嘘をついても良い日ということですが、それが当然になりすぎて、「嘘を吐く日」にまで発展しています。
また、それに基づき、「嘘を吐くとはどういうことか?」を全世界で考察する日になっている気がします。
例えば、「今から嘘を吐きます」「(何か言った後で)嘘で~す☆」というセリフ。
これはエイプリルフール=「嘘を吐く日」という前提がある場合、パラドックスを発生させます。
「今から嘘を吐きます」と言って嘘を言ったら、「今から嘘を吐きます」というセリフ自体は嘘ではなくなりますし、嘘を言わなかったら、嘘を吐く日である前提が覆ってしまいます。
「(嘘を言った後で)嘘で~す☆」も同じですね。
俗にいう、嘘つきパラドックスというヤツです。
数学的に言うと、こんな感じでしょうか。
A1)全ての文は偽である(「嘘を吐く日」という前提)
A2)次の文は偽である(「今から嘘を吐きます」)
A1が真である場合、A2は偽になります。
そうなると、A3で紡がれる内容は真になってしまい、嘘(「この文は偽である」)を言おうが真実(「この文は真である」)を言おうがA1は矛盾します。
A1が偽である場合、A1自体の内容は真になり、A2は真になります。
そうなると、A3で紡がれる内容は嘘(「この文は偽である」)だろうと真実(「この文は真である」)だろうと偽になってしまうため、A1(全ての文が偽である)が偽であるということと矛盾します。
そもそも、A1の内容的に、A1が真であろうと偽であろうと、そもそもA1が矛盾します。
エイプリルフールだと、余計に嘘か本当かわからなくなるのですが、それは普段も一緒という。
余談ですが、本日私が営業スタッフNに「俺、震災復興のためのチャリティーコンピレーションアルバム企画に参加することにしたんだ。それで…」と話し始めたら、「伊藤、落ち着け。わかった。わかってる。今日は4/1だもんな。」と言われました。
どうやら、エイプリルフールとは真実さえも嘘になる日のようです。
いや、オオカミ少年は、勝手に周りをオオカミ少年と思い込む例というのか…。
閑話休題。
本日は嘘を吐く日であるということと、嘘つきパラドックスを踏まえた上で、本題に入りましょう。
これからPC事例をご紹介します。
嘘ですw
と書くと、PC事例をご紹介できなくなってしまうというw
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