバでいけますが、全部が全部対応しているわけではありませんので、やはり不具合が発生します。
これに対しては、ビデオカード(nVidiaチップ等)を追加することで回避できる、ということですね。


あと、ハードウェアエンコード機能に関しては「使えない」と考えた方が良いですw
あの機能は、CPUが持つグラフィックコントローラが有効になっており、且つIntel提供のドライバがOSにインストールされている状態でやっと使用できるものですので;
仮にそこまではクリアしたとしても、そもそもその機能を有効活用できるエンコーダーがあってナンボですので、Linuxにそのエンコーダーを求められますか?というw
上記のとおり、ビデオカードをさしたり、別のグラフィックチップが有効になっている状態では、まぁ使えないですね。




という感じで、今回はこの辺で。
ぶっちゃけ今回の分だけ押さえておけば、大抵のことには応用できると思いますがw
次回は、個別の組み合わせに関して、詳細をご紹介します。


あ、そうそう。念のため。
以前ご紹介しましたが、お客様からのご指定・ご要望がない限り、弊社で販売しているLinux PCの動作保証に関しましては、「OSがインストールできること」、「有線ネットワーク(LAN)が動作すること」、「X Windowが動作すること」の3点になっております。
今回の検証もこの動作保証内容に沿っておりますので、特別な(特定の)インストール方法やLAN以外の各デバイスの動作に関しては保証しておりません。
グラフィックに関しても、「X Windowが動作すること」までですので、特定のドライバを採用した動作も保証対象外になります。

2011年6月17日金曜日

GALAXY Sをめぐる闘い 10

Androidのバージョンを2.3にUPして、数日が経ちました。
先日も書きましたが、ページ移動や切り替わりのモーションが滑らかになっており、個人的にはその分若干遅くなったようにも…;
でも、カクカク感がなくなって、気持ちは良いですね(・ω・)

ここ数日でいろいろありましたので、まとめてご紹介します。




で、あまり使っていなかったので気にしていなかったのですが、Androidを2.3にしてから、SNS browserが正常に動作しなくなっていました。
アカウントのチェックが外れていたので、それは設定のところでチェックを入れれば良いのですが、それでもTL(Time Line)が表示されないのです。
何やらFacebook、mixi、Twitterのセッションが切れてしまったということですが、ハテ。


FacebookアプリやTwitterアプリ自体は問題なく動作し、ログインもでき、TLも表示されます。
ハテなー?(・ω・)と思って、アカウントと同期の設定を確認したところ、Facebook、Twitterが同期エラーとなっていました。
mixiは電話帳同期がないので、エラーという形では表示されていませんでしたけど。

「同期は現在一時的に使用できません。少しお待ちください。」というメッセージが出ていましたので、2日くらい待ちましたが、症状改善せずw
再同期しようとしても、症状改善せず。


どうにも、同じような症状が発生した人は多いようですが、これといった解決策がないようで。
待てば直る人もいれば、待てど暮らせど直らない人もいますし、工場出荷時に戻された方等、いろいろ試した方もいるようです。
私もまぁいろいろ見てみましたが、どうやらものすごく簡単なことだったようですw


  1. SNS browserウィジェットを配置したホーム画面で読み込みに失敗させるなりすると、通知のところに「セッションが切れました。」的なメッセージが出ます。
  2. 上からガバッと通知一覧を表示させて、セッションが切れたアカウントの通知をタップすると、ログイン画面に移動します。
  3. それぞれのアカウントで、再ログインします。

以上www


これで正常に動作することを確認しました。
イヤしかし、再ログインが必要という情報は知っていたものの、「どこでそれをできるんですか?(・ω・)」という感じでしたw
通知のところからログイン画面に移行できたものの、ぶっちゃけ未だに通常画面からではどこにログイン画面へ移行できるのかわかっていません。
まさかアカウントを消して再度アカウントを追加するとか、その後の設定が面倒ですし…。

まぁ、とりあえず今回の件は片付いたので、それで良しとしておきましょうw




いろいろソフトウェアをアップデートしました。
その中に、メモ用カメラというソフトがあります。
音が鳴らないカメラということで、重宝しています。
…イヤイヤ、犯罪的な意味ではなくwww

で、これが、アップデートしたら正常に動かなくなってしまいましたwww
ソフト自体は起動しますが、写真を撮るとフリーズしてしまいます。
1回目は強制終了できたのですが、2回目は電源が落ちてしまいましたwww

いやはや、ソフトウェアのアップデートで動作がおかしくなる例はこれに限った話ではない…というよりAndroidでは日常茶飯事の出来事ですが、強制終了ならまだしも、さすがにOSごと落ちるのは初めてです;
とりあえず、次回のアップデートを待つことにしましょうw
まぁ、機種(ハードウェア的な仕様)の問題であったり、OSのバージョンの問題であったりと、トラブルはつきもののスマホ…というかAndroidケータイですが、それも含めて楽しめる人が使うものですねw




Firefox 4をGALAXY Sに入れてみました。
仕事でも家でもFirefoxを使っていますので、設定を同期できるのは良いなーと。

GALAXY S標準のブラウザ、ページの読み込みが遅いのです。
多機能・高速ブラウザといことで有名なDolphin Browserを以前入れたことがあったのですが、なんか馴染めなかった。
Opera Miniもまぁ悪くなかったのですが、なんか微妙だった。


で、問題はここからです。
標準ブラウザを変更しようと思ったのですが、「設定」→「アプリケーション」→「アプリケーション管理」→「全て」タブで「ブラウザ」を開いて、下の方に「デフォルトでの起動」という項目に「設定を消去」というのがあるらしいのですが…ない…;

…もしかして、Windowsのように、デフォルトのブラウザを1つ決めてしまうのではなく、ホーム画面の「ブラウザ」をタップしたり、URLをクリックしたりして、「インストールされているブラウザを選択できる状態」が、変更された状態なのでしょうか?
動きを確認する限り、なんかどうにもそんな感じが…;
なんか、とってもがっかりですw




気づかぬうちに、アプリの中に「ダウンロード」というアイコンが追加されていました。
単純に、ダウンロードフォルダへのショートカットというだけなのですが…まぁ、フォルダ構造を把握しないで使う方には親切なんだろうなぁ…とも。


あと、以前よりもスクリーンキャプチャが取りやすくなった気がします。
スクリーンキャプチャの撮り方は、戻るボタンを押しながらホームボタンを押すのですが、以前は戻るボタンを押すと、勝手に戻ってしまうことが多かったのでw

上の画像がスクリーンキャプチャなわけですが、背景は気にしないでくださいwww
俺の趣味www




なんやかんやで何かと問題の多いAndroidスマホですが、まぁそれをどうにかしようと楽しむ人のためのものだとホントによく思いますw
安定を望むのであれば、iPhoneの方が良いんでしょうね。
この不安定感を楽しみましょう!w

2011年6月16日木曜日

GALAXY Sをめぐる闘い 9

先日、中途半端にアップデートしたGALAXY Sですが、いつの間にか2.3が提供されていたようですw

アップデートをチェックしていたわけでもなんでもありません。
6/7、先日のGALAXY Sネタ記事へのアクセスが集中しており、「なんで?(・ω・)」と思っていたのですが、どうやらその日に2.3の提供があったようで、勘違いした人が集まってしまったわけですね。
いやはや、マーケスタッフのFが気づいて知らせてくれたのですが、さすが、アク解からそういう分析調査ができる人間は大したものだと。


さて、もうすでに多くのページで紹介されているので、出遅れ感満載の旬を過ぎてしまった話題ではありますが、一応アップデートの手順を踏んでおきましょう。


とりあえず、Samsung Kiesを立ち上げます。
GALAXY Sのアップデートは、Samsung Kiesでないとアップデートできないようですので。
Samsung Kiesを立ち上げると、アップデートがあるよーというメッセージが出ますので、最新版に更新します。
多分、アップデートしないとGALAXY Sもアップデートできないんでしょうね。
Samsung Kiesをインストールしていない方はコチラ

あ、そうそう。
私の場合は、前回の反省を踏まえて、先にtempおよびtmpフォルダを一時的にHDDの任意の場所に設定しておきますw


で、PCとGALAXY Sを接続しますが、GALAXY S側でUSB設定を「Samsung Kies」モード(GALAXY Sの「設定」→「無線とネットワーク」→「USB設定」)にした状態で接続する必要があります。
USBデバッグ(GALAXY Sの「設定」→「アプリケーション」→「開発」)もOFFにしておきます。
PCに接続すると、勝手に新しいデバイスを認識しますが、ドライバのインストールに失敗しますwww
やっぱり、またUSBドライバを更新しなきゃダメなようですね。



USBドライバもアップデートして、GALAXY Sを接続して、GALAXY SをPCに認識させて、Samsung Kiesを立ち上げ直して、やっと準備完了です。
Samsung Kiesを立ち上げると、勝手にアップグレードのメッセージが出ますので、更新を進めます。
一応、注意事項は読んでおきましょうw
バックアップはお好みで。









アップグレードが終わると、勝手にGALAXY Sが再起動しますので、それで終わりです。

見た目は…おお、なんかユーザーインターフェースが微妙に変わってますね。
また、ページ移動や切り替わりのモーションが滑らかになっています…が、これは、その分若干遅くなったように感じる人もいるのでは…;
それ以外は、まぁ、使いながらですかねw

とりあえず、恐らくGALAXY Sのアップデートはこれで終わりじゃないかなーと思います。
今後2.4に上げられるの可能性もないわけじゃないですが。
少なくとも、3.0以降に上げられる可能性は低いと思いますw


GALAXY S2も出ますし、今後もスマホから目を離せませんね!
今回のアップデートのチェックをしていなかった私が言うのもなんですがwww

2011年6月15日水曜日

組込PC 事例13

昨日の告知のとおり、6/134に「産業PCおてがら屋」の姉妹サイト「研究PCおてがら屋」が開設されましたので、それに合わせて背景を変えてみました。
産業PCの方が緑、研究PCの方が青ということで、とりあえず両方入れてみた

なるほど、こうやって配置してみると、まるで青空と野原のようですね。
まぁ、会社側にそんな意図は全くないのでしょうがw

このブログは両サイトからリンクが貼られていますので、ブログのタイトルも単なる「おてがら屋」の生情報ブログということにしました。
このブログ開設当初にこうなると予想していなかった、計画性の無さを露呈してしまいましたね。はっはっは。


さて置き、今後とも「産業PCおてがら屋」「研究PCおてがら屋」両サイト共々、弊社をご愛顧くださいますようお願い申し上げます。


そうそう、ついでに技術ネタのまとめページも作ってみました。
投稿記事が増えてしまって、ラベルとか検索バーからじゃ探しにくくなってしまいましたしね。
ラベルの意味がほとんどない。

ところで、Bloggerの個別ページって、サイドバーのガジェットだけでなく、タブで表示できるようになったんですねー。
これは良い良い。
今はとりあえずーな感じが否めませんが、少しずつ増えていくと思いますので、探すのが面倒になった方はコチラからどうぞー。




【要望】

OS:なし(Windows 98 SE予定)

メモリ:512MB
HDD:2台、リムーバブルケースに内蔵して5インチベイに搭載
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ

筐体サイズ:デスクトップ型 横440x高さ177x奥行き500mm以下
電源:Nipron製

CPUファンはボールベアリング希望


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(Microsoft Windows 98 SE 日本語 予定)
チップセットIntel i845GV+ICH4 ATX Socket478
CPUIntel Celeron 2.00GHz/128KB FSB400 52.8W
メモリDDR400 PC3200 512MB
HDD80GB P-ATA 7200rpm 3.5" x2
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100Base-TX x1
外部I/FUSB x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FISA x2 / ISA or PCI x1 / PCI x3
筐体4Uラックマウントシャーシ ブラック
Nipron PCSA-300P-X2V 300W -5V対応
外形寸法幅429.8x高さ177x奥行429(mm)
その他HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-AF80IP x2
備考




「研究PCおてがら屋」開設後一発目ですが、今回ご紹介する事例は産業用PCですwww
弊社のサイトにある事例「PC-LEG002」をご覧になってお問い合わせいただいた案件の事例です。


当初は光学ドライブのご指定をDVD-RAM(パイオニア製)といただいておりましたが、現状パイオニア製のDVD-RAMドライブはなく、DVDスーパーマルチも全てS-ATA仕様になっているため、Windows 98 SEを動作させられるようなPCでは搭載できません。
今回は、弊社デフォルトのP-ATA DVDスーパーマルチドライブでご案内させていただきました。

が、マザーボードの12V電源コネクタ位置との兼ね合いから、弊社デフォルトの光学ドライブではなく、スリムDVDスーパーマルチ(P-ATA)を採用し、5"ベイにマウンタを加えて対応しました;
いやぁ…ケースの構造(奥行きの長さ)から、干渉することはないだろうと踏んでおり、実際干渉することはなかったのですが、まさか電源コネクタの真上に光学ドライブが来てしまうとは
また、スリムDVDスーパーマルチドライブも、まだP-ATA製品が流通しているとはいえ、現状黒ベゼルの製品しかありませんので、当初筐体は白でご要望をいただいておりましたが、これにより筐体やHDDリムーバブルケースも黒に変更しました;


加えて、Windows 2000用のDVD-RAMドライバもご要望をいただいておりましたが、こちらに関してはご提供できませんので、ご了承をいただきました。
以前、カートリッジタイプ対応のDVDスーパーマルチドライブ(例:Panasonic LF-M821JD)にはWindows 2000用のDVD-RAMドライバが付属されていましたが、最近は、各CD/DVDライティングソフトメーカー独自のDVD-RAM書込みソフトをインストールすることで、DVD-RAMを使えるようにしていますので、DVD-RAMドライバが付属されてこないわけですね。
また、ドライバはwebなどで無償提供されているものでなければ、たとえ光学ドライブにドライバCDとして「(無料)付属」してきていても、ライセンス使用料が発生しております。
つまり、そのドライバライセンス使用料金が、光学ドライブの販売価格に含まれている、ということですね。
これを無償提供できる状態にしてしまうのは、ライセンス規約違反になるため、ご提供できません。
※ドライバを提供しているメーカーにライセンス料金を支払えば、使って良いということになりますが、通常ソフトウェアは、パッケージ製品でない場合、ほとんどがOEMでの提供になります。
 ドライバですので、使用するのにライセンスキー等はありませんが、その分ある程度ボリュームでの購入が必要になります。
 ちなみに、現在Panasonicではドライバのアップデートファイルを無償提供しておりますが、差分ファイルですので、あらかじめドライバーソフトがインストールされていないとアップデートできません。


筐体サイズに関しては、縦と横を鑑みると、4Uラックサイズがちょうど良さそうでしたので、ラッキングに使う耳(取っ手)の部分を納入時に外す形で対応させていただきました。
耳を含めると、横幅は482.6mmですが、耳を取れば429.8mmで、お客様のご要望の範囲内になりますので。

…ところで、あの、ラックマウントシャーシのの部分って、なんか正式名称あるんでしょうかw
大抵、ラックマウントシャーシの「耳」とか「取っ手」で通じちゃうんですが…。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←P-ATA用HDDリムーバブルケージ(+カートリッジ)です。

HDDにしても光学ドライブにしても、P-ATA製品が続々と姿を消していく今、いつまでご提供できるか…。

2011年6月14日火曜日

テガラ、“研究機関向け”PC販売サイト「研究PCおてがら屋」を開設

大学の研究室や企業の開発部門での利用を想定特定のソフトウェアや装置への最適化など、研究効率アップを追求


カスタムPCの製造販売会社テガラ(本社:静岡県浜松市,代表:佐藤俊彦)は,新たに研究用PCを専門に販売するWEBサイト「研究PCおてがら屋」を開設した。 WEBに掲載した製作事例をベースに,ユーザーの希望に応じて仕様を設計し、自社で組み立てを行う。

一般的なBTO通販サイトと異なり,スタッフとメールで直接打ち合わせることで,個々のユーザーの細かいご要望に応えることができる。また、個々の研究者が利用しているソフトウェアや装置に最適化したPCを製作できることや、カスタムメイドであっても評価機を用意できることなどが特長だ。マルチコアCPU、大容量メモリを搭載したPCの製作も得意としている。

テガラでは1990年代初頭より20年近くにわたり、主に地元企業向けにカスタムPCの製造販売を行っていたが、2010年4月に産業用PCの販売サイト「産業PCおてがら屋」を開設し、全国への販売をスタートした。産業PCおてがら屋は順調に販売を拡大しており、さらに研究者向けのPC製作も得意としていたため、姉妹サイトとして「研究PCおてがら屋」の開設に踏み切った。

今後は研究用PC・産業用PCともに、さらに顧客の特殊な要望に応えられる製品の開発や、ユーザー視点に立ったサービスの強化を進める予定だ。


■本製品に関するお問い合わせ先
テガラ株式会社 営業部
〒430-0812 静岡県浜松市南区本郷町1308-14
TEL: 053-468-2655 / FAX:053-466-3368 E-mail: sales@tegara.com
研究PCおてがら屋 WEBサイト http://kenkyu-otegaraya.com


昨日開設って言ってたのにwww

若干フライングしてしまったようですね。
社内通達の不備が露呈されt(ry


というわけで、改めまして、「研究PCおてがら屋」開設です。
今後とも弊社製PCをご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。
最近、こればっかだ。

2011年6月13日月曜日

研究PCおてがら屋 開設のご挨拶

テガラ株式会社は、1991年の創業より20年にわたり、コンピュータの専門商社 兼 カスタムPCの製造会社として、「研究開発のお手伝い」をスローガンに、浜松地区、山形地区を中心に営業活動を行ってまいりました。

その中で、地元の大学を中心に多数の研究者様とのお付き合いにより、研究者様のご要望に沿ったPCを製作するノウハウを蓄積してきました。

培ったノウハウを活かし、WEBサイトを立ち上げて全国に向けてサービスを提供することで、さらに多くの研究者様のお役に立ちたいと思い、このたび「研究PCおてがら屋」を開設いたしました。

なお、テガラでは「産業PCおてがら屋」というサイトを2010年4月に開設しております。「産業PCおてがら屋」では、主に企業の開発者様や製造部門向けに特化したPCの製作サービスを提供しております。

テガラは「研究用PCの製作」と「産業用PCの製作」を2本の柱として、お客様が必要とするものを提供し、仕事の効率アップにつなげられるような製品、サービスづくりを目指してまいります。

お客様の声やご要望が、弊社の製品やサービスをより良いものにする糧となります。
お問い合わせの際には、遠慮なくご要望をお寄せください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

研究PCおてがら屋
http://kenkyu-otegaraya.com/
http://kenkyu-otegaraya.com/greeting/index.html

2011年6月9日木曜日

研究・開発PC 事例6

本日の朝も、会社近くの自販機でコーヒーを買いました。

BOSSの「洗練の極み」が2つボタンがあって、1つは売り切れ、1つは販売中でした。
「洗練の極み」の隣を見れば、なんと!あの「HALF & FALF」が冷たくなって復活しているじゃないですか!

しかし、残念ながら売り切れ…。
仕方ないので、「洗練の極み」のボタンを押したところ、「HALF & FALF」が出てきましたwww
イヤwww結果オーライですけどwwww


午前中の出来事はラッキーだったんだろうなーと思いながら、午後にも1本買ってみたのですが、やっぱり「洗練の極み」のボタンを押したら「HALF & FALF」が出てきたw
間違いなく入れ間違えてますよねwwww

しかし、あえて私はこう言いたい。


GJであると。




【要望】

用途:解析用

スペック:ミドルクラス(最新チップ+CPU)
USB3.0がほしい


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel H67 M-ATX LGA1155
CPUIntel Core i5 2300 2.80GHz(TB 3.10GHz)/6MB 4C/4T 95W
メモリ合計4GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1 / DVI x1 / HDMI x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x6 / PS/2 x1(Keyboard)
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー ブラック 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他
備考




残念ながら、ハードウェア的に特殊なところはこれっぽっちもありませんが、デスクトップチップのSandy Bridgeマシンの第一号ということで、ご紹介させていただきます。
最近納入したばかりのPCですが、Core i5 2310(2.90GHz)が2300と同じ価格帯に登場してしまいましたので、早くも2300は今後姿を消していくでしょう…。
このモデルは、つい先日リリースされたばかりの弊社スタンダードPC「TEGSTAR」シリーズのうち、Professionalモデルとして、今後継続して出荷していきます。

ちなみにこのTEGSTARシリーズ、P67のモデルがございません。
お客様のご要望(PCI関連のバススロット数の関係等)を実現するために、P67のマザーボードを採用してTEGSTATIONを設計することは今後もあると思いますが、チップセットの機能を鑑みると、Z68が出てきた今、P67の存在価値はあまりないと考えております。
価格帯的にも、H67より高くZ68よりは安いという中間的立場ですが、Z68だって何でもかんでも高いわけじゃありません。
P67と同等程度の価格帯の製品がある中で、Z68がP67の機能をすべて内包している以上、ゆるゆると消えていくのが目に見えるというものです。

ただ、Z68製品は、まだ一部の製品しか市場に出回っておらず、ラインナップが出そろいきっておりません。
Z68待ちの方は、恐らくSSDキャッシュ機能やハードウェアエンコード機能を目的にされていると思いますので、こだわりの逸品が出てくるまで、首を長くして待ちましょう。


ところで、Z68は弊社も現在入荷待ちの状態ですが、その間にワークステーションチップC200シリーズの検証を進めております。
近々検証内容を公開しますので、そちらもお待ちください!


気になる方は、是非是非コチラへ。


←H67のブロックダイアグラムです。

そういえばうpしてなかったなーと思いましてw
参考までにどうぞ!

2011年6月7日火曜日

今後のブログ更新について

タイミング的に中途半端な状況ですが、弊社も新しい期に入り、このブログの内容や更新頻度に関しても、見直すことにさせていただきます。


1年間(弊社営業日に関してのみ)ほぼ休みなしで更新を続けてきたこのブログですが、PC事例のご紹介は週3から週1~2に変更し、ネタがない時は投稿しません
イヤすでにネタがないとかそういうのではなくw
もちろんありますよ?
今もいくつかストックしてありますよ?

その分、一つ一つの事例に関する内容の密度をもう少し濃くしていきたいと思います。
業務時間外にやってると、中々細かいところにまで言及できないというか、ぶっちゃけ時間が足りないというか、毎日更新というプレッシャーのせいで小出しにする癖が
ご覧になった方の参考になるような情報でなければ、残念なブログになってしまいますしね。

また、プライベートで面白いネタが少ないので雑記やどうでも良い話は、今以上に減ると思います。
代わりに、弊社の検証内容や結果、製造関連の技術ネタなどを、もっと見える形でご紹介できればと思います。
要は、あくまで情報提供のブログとして、今後もご参考いただければということですね。


ついでに、ブログのデザインを変えたばかりでアレですが、今までの投稿分も含めて、もうちょっと整理しようかなーと思います。
ぶっちゃけ私自身も備忘録として投稿している部分がありますので、過去の投稿を参照したりするのですが、見たい記事を探すのに手間がかかるんですよね;
いやはや、さすがは1年も続けたブログというか何というか。



というわけで、今後とも変わらずご愛顧くださいますと幸いです。

2011年6月6日月曜日

Plamo Linux 事例5

先日、アイデアマンこと営業スタッフKから、こんな話がありました。

K「このブログの醍醐味は、PC事例の前節っスね!( `∀´)」


つまり、これか。


なんというか、我が社の人間として果たしてそれで良いのかわからないので、彼には近日中に教育的指導をしてもらうよう、彼の上司に申し伝えるつもりでございます。
まぁ、こういう場合、得てしてその上司も「え?前節が本番なんじゃないの?」っていう認識だったっていうオチになりがちなんですが。

…それ以前に、読んでなさそうだな…( ´ω`)
これだけ毎日毎日有益(そう)な情報を発信しているというのに。


まぁ、人生の楽しみ方は人それぞれということで。




【要望】

OS:Plamo Linux 4.03 プリインストール

CPU:Pentium 4 3.0GHz以上
Memory:1GB以上
Video:Plamo Linuxで動作可能な安価タイプ
2Mode FDD
HDD:Seagate 80GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:できれば3U 無理なら4U(奥行き:48cm)

SCSI:Adaptec 2940AU

hda1      swap 500MB
hda2 /     ext3 10GB
hda3 /home ext3 その他

contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用

英語キーボード設定


【弊社が提案したPCの構成】

OSPlamo Linux 4.03 日本語
チップセットIntel i3010+ICH7R ATX LGA775
CPUIntel Pentium4 631 3.00GHz/2MB FSB800 86W
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 512MB x2
HDD80GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-X x1 / PCI x5
筐体4Uラックマウントシャーシ 420W 永久保証電源
外形寸法幅482x高さ177x奥行429(mm)
その他HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-BF90SA
SCSIカード Adaptec AHA-2940AU
備考




Plamo事例はリピートでご依頼をいただいており、ご注文いただくタイミング次第で多少仕様に変更がある程度ですので、ハードウェア的にこれといって特筆することはありません。
とはいっても、Linux Kernel 2.4世代が動くマザーボードも、そろそろ軒並み終息していく頃で、今回も今までとは別の製品を使用しています。
その関係で、LANのドライバは必要に応じてインストール作業を行います。

Plamo 4.03は、初期段階でe1000ドライバを持っていますが、IntelのGbE全てに対応しているわけではありません。
そもそも、今回使用したマザーボードのIntel GbEは、内部でPCI-E接続になっているため、e1000ドライバでは対応できません。
別途、e1000eドライバをインストールする必要があります。

ドライバインストールの方法自体は特に難しくありません。
  1. マザーボードに添付されているドライバCDを光学ドライブにセットして、とりあえず /mnt フォルダにマウントします。
    # mount /dev/cdrom /mnt
    ※CD-ROMのデバイス名(場所)は、環境に応じて変更してください。
  2. CD内にあるLinux用ドライバのソース(圧縮ファイル)をとりあえず /tmp フォルダにコピーして、解凍します。
    # cp /mnt/Intel/LAN/バージョン/LINUX/e1000e-x.x.xx.tar.gz /tmp
    # cd /tmp
    # tar zxfv e1000e-x.x.xx.tar.gz
    ※ファイル名や置き場所は、ドライバCDの内容に応じて変更してください。
  3. srcフォルダに移動して、ビルドします。
    # cd /e1000e-x.x.xx/src
    # make install
    ※実行権限とかその後を考えて、ここではmakeだけでなく、make installまでやっておきます。
  4. 最後にエラーが出ますが、ドライバファイル(e1000e.o)はできていますので、それをドライバ置き場のフォルダに手動でコピーします。
    # cp e1000e.o /lib/modules/カーネルバージョン/kernel/drivers/net
  5. e1000eモジュールをインストールします。
    # depmod -a
    # modprobe e1000e
  6. エラーが出ますので、modules.confにエイリアスを手書きで加えますw
    # vi /etc/modules.conf
    (最後の行に加える)alias eth0 e1000e
  7. リブートして、動作を確認します。

通常でしたら、1~3をやって、4を飛ばして5をやって7にいくのですが、今回は4と6が追加で必要だったため、ちょっと面倒でした;
なぜか、modprobeすると、1回目はエラーが必ず発生するのですが、2回目はエラーが出なくなるんですよね。
そうすると、その時はモジュールを認識してLANが使えるようになるのですが、リブートするとリセットされちゃうわけですね。
さながら、insmodのような。
仕方ないので、modules.confに一行加えて、強制的に起動時にモジュールを認識するようにした、ということになります。

このマザーボードにはLANが2ポートあるので、eth0だけでなく、eth1も加えて良いのですが、とりあえず起動時にモジュールを1つでも認識してくれれば、あとはifconfigでどうとでもなります。
直接、ネットワークの設定ファイルを編集してしまってもOKです。
要は、起動時にモジュールを認識せず、「このPCには外部へのネットワーク接続の手段がありませんよー」となってしまう状態だと、面倒なのです;


気になる方は、是非是非コチラへ。


←インストール時に出てくるPlamoのロゴ(?)ですね。

いやはや、これのおかげでLINUXのCUIに耐性が付いたものですよw

2011年6月2日木曜日

組込PC 事例12

昨日は告知のみでしたので、振り替えということで本日はPC事例をご紹介します。


どうでも良いのですが、最近、素直にくしゃみをするように心がけています


私は昔から、くしゃみをすると、とても鼻が痛くなります。
勢いが良すぎるせいなんでしょうか。
その防衛策として、くしゃみをする時に鼻の穴をつまむようになりました。
これで、鼻が全然痛くならないのです。
ついでにくしゃみの音も静かになって、一石二鳥!

小さい頃からこの対策を取っていたため、私にとっては普通だったのですが、去年辺りから周りに「それおかしくね?」としばしばツッコまれるようになったのです。
イヤイヤ、むしろ普通にくしゃみする方がおかしいから。
これ正当防衛だから。

しかし、くしゃみとはそもそも鼻の中の埃やウイルスを体外に出すための反射的反応であって、確かに鼻の穴をつまんで空気を逃さないようにしてしまうのは、体に良くありません。
でもまぁ、実際のところ体に害は出ていないので、我が道を行く伊藤なのでした。


しかし、数か月前、なんか鼻の頭辺りが痛くなったのです。
普通にしていれば気にならないのですが、鼻の頭辺りを抑えたりすると、痛くなる。
まさか、ウイルスが…!?

イヤそんなまさか。
でも、この痛みは…。

…骨?

鼻骨?


(;゚д゚)


まさかと思いたいですが、鼻の穴をつまむことによって、くしゃみの勢いが鼻骨を圧迫し、それが積み重なることにより、複雑骨折しかかっているのでは!?

イヤイヤまさかまさか。
まさかまさか。
まさか!?

得も言われぬ恐怖に負けた伊藤は、素直にくしゃみをすることにしたのです。
そして数か月。
鼻の頭の痛みはなくなりました。

そんなまさか…。


皆様にも、体の反射行動には逆らわないことをお勧めいたします。

でも、小さい頃からの癖というのは抜け切れないもの…というのと、やっぱデカい音でくしゃみするのが恥ずかしいので、ついつい鼻の穴をつまんでしまいそうになります。
そういう場面を見かけたら、是非「伊藤!つまむな!!」と止めてやってください。




【要望】

用途:DOS対応のパネルコンピュータの代替

OS:なし(MS-DOS予定)

記憶装置:CF
シリアルポート:2つ

筐体サイズ:できるだけ小さく


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(MS-DOS予定)
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Celeron 430 1.80GHz/512KB FSB800 35W
メモリ1GB DDR2-800 PC2-6400
CF128MB INDUSTRIAL CF CARD
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x10 / シリアルポート x2 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体スーパーミニタワー 300W
外形寸法幅140x高さ323x奥行276(mm)
その他S-ATA to CF変換 AREA SD-SA1CF-W1
備考




CFを使った小型PCの事例です。
本来であれば、PCI等のボードを搭載するわけではありませんので、BOX PCなどの小型筐体で対応できますが、それでは弊社製のPCとは呼べません。
ぶっちゃけあのテのPCは、ベアボーン的なものもございますが、ほとんどが出来合いの製品ですので、ユーザーや用途・購入ルートが違うだけで、S○NYやT○SHIBA、その他のメーカー製PCと同じ位置づけにあります。
メーカー製PCでは、PCにトラブルがあった際、弊社側でサポートできる範囲が狭いため、お戻しまでに時間がかかったりして、ユーザー様にご迷惑をおかけする可能性がありますので、弊社製のPCでご評価いただき、納入させていただいております。


お問い合わせ当初は、シリアルポート4つでご要望をいただいておりました。
このマザーボードは、リアパネルにシリアルポートが2つ、オンボードにシリアルポートピンヘッダが2つありますので、COMケーブルを接続すれば、そのままで合計4つシリアルポートを出すことができますが、弊社で使用しているPC Check(Eurosoft社製DOSアプリ)で、ケーブルを接続した分のシリアルポート2つ分を認識しませんでした。
代わりに、DOSのドライバもあるSUNIX社製5037ALを搭載した状態で評価していただきましたが、追加カードのシリアルポートでは、お客様側の装置と接続ができないということでした。
ただ、たいていの場合はシリアルポートが2つあれば問題ないということで、ご了承いただいております。
※実際のご購入時には、追加カードは外した状態で納入しております。


また、OS起動対応のCFカードと、S-ATA to CFボードを搭載しております。
当初はHDDやSSDのお話もあり、それらの場合のお見積もりも出させていただきましたが、価格や容量、信頼性等をご検討いただき、今回はCF仕様で納入させていただきました。
先日、後継のCFastについてちょっと触れましたが、やはり組込・産業PCではしばらくまだまだCFが活躍しそうですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←128MB INDUSTRIAL CF CARDです。


メーカー名を隠しきれていませんwww

2011年6月1日水曜日

メーカー製PCの販売 および 直販製品の購入代行サービス終了につきまして

弊社は、2011年6月30日をもちまして、メーカー製PCの販売および直販製品の購入代行サービスを終了させていただきます。
ただし、東芝、Panasonic 製のPCにつきましては、引き続きお取り扱いして参ります(直販モデルを除く)。
周辺機器やパッケージソフトウェア等につきましては、従来通り、ご提供させていただきます。

弊社は創業以来、“R&D専門商社”として、主力商品のカスタムコンピュータの製造販売や海外製品の輸入販売を中心に、それ以外にも、メーカー製PC、周辺機器、ソフトウェアなど幅広い製品につきまして、お客さまからのご要望に応じてご提供して参りました。
しかしながら、近年はメーカー製PCの価格下落や価格競争の激化が進み、弊社としてこれらの製品につきましては、これまでと同様の質の高いサービスレベルを維持していくことがむずかしい状況となってきております。
今後弊社は、主力事業である研究用・産業用カスタムPCの製作や、専門分野向けの海外製品の調達など、全国の研究者や開発者の皆様に特化した製品およびサービスのご提供にパワーを集中していくことで、一段とサービスの質を高め、お客さまの期待にお応えできるよう鋭意努力していく所存です。
お客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。

2011年6月
テガラ株式会社


http://www.tegara.com/
http://www.tegara.com/8_news/index.htm


このブログや、産業PCおてがら屋をご覧になられている方々には直接関係はないかもしれませんが、メーカー製PCの販売及び購入代行サービスの終了に関して、お知らせいたします。
むしろ、このブログや産業PCおてがら屋をご覧になられている方々にとっては、今後さらに品質・サービス向上をお約束するものだとご理解いただければ幸いです。