前回のあらすじ。
ジグソーパズルっていうかパズルっていうか、そもそも「ジグソー」って何だ?
ジグソーパズルのジグソーとは、英語のjigsaw(糸鋸、いとのこ)のことであり、元々このパズルが木の板を糸鋸で切って作られたことからこの名がついた。
1760年頃に、ロンドンの地図職人で技師のジョン・スピルズベリが、子供の教育のためにピースが国の形のジグソーパズル(完成すると地図ができる)を作ったのが最初と考えられている。
wikipedia「ジグソーパズル」より抜粋
そんなこんなで、ジグソーパズルをやったりやらなかったりネコだったりそうじゃなかったり。
で、今に至る。
…あらすじ考えたり書くの放棄するなら、書かなきゃいいのに(・ω・)
前回の続き。
ジガゾーパズルでも心の隙間を埋めることができなくなってしまった伊藤青年は、いつしか伊藤壮年になっt…イヤ、まだなってないよ!
あ、でも伝統的にはもう範囲内のようです。
伝統的には青年期を終えた25歳から44歳までを指す。
青年期を30代前半までとった場合、35歳から49歳ころまでを「壮年」とすることもある。
wikipedia「壮年」より抜粋
ぁあああ、アラサーはもう壮年ですか…orz
全国の壮年以上の方には申し訳ありませんが、気持ちだけはまだまだ永遠の17歳…とまではいかなくとも、まだまだ世間知らずの新入社員でいたい気持ちマンマンの伊藤なんです。
どうでもいいですけど、「少年」と「壮年」って、韻を踏んでますね。
とにかく、ジガゾーパズルを購入してしばらくの時が経ったわけです。
ジガゾーパズルでの失敗経験がトラウマになり、これまたしばらくジグソーパズルをやる気にならない日々が続いたのですが、ある日、フと「原点に還ろう!」と思い立ちます。
1000ピースだろうが2000ピースだろうが、天野喜孝画伯のジグソーパズルを、好きな絵を創る楽しみを得られるのであれば、ピース数なんか関係ない!
天野喜孝画伯の、あの白さや黒さを楽しめればいいんだ!!
何か、ジグソーパズルの楽しみ方を間違っているような気がしないでもないですが、気付かないことにしました。
で、インターネットを駆使して天野画伯のジグソーパズルを探しますが、以前のような種類の豊富さも、そもそも在庫を置いているお店さえありません。
商品というもの…イエ、商売やビジネスというものは、基本的に需要と供給から成り立つものです。
要するに、以前「天野喜孝」シリーズとしてどこぞのメーカーさんが大量生産したものは、ニーズがあまりなかったのかもしれません。
だから、生産分だけで完売、もしくは一定期間売れなかった商品として廃棄されたのかもしれません。
FFだって、「子供が『天野喜孝の絵が怖い(;ω;)』っていうことでFFを買わないというリサーチ結果が出たので、天野さんにはイメージイラストだけで、メインイラストは別の人に描いてもらいましょう」って方針転換するくらいだったので。
ここでまたイチから出直しになるわけですが、「売ってないんじゃ仕方ないな」と諦めるには早いです。
そこは日本人たるもの、「無いなら作ればいいじゃないか!」という発想にならなければ嘘です。
小学生の時にも仏像の絵でやりましたが、オリジナルジグソーパズルを作ってる会社は、今でも探せば出てくるものです。
どうせやるなら3000ピース以上。
金額が許せば5000ピース。
しかし、どこもかしこも最大で1000ピース程度の
いくつか探し回ったところ、過去の事例で8000ピース超のジグソーパズルを作成したと紹介していた会社がありました!
これは!(゚∀゚)と思い、早速手持ちの天野喜孝画伯の画像を送って問い合わせ。
【要望】
ピース数:約3000(最優先)
サイズ :問わない
フレーム:木製希望、色の指定は可能?
次の日、早速回答がありました!( ^ω^)
【返信】
近似値製作で
43Px73P=3139P(817mm×1387mm)
フレームの色の指定は不可です。
( ^ω^) うんうん、サイズはデカいけど、それくらい想定の範囲内だお!
( ^ω^) フレームの色が指定できないのは残念だけど、特注だから仕方ないお!
( ^ω^) 気になるお値段は?wktkが止まらないお!
料金
パズル :¥502,240-
木製フレーム:¥ 30,000-
Total :¥532,240-
(;^ω^) …5万円? ちょっと予想より高いお…。
(;^ω^) …アレ?フレームが3万円に見えるお…。本体はもうひとケタ多いような…。
(;^ω^)
(;・ω・)
(;・д・)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(;д) ゚゚ ごっ…ごじゅうまんえん!?
瞬時に、「そこそこのスペックのデスクトップなら3台、十分なスペックのサーバでも1台買える価格だぞ!?」と換算してしまった私は、明らかに職業病です。
次の瞬間には、「ジグソーパズルに給料3ヶ月分弱…結婚指輪と同等クラスの買い物を自分のためにしていいのか?」と真剣に悩んでました。
なぜ、以前は1000ピースや2000ピースの天野画伯ジグソーパズルが数千円で売られていたのか。
当然大量生産されていたからなのですが、その事実が完全に頭から飛んでいました。
3000ピースでも、せいぜい高くても1万円程度だろうとタカをくくっていたのですが…自分の読みの甘さにはホトホト呆れてしまいます。
オーダーメイドを甘く見てはいけません。
大変勉強になりました。
オーダーメイドでジグソーパズルを作る野望を完全にへし折られた伊藤。
彼の明日はどっちだ。
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