2010年9月8日水曜日

Matlab用HPC 事例1

ここ数日、タバコの増税の話題が絶えません。

先週末くらいに弊社のアイデアマンこと営業スタッフKから「タバコの増税決まったらしいっすよ」と聞き、一昨日くらいに弊社のアイデアマンこと営業スタッフKに「1本あたり3.5円の増税らしい」と教えてあげたくらいです。
Tech Targetのコラムでも触れられてました。
ズームインスーパーでも、タバコをやめる人の特集を組んでいましたね。

先日から禁煙を始めた弊社スタッフ三名は、未だに運動を続けております。
当初は「1本くらいいんじゃね?」とのたまっていた技術部課長Kも、今では「イヤもう普通に必要ないんだけど。」と言わんばかりで、もはや禁煙「運動」レベルでさえありません
タバコを必要としないことが自然になってしまった技術部課長Kに対し、寂しくも、晴れやかな気持ちにならずにはいられません。

電子タバコを愛してやまなかった営業スタッフNも、その数日後には電子タバコを手放していました。
聞くに、「嫁が『そんな、体に害がないって証明されたわけでもないモノを吸うのはやめて!(*`д´)』って言うから…(´・ω・`)」とのこと。


体に害があると証明されたモノなら吸って良いのかと。


今回はメーカーの価格改定も含めて1箱あたり100円の値上げのようですが、いずれ500円、1000円となっていくことが予想されます。
私もいつまで愛煙家でいられるやら…。
そろそろ、本当に考えなければいけないかもしれません。


とりあえず9月末に10カートン買いはガチですね(・ω・)
これで年末まで勝つる。



【要望】

用途:Matlab 2007bを高速に動かす(スタンドアロン、シングルユーザー)
実験用ではなく、計算に特化
R14といった古いものは入れない予定


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Core i7 Extreme Edition i7-980X
3.33GHz(TB 3.6GHz)/12MB QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W
メモリ合計6GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x3
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce GT220 1GB PCI-E
DVI-I x1 / D-sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x6 / IEEE1394 x1 /
e-SATA x2 / PS/2 x1(Keyboard)
内部I/FPCI-E Gen2(x16) x1 / PCI-E Gen2(x8) x2 /
PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他
備考


MATLAB(マットラブあるいはマトラボ、マトラブなど)は、数値解析ソフトウェアです。
その中で使うプログラミング言語の名称でもありますね。
Matlab 2007b自体は複数のスレッドに対応していますので、コアが増えれば多少速度は上がる可能性はあります。
計算自体があまり並列に向いていない計算の場合は、シングル重視が良いですね。
http://www.mathworks.co.jp/support/solutions/ja/data/1-9J89J0/index.html?solution=1-9J89J0

シングルクロック重視だと、今回のCore i7ではなくCore i5 680(3.60GHz/TB 3.86GHz)になります。
Core iシリーズは、1CPUのみに負荷がかかった場合に(一部の製品を除いて)TurboBoostが動作するので、Core i5 680の場合、最大で3.86GHzになります。
現行の製品の中では、シングル処理として最速のCPUですね。

Matlabをご利用になるに当たって、OSに関しては特に問題がなければWindowsをお勧めします。
LinuxだとTurboBoostの動作をさせるために多少細工が必要です。
以前に試した時には、他のコアが空いてしまっている為、誤作動を起こしてCPUクロックが下がってしまった事があります(SpeedStepの省電力が効いていたためです)。
Linuxの方が使えるリソースを絞れる分早くなるかもしれませんが、そこまで詰めないのであればWindowsの方が良いと思います。

今回はTurboBoost速度重視でXeonを利用していませんが、Xeon側の利点としてはメモリにECCタイプが利用できます。
CPU自体の速度面は、同一アーキテクチャのCore iシリーズと変わりません。
ということもあり、計算時のデータ化けを限りなく押さえたい場合は、Xeonが選択肢になるかもしれません。

また、Xeon(Nehalem-WS/EP)や Core i7(Bloomfield/Gulftown)がCore i5(Lynnfield/Clarkdale)に対して速度以外の利点として挙げられるのは、メモリ容量と速度ですね。
上位ソケットタイプ(LGA1366)はメモリ3枚でインターリーブをかけられますので、メモリへのアクセス速度に関してはXeon/Core i7に利点があります。
もしメモリに対するプライオリティも高いようであれば、Core i7に軍配が上がります。
今回はお客様にその点を吟味していただき、Core i7の仕様でご案内いたしました。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Matlabのロゴマークですね。

ロゴといっても字が入ってませんし、「Matlabの」というより「MathWorksの」ロゴかもしれませんが;

0 件のコメント:

コメントを投稿