2011年4月19日火曜日

とある平日の一幕。

以前弊社製組込PC事例で、ロゴなし仕様をご紹介しましたが、その際光学ドライブのメーカーロゴを消すお話をさせていただきました。
背景(なんでそんなコトしてんのっていう)に関しましては、こちらの記事をご参照ください。


本日は、どのようにして作業を行っているのか、もうちょっと詳細をご紹介したいと思います。


まずは、この作業を行うに当たって、必要になる器具です。


いろいろ試してみましたが、結果的に除光液や薄め液が効果が高いことを確認しました。

一番左の薄め液は、この作業を行うに当たって一番最初に「これなら勝つる!」と結果を出した、いわば「光学ドライブのロゴ消し液」の先輩です。
これにはホントお世話になりまして、今では現役を退き(液を使い果たした)、名誉の殿堂入りとして弊社に今でも鎮座しております。

左から二番目の薄め液は、ぶっちゃけ役に立ちませんでした
さすがに非危険物レベルでは、刃が立ちません。

真ん中の薄め液は、現在期待の新人ルーキーとして絶賛活躍中です。
しかし、さすがに先輩(一番左の薄め液)ほどの能力はなく、精進の日々を続けております。
使い続けても、能力は上がりませんが。

右から二番目の薄め液は、かなりヤンチャというか、暴れん坊です。
ロゴは見事に消してくれるのですが、ロゴごとプラスチックを溶かしてしまう勢い。
こいつを使う場合は、ビニール手袋でさえもご法度です。
こちらに関しては、扱いが難しいため、一時封印中です。
いつかその封印を解き放つ時が来るのか…。

一番右のは、薄め液でも除光液でもありませんが、薄め液で消しきれなかった、細かい部分を綺麗にするために用意しています。
ただ、なんだかんだで、薄め液で綺麗になるまで頑張ってしまうので、あまり使う機会はないという…。


これらの液を綿棒に染み込ませて、ロゴの部分を擦って消すということですね。
綿棒の選択もまた一つの重要な部分でして、ある程度力が必要なので、それに耐え得る綿棒が好ましいです。
ベストは、手に持つ部分が木のタイプですね。


あ、可燃性がありますので、作業は事務所の外で行います。
まぁ、事務所内だと、可燃性云々よりも、シンナー的な異臭の方で騒ぎが大きくなりそうというのも理由の一つですね。


では、行程を見ていきましょう。



デフォルト(初期)状態です。
さぁー、消すぞー!(`ω´)ノ



けしけし。
あぁ、今日は良い天気だなぁ(´ω`)



けしけしけしけし。
今日は暖かいけど、そろそろ肌寒くなってきた…っていうか疲れてきた…(´ω`;)




ふぅッ!ε=(´ω`;)


これで終わりです。

まぁ、ひたすら頑張って消す、と。
それだけです。


当然ですけど、写真屋とか、それに類するソフトでの画像加工ではありませんヨ?


ちなみに、作業時間は1枚当たり20分程度。
意外とかかるんですよ…;
これが5枚とか、それ以上になると、事務所内で「あれ?伊藤は?」となります。


技術部は、こういったアナログローテクなところでも頑張っております。

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