2011年4月21日木曜日

とある平日の一幕。2

弊社の「産業PCおてがら屋」では、評価機をお貸しし、ご購入前に評価していただくサービスを一つのウリとしております。
「ウリ」って言ってしまって良いのかしら。

一部機種は貸出機を用意しており、無償で評価していただけます。
貸出機をご用意していない機種でも、テストOKだった場合にご購入頂く事を前提とした貸出ならば行える場合があります。ご相談ください。
※FAQ「購入前に動作をテストしたいんだけど…」より抜粋。


今回ご紹介するのは、弊社では評価機を用意していない仕様で、貸出のご要望をいただいた事例です。
PC導入事例ではなく、評価機用意事例ですね。


以前、SBCのシステムを導入した事例でもお話しましたが、弊社ではあまりSBCの導入事例がなく、あまり慣れておりません。
以下はその奮闘っぷりです。
※備忘録としてメモした内容を、あえて原文のまま掲載します
会社のブログでこんな文章晒して良いのか…;


~AT電源接続編~

AT電源はコネクタ接続が難しい;www
あ、でもコツを掴むと簡単。
垂直ではなく、端っこからさしていけば良いのね。


~フロントケーブル編~

ケースのフロントから出てるHDD LEDとかPower LEDのケーブルって、どこにさせばいいのwww
マニュアル読んでみるけど、それっぽいのがない…ボード上にはLEDがあるけどwww
参考)http://www.icop.co.jp/ja/products/single-board-computers/half-size-sbc/vdx-6324-fd

結局、これに関してはさせそうなところがないので、内部で縛ってしまうことに。

とりあえず、リセットのケーブルだけCPUボードに接続。
パワースイッチは、AT電源に直につながっているのです。
参考)https://www.nipron.co.jp/pdf/qa/2005051214312929312.pdf

ケースやバックプレーンについているキーボードコネクタ(5Pin DINコネクタ)は使わないので、これらのケーブルは未接続。
キーボードとマウスは、CPUボードのリアにあるPS/2コネクタを使用。


~起動編~

ドライブはさて置き、とりあえずここまででひとまず電源投入!
動かない!www

通電してるようなノイズは聞こえるけど…まぁ、なんとなく察しはついてます。
AT電源の6Pinコネクタの接続箇所が逆ですwww
どっちがどっちだか知らないんですよ…。

改めて、電源投入!
動いたー!
BIOS画面が出ることを確認~。


~FDD編~

FD投入!

動かんやんwww

あ、Floppy ConfigurationでFloppy AもBもDisableになってる…;
これを1.44MB 3½に変更しておk


動かないwww
Bootの順番は直したんだけど…あ、SuperIOのところにFloppy Configurationが…。
Disableになってるわw
これをEnableに直して、BIOS設定保存して再起動。
ktkrwww




~IDE編~

ボードにIDEのコネクタが1つしかないのはわかってたけど、付属してきたIDEケーブルにIDEのコネクタが1つしかないwww
HDDとODD(光学ドライブ)が同時に付けられない;

仕入先に問い合わせてケーブルどうにかならんかと相談したけど、時間がないので、ボード裏側にあるCF(Compact Flash)スロットにBootable CFを搭載。
在庫あって良かったー。普段はこんなの在庫してないんだけどw
IDEにはODDだけ搭載。


さてどうなるか…お、CF認識した。けどODDが認識しなくなったwww
あ、CFをPrimary Slaveで認識してる。
ODDのジャンパはデフォルト(Slave)のまんまだったから、カブっちゃったんだなーシマッタシマッタw
というわけで、ODDのジャンパをMasterにして、無事どちらも認識成功!


~出荷前編~

CPUボードにCOMポートが1つあるけど、もしかたらもっと使うかもなので、付属してきたCOMケーブル3本とパラレルポートケーブルもついでに接続。
お客様から、この辺はご要望いただいてませんけど…念のため。

動作チェックとして、FDD起動・CD起動の動作確認と、Windows 98 SEのコンソール上でのCF認識とフォーマット、CFからのWindows 98 SEのDOSモード起動を確認!
おk、動作問題なし!


最終的に、こんな感じになりました。






というわけで、お見苦しい文章になってしまいましたが、弊社では、こんな感じで楽しく日々勉強させていただいております

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