2011年2月8日火曜日

雑記 5

先日投稿した音源に関してもうちょっとだけ。

去年…いえ、一昨年…いや、2年前?
いつだったか忘れてしまいましたが、その頃にいろいろソフト音源を購入してまして。
今回の曲でもそれを使用しているのですが、その中でも、Prominy SC Electric Guitarというのがありまして。
ユーザーが少ないのか、使い方とか使用感とか、細かいところまで書いてある情報が少ないんですよね。
というわけで、私と同じく「買ったはいいけど、どうやって使うねん」という方へ。


これは変な音源で、「約64GB、123,000サンプルを含むヴァーチャル・ストラトキャスター!」という謳い文句なんですが、ギター1本のソフト音源で64GBって、どんなやねんと。
当初は使い方さえよくわからず、「5万近く損した!。・゚・(ノД`)・゚・。」と泣きそうなくらいの音源だったのですが、少しずつ使ってるうちに、そこそこわかってきました。

まず、neck・middle・bridgeと、ピックアップごとにサンプルが分かれてます。
それぞれ、シングルノート(1本ずつ弦を弾く)、5th/4thコード、パワーコード、オクターブ…と、奏法ごとにサンプルが分かれています。
さらに、それぞれの奏法ごとに可能なテクニック(たとえばシングルノートならビブラート・ミュート・ピッキングノイズ・ピッキングハーモニクス・プリング/ハンマリング・グリスダウン/アップ・トレモロ・トリルetc…)ごとにサンプルが分かれています。
さらにさらに、シングルノートなどは、「全部の弦」もありますが、「6弦だけ」とか「5弦だけ」…のように、使用する弦ごとにサンプルが分かれています。


…どう考えても、ギター弾ける人じゃないと使えないでしょwww


そして、どう考えても、ギター弾ける人なら、こんな音源使わずに生ギター弾くでしょwww


という、リアリティを追及しすぎたが故のパラドックスを感じさせる、素敵な一品なのですw



なので、今回の音源は、実際に弾けるからこそ打ち込めるという、ワケのわからない理由で作ってみました。

アルペジオのギターパート1つで使用したサンプルは以下の通り。

Ch. 01:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_1弦
Ch. 02:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_2弦
Ch. 03:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_3弦
Ch. 04:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_4弦
Ch. 05:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_5弦
Ch. 06:ブリッジ_シングルノート(サステイン)_6弦
Ch. 07:ブリッジ_シングルノート(ピッキングハーモニクス)_全弦
Ch. 13:ブリッジ_シングルノート(ミュート)_3弦
Ch. 14:ブリッジ_シングルノート(ミュート)_4弦
Ch. 15:ブリッジ_シングルノート(ミュート)_5弦
Ch. 16:ブリッジ_シングルノート(ミュート)_6弦

もちろん、1トラック1チャンネルですので、それぞれのチャンネルごとにトラックを作ってますwww


なぜサステインやミュートは全弦のサンプルを使わないのか。



それがリアリティを追及するということでしょう!( ゚Д゚)



同じC2でも、6弦の8フレットと5弦の3フレットでは違いますしね。
実際に弾いているので、「無理のないポジションだと、こういう弾き方になる」というのを考えてノートを配置しましたw
あと、その方が弦ごとの音量を変えられるので、便利と言えば便利なんですよね。
ピッキングハーモニクスだけは、さすがに面倒なので全弦にしましたけどw

…と、このように、奏法ごとにサンプルを用意しなければいけないので、細かい調整が可能な分、かなり面倒な仕様ですw
また、この辺がわかってくると、それぞれのサンプルがCCでどういった動きをするのかがわかってきます。
例えば、シングルノート(サステイン)は、モジュレーション(CC #1)だけ値を指定しても、ビブラートはかかりません。
ch. アフタータッチで127の値を同じくつけてあげる必要があります。
ただし、ビブラートは0-63が深いビブラートで、64-127は軽いビブラート、と2段階しか変化しません。
他にも、CC #4(フットコントローラ)でピッキングのアップ/ダウンを指定でき、CC #2(ブレス)でフィンガーノイズを…という感じです。

その辺は、付属のマニュアルを読むべし!ですね。
全部英語ですが、打ち込みをやっている人ならある程度わかると思います。
私はマニュアルを読んで、わざわざ全部の弦をチャンネルごとに指定せずとも、キー(ノート)スイッチで弦指定できたことを、知りましたwww
無駄な労力www


マニュアルは、最初に読むもんじゃないです。
使ってみて、わからなくなったら逆引きしたり、ある程度わかってきたら、さらに使いこなすために読むものですよ。



…書いてたら長くなってしまいましたので、この辺で。

これ、産業PCのブログ…ですよね…?(;´Д`)

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