2010年9月2日木曜日

Crucial Real SSD C300を導入しました!

私事ですが、自宅のPCをアップグレードしました。


あくまで個人的な意見ですが、1年に1回くらいクリーンインストールしてやらないと、動作がどんどん遅くなるんですよね。
あまり使わないアプリがあったり、書いたり消したりでレジストリが汚くなってたり…。

で、クリーンインストールするついでに、PCも一緒にアップグレードするのです。
たいてい私の場合、隔年で大幅な仕様変更(メジャーアップデート)を行い、その間にマイナーアップデートを行う、というどこぞのOSみたいなロードマップを辿っている感じです。
自作マニア機械が好きなんですねぇ。



思い出すことX年前、初めて購入したのはS○NYのvai○でした。
AMD Duron 900MHzで256MB→512MBとメモリを増やしたりHDDを増設したりしてました。
メーカーものですが、それくらいだったら初心者でも簡単に増設できたものです。
「壊す勢いでPCを勉強する」つもりだったので、良い経験になりました。
よく覚えてるなぁ…自分でもビックリです。
ひとまず、便宜的にこのPCをPC1としましょう。


その2年後くらいにショップブランドのCeleron 2.4GHzで512MBのPCを購入し、その後メモリを1GBにしたり、HDDを増設してたりしました。
このPCは、PC2にしましょう。
i865GなのでSocket 478世代ですが、先代のPCに比べれば、その処理性能の向上に驚いたものです。
デュアルディスプレイにするため、ビデオカードの増設もしたりして、音楽関連の作業用PCとして使用してました。
なんだかんだで普段はネットやOffice用途でPC1も使ってましたが、PC2がメインだった時期は長かったですねぇ。


その3年後くらいに、完全自作でCore2 Duo E6400 2.13GHzで2GBのPCをメイン(音楽作業用)に用意しましたが、これまた先代のPCとは処理能力が格段に上がり、こりゃ大したモンだと感動したものです。
これはPC3ですね。
PC1とはこれを機におサラバしPC2をサブ機としてしばらく使っていましたが、PC2はミドルタワーでスペースを取っていましたし、PC3だけで事足りるので、PC2はそのうち使わなくなります。
PC3から、ネット用と音楽用が一緒になりましたね。
PC2の失敗を経て、PC3はミニタワーにしたのでスペースも取りませんw


その1年後くらいに、マイナーアップグレードとしてCPUをCore2 Duo E7200 2.53GHzに入れ替えました。
これをPC4にしましょう。
ただ、コア数もFSBも変わらないし、キャッシュとクロックがちょっと上がっただけなので、大した能力向上は見れませんでした。
むしろ、一緒に変えたHDDが320GBプラッタのもので、そちらの速度向上のほうが大きかったですね。

CPUを入れ替えた際、当然マザーボードも変更したので、マザーボードとCPUが余ってしまいます。
なんか勿体なかったので、小さなケースを1個用意して、PC3の中身をそっちに移し替えました。
こいつはPC5にしても良いのですが、一時期リビングのオーディオ用PCとして使っていたものの、使い勝手が悪いのでそのうち使わなくなります。


その1年後くらいに、PC4のCPUをCore i5 750 2.66GHzに、さらにメモリも4GBへ入れ替えます(当然マザーボードも変更)。
PC6になるわけですが、ぶっちゃけ現行機です。
コア数が増え、クロックも上がり、そもそもアーキテクチャが違いますよということで、結構な処理能力の向上が見られました。
PC4の時に動画編集もやろうとしてたのですが、処理が遅いの何のって…それも、クアッドコアで解決だ!
…と思っていましたが、このPCになって動画編集はあまり本格的にやってませんw



で、その1年後がちょうど今くらいなのです(前置き長
こうやって書くと、別に隔年で大幅な仕様変更(メジャーアップデート)を行い、その間にマイナーアップデートを行っているってわけでもないですねw


本題に入りますが、今回はマイナーアップグレードとして、Crucial Real SSD C300を導入しました。
マザーボードにはSATA3(6Gb/s)がないので、ASUS U3S6も合わせて導入しています。
USB 3.0を使う機会はあまりなさそうですが…。

当然ですが、速いですねー(当然すぎる
アプリケーションのインストールはCPUの処理能力もありますが、ファイルの展開や書き込みが速いので、HDDで数分かかっていたものでも、数十秒で終わります。
もっとわかりやすい例は、iTunes。
多くの方が「iTunesは起動するのに時間がかかる」と思っていらっしゃると思いますが、2秒以内に起動します。
私はiTunesに50GB(12000ファイル)分程度登録していますが、まったく関係ないです。
他のアプリケーションに比べれば遅いほうですが、十分ですwww

ついでに、初のSSDなので慎重になって最適化してみましたw
この辺を参考に。
面倒…というほど面倒でもないかな?
http://3son.blog114.fc2.com/blog-entry-13.html
http://www.isapon.com/wiki/index.php/windows7%E3%82%92SSD%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B

ちなみに、Windows 7ではSSDを速度で認識しているようです。
Windows 7上でSSDと認識されると、自動でデフラグの自動実行やSuperfetch、ReadyBoost、起動およびアプリケーション起動プリフェッチが無効になります。
詳しくはコチラ。
http://blogs.msdn.com/b/e7jp/archive/2009/05/24/9639779.aspx

これ以外にも、SSDはまだ発展途上のデバイスですので、チューニングや最適化等、メーカーやコントローラの作り、接続方式等々で様々な改善余地があります。
…ただ、そのチューニングにかける手間(時間コスト)とパフォーマンス向上のバランス的に、どうかというところはありますが…。
ただ、人柱としていろいろと検証してみると、勉強になるものです。
参考:http://d.hatena.ne.jp/Lansen/searchdiary?word=*[SSD]

また、SSDを使用する上で外せないキーワードが「Trim」。
Trimって何なの?という方は上記のMSDN Blogsをご確認ください。
これを踏まえた上で参考になるのがコチラ。
http://woodyring.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06
http://cuttingedge.blogzine.jp/blog/2010/07/realssd_c300tri.html


とりあえずベンチを取ってみたのでご報告まで。
ちなみに、PC6で使用していたシステムHDDは320GBプラッタのものですが、シーケンシャルリードが90MB/s弱、ライトが55MB/sくらいでした。
どちらも実に3倍以上。
誤差はありますが、他のReal SSD C300使用者の方もこれくらいの速度ですので、まぁこんなもんかな?と。



まぁ、今回SSDを導入した目的はiTunesではなく、SC Electric GuitarやBASiSなどのサンプルファイルをKONTAKTで読み込む際、とにかく時間がかかるので、それの短縮のためです。
これらに限らず、SUPERIOR DRUMMER 2.0でEZ DRUMMER音源を読み込む時や、Real Guitarで音源を読み込む時もそう。
SC Electric Guitarなんか、サンプルファイルが64GBもあるから、一番高い256GBのSSDを購入するハメになったし…。


音楽ってお金がかかるんですね、というハナシ。


…役に立つネタなのか…?

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