わかりやすく言うと、静電気が起こりやすいです。
すっかり秋めいて、空気も乾燥し始めてきたのでしょうか。
昨日あたりから、車の金属部分に触れて「バチッ!」となってしまう回数が増えてきました。
まだ冬には早いのですが、静電気が起こり始めると、「あぁ、もう冬だなぁ(´ー`)」と思います。
静電気で悩む人は私だけではないはずです。
扉のドアノブを触れば静電気、上手に車のドアノブだけを触れれば大丈夫ですが、うっかり肌が車体に触れれば静電気、デスクがスチール製だったら毎日が地獄です。
※私の仕事用デスクはプラスチックで、自宅のデスクは木製ですw
そんな時に役立つのが10円玉。
そもそも、なぜ静電気が起きると痛いのか。
指先の皮膚には1平方cm辺りおよそ100個の痛みセンサーがあるそうです。
例えば、針が刺さると刺さった場所のセンサーが働き電気信号を送ります。
コレが脳に届くと痛いと感じるそうです。
では静電気はというと。
これは電気なので皮膚の表面近くで広がりたくさんのセンサーを刺激する。
その結果しびれるような大きな痛みとして感じられる。
静電気が痛いのは、たくさんの痛みセンサーを一度に刺激してしまうためなのだそうです。
要するに、自分の皮膚自体が放電するから痛いのです(そうなのか?
では、その対策法は。
10円玉を持って金属部分に触れる。
これだけです。
決して、手の中に持って金属部分に触れるワケではないので、曲解しないようにw
それで、10円玉から金属部分に放電するので、痛みは全くない、と。
イメージ的に、「10円玉を介しても、結局体に電気が流れるから痛いんじゃないの!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」とか思われるかもしれませんが、それはあまりにも誤解です。静電気を何か勘違いしています。
ご存知の通り、10円玉は青銅(銅と錫の合金、但し亜鉛を含む)でできています。
アルミ(1円玉)よりも銅のほうが導電率が高く、体に帯電した電気を流しやすいということです。
銅っていうだけなら、50円玉も100円玉も500円玉も銅の仲間なので、どれでも似たような効果を得られると思いますが、なぜ10円玉なのか。
そんなの、無くした時にショックが少ないからに決まってるじゃないですか。ハハハ
…違う?w
いや、疑問に思うのは、5円玉も銅なんですよ。
無くした時にショックが少ないからという理由なら、5円玉でも良いはずです。
おそらく、黄銅(5円玉)と青銅(10円玉)と白銅(50円玉、100円玉)とニッケル黄銅(500円玉)とで導電率が異なり、きっと青銅(10円玉)が一番良い等の理由があるんでしょうね。
なぜか、静電気回避に使われる硬貨は10円玉なので。
というわけで、私は静電気が起き始めると常にズボンのポケットに10円玉を忍ばせ、金属を触る時…ぶっちゃけドアノブを触る時に、必ず10円玉を使って先に放電するようにしています。
あ、もちろん、仕事柄PCやパーツに触る前には必ず放電しています。
精密機器・電子機器は静電気に弱いですからねー…。
私とあなたの約束ですよ!
【要望】
用途:検査装置への組込
OS:Windows 98 SE
HDD:ミラーリング希望、容量は少なくてOK
ISA:できれば3本
PCI:1-2本あればOK
ケース:横置きデスクトップ
長く毎日稼働する重要なPCなので、信頼性が必須
OS:Windows 98 SE
HDD:ミラーリング希望、容量は少なくてOK
ISA:できれば3本
PCI:1-2本あればOK
ケース:横置きデスクトップ
長く毎日稼働する重要なPCなので、信頼性が必須
【弊社が提案したPCの構成】
OS | Microsoft Windows 98 Second Edition 日本語 |
---|---|
チップセット | Intel i845GV+ICH5 ATX Socket478 |
CPU | Intel Celeron 2GHz/128KB FSB400 52.8W |
メモリ | 256MB DDR400 PC3200 |
SSD | 32GB P-ATA SLC 2.5" |
FDD | 内蔵FDドライブ |
光学ドライブ | CD-ROMドライブ |
ビデオ | 内蔵ビデオ機能 D-Sub x1 |
サウンド | 内蔵サウンド機能 |
ネットワーク | 10/100Base-TX x1 |
外部I/F | USB 1.1 x4 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 / PS/2 x2 |
内部I/F | ISA x2 / ISA or PCI x1 / PCI x3 |
筐体 | 横置きデスクトップ 400W -5V ISA対応電源 |
外形寸法 | 幅430x高さ155x奥行420(mm) |
その他 | リアファン追加 |
備考 |
久しぶりにWindows 98事例です。
今回の特色は、何と言ってもSSDですね。
組込ではシリコンディスク、CFをROM専用として使うことが多いのですが、今ではSSDも選択肢の一つになっています。
元々のご希望はミラーリング(RAID 1)なのですが、Windows 98をインストールするためにベースとなるハードに古いチップセット等を利用することになります。
その影響で、HDDをミラーリングするための良い方法が見つかりませんでした。
最近のRAIDユニットですと、Windows 98未対応かS-ATA仕様となってしまうため、動作させるのは難しく、Windows 98でも利用できるユニットがあることはあるのですが、この場合マザーボードのサイズと筐体の構造の関係で、CD-ROMドライブがマザーボードと干渉するという問題が発生するという…;
FA用途ということで、あまり特殊な事をしているパーツは避けているといった事情もあり、ミラーリングが掛けられない分、HDDより信頼性が高くなるSSD(シリコンディスク仕様・RAID無し)でご検討いただく形になりました。
※「特殊な事をしているパーツ」というのは、変換やブリッジ、その他ソフトウェア処理による互換性デバイスを指します。
いわゆる「無理矢理」なパーツや構成を用いれば、ご要望を実現することはできますが、信頼性重視のPCにおいて、このようなことは行いません。
SSDに関しては、MLCチップでは「信頼性無し」&「書込回数少(1万回)」と使い物にならない、SLCチップならば「高信頼性」&「書込回数多(10万回)」という点で耐久性が出るとご判断いただきました。
「何をも差し置いた」価格重視ということであればいざ知らず、FA用途でMLCは選択肢になりえません。
しかし、やはりSSDはHDDとは違う動きをするもの。
いろいろとトラブルはあったのですが、特に弊社技術部を悩ませた点をご紹介します。
通常、弊社では指定がなければCドライブのパーティションを100% FAT32で作成します。
※先にFDISKでパーティションを作成してから、Windows 98のセットアップを行います。
しかし、普段通りにWindows 98のセットアップを行うと、「インストールの最後でエラーが発生し、OSが立ち上がらない」という症状が発生することを確認しました。
検証したところ、「パーティションを最後まで切らない」という事でインストールが問題なくできることを確認しました。
FDISKの領域確保で99%に指定し、若干の空きを作ることで症状が改善しました。
以前、別のシステムで同様の対処方法で改善した事例がありましたので、ご参考になれば幸いです。
気になる方は、是非是非コチラへ。
←SLCチップのP-ATA SSDです。
まだ発展途上のデバイスであることに違いはありませんが、容量・価格・信頼性の面から、今後も選択肢の一つとして十分使えるストレージになると思います。
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