2010年10月25日月曜日

ゲーム用PC 事例1

蚊が嫌いです。


蚊が好きな人なんてそうそういないでしょうが…;

もう10月も下旬、いよいよ本格的に冬の時期へと突入する時期というのに、今日は太陽の日差しが暑く感じるほどで、そのおかげか、蚊がしぶとく生き残ってやがりました。

どうにも私は蚊に好かれやすい血液を持っているようで、昔からよく刺されます。
実際のところ、蚊に好かれるとかそういうのは血液型とかは関係ないそうですね。

蚊は、体温や臭い、そして二酸化炭素の密度などで刺す相手を感知しているのだそうです。

周囲よりも体温が高く、汗の臭いを発しており、呼吸によって二酸化炭素を吐き出している、という条件によって、そこに血を吸える動物がいる事を判断しているようです。

また、蚊は、足の臭い成分である「イソ吉草酸」(いそきっそうさん)を好み、寄ってくる習性があるようです。
そのため、足の臭いが強いと蚊をおびき寄せてしまう可能性が増します。


というわけで、「アタシ、蚊にさされやすいんだよねー。」と何気にのたまう女性は、何気なカミングアウトをうわ何を(ry

要するに私はくs(ry




【要望】


OS:Windows 7 Ultimate 製品版
マザーボード:ASUS M4A89TD PRO/USB3
CPU:AMD Phenom II X6 1090T BE
メモリ:8GB(2GB x4)
SSD:Crucial RealSSD C300(システム用・容量は予算内で検討)
HDD:1TB x1(データ用)
ビデオカード:Sapphire HD5850 1GB GDDR5 Original
ケース:Antec DF-85あたり

DVDスーパーマルチドライブ、電源(800W以上)はお任せ

【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Ultimate 64bit 日本語 製品版
チップセットAMD 890FX+SB850 ATX AM3
CPUAMD Phenom II X6 1090T Black Edition
3.2GHz(TC 3.6GHz)/6MB
HT=4.00GT/s 6C/6T 125W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 2GB x4
SSDCrucial RealSSD C300 128GB S-ATA MLC 2.5"
CTFDDAC128MAG-1G1
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオATI Radeon HD 5850 1GB GDDR5 PCI-E
DVI-I x2 / HDMI x1 / Display Port x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x9 / IEEE1394 x1 / e-SATA x1 /
PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 /
PCI-E Gen2.0(x1) x1 / PCI x2
筐体ミドルタワー 900W 永久保証電源
外形寸法幅213x高さ596x奥行505(mm)
その他
備考



このブログでは初めてのAMD Processor搭載PCです!
…と言っても、お客様ご指定ですが;
昔ながらのPCユーザーの方の中には、根強いAMDファンの方がやはりいらっしゃるんですよね。


基本的にパーツはメーカー・型番を指定されたものですが、それぞれ順にご紹介していきます。


OSはWindows 7の製品版です。
Windows 7の製品版は32bit/64bitが同梱されていますので、どちらでもインストール可能です。
もちろん、ライセンスとしては1本になりますので、2台のPCにインストールすることはできません。

自作ユーザーの方は、OEM版ではなく製品版を選択します。
というのは、OEM版の場合内部パーツとのバンドルライセンスになるため、PCを新調した場合、そのライセンスを使用することができないためです。
製品版は独立しているため、「現状、使用しているPC(ライセンス)が1本」という状態でしたら、どのPCにインストールされているかは問われません。
もちろん、「2台のPCにインストールしてあって、その両方が使える状態」はNGですよ?
というわけで、自作ユーザーの方のように、よくパーツを変更したり、世代ごとにPCをまるごと新調したりする場合は、製品版を選ぶ方が結果的に安く済むことが多いです。


CPUに関して、ブログの内容を見れば一目瞭然ですが、ご指定がない限り弊社では通常Intel CPUを使用します。
実績が多いこと、チップセットの動作も比較的安定していることが理由ですね。

価格で比較すると、AMD Processorの方が安いです…が、IntelがCore2シリーズを発表して、デスクトップCPUでは一気にAMDの同等クラスの性能を超えてしまったということもあり、ある意味価格相応です。
それでも、Core2時代は「サーバCPU(デュアルプロセッサ・マルチプロセッサ)はまだAMDが勝っている」と言われていたのですが、IntelがAMDの真似をしてCore iシリーズを発表し、サーバCPUの処理性能もAMDを超え、コア設計(なんちゃってコア・ネイティブコア)やコア数もAMDと同等になってしまいました。
今や、AMD Processorを選択する理由は、価格と昔ながらの付き合い、またはAMD独自のチップセット機能、それからAMDが吸収したATIとの親和性でしょうか。

一応、今までのCPU表記に倣って記載しましたが、微妙な差異があります。
Black Edition(BE)というのは、IntelでいうExtreme Edition(EE)で、倍率ロックフリーのCPUということですね。
TC(Turbo Core)は、IntelでいうTB(Turbo Boost)ですね。
AMD CPUでは馴染みの深いHT(Hyper Transport)は、IntelでいうQPI(QuickPath Interconnect)です。
AMD CPUにはHT(Hyper-Threading Technology)機能がありませんので、6C/6Tなのは当たり前というか、6Tって書き方自体がおかしいというか;
どうでもいいというか、今更ですが、6Cの"C"は"Core"の略で、6Tの"T"は"Thread"の略です。
また、TDPもIntelとAMDとで算出方法が違うので、額面上の数字をそのまま比べてもあまり意味ないんですよね;

加えて、CPUファンもリテールではなく変更した方が良いお問い合わせおいただいておりましたが、オーバークロックするわけでなければ、1090Tは比較的発熱量が低いようなので、今回はそのままリテールをお使いいただくことになりました。
この辺は後からでも変更できますしね。


ぅぉ、長くなってしまった。
巻いていきましょうw


SSDは、S-ATA 6Gb/sで公称値Read 355MB/s Write 140MB/sのCrucial RealSSD C300ですね。
私も先日ブログで書きましたが、私は256GBなので、Write 215MB/sですw
容量によって書き込み速度が違うんですよね。
と言っても、今回のPC事例は私がSSDを購入する前のものなんですが;

Crucial RealSSD C300はTrim非対応環境で使うには、どうにもパフォーマンス的に良くなさそうなので、スペック的に早いからといって、どんな環境でもOKというわけでもないことにご注意ください。
また、SB850はS-ATA 6Gb/sをサポートしていますので、オンボードのネイティブ環境でCrucial RealSSD C300の性能を引き出せます。
現状、Intel系でS-ATA 6Gb/sを使おうとすると、追加チップか追加ボードが必要ですからねぇ…。

ビデオカードに関しては、お客様がSapphire HD5850 1GB GDDR5 Originalを一枚お持ちとのことで、CrossFireで使うため、同じもので構成してほしいとのことでした。

CPUも含め、ビデオカード2枚(CrossFire)でも耐えうるケースということでお客様指定の、ミドルタワーというには若干大きめのケースを採用しました。
フロントにUSB 3.0ポートがあるのですが、マザーボード上にUSB 3.0のピンヘッダがなく、そもそもフロントUSB 3.0の内部ケーブルの先端を見てみたら、ピンヘッダ用ではなく、通常のUSB 3.0オスコネクタでしたので、恐らく追加ボードの内部ポート用という想定(要するに、延長ケーブルですね)だと考えられます。



というわけで、Windows 7 Ultimate 64bit、SSD、S-ATA 6Gb/s、USB 3.0、6コアCPU、HD 5850 2枚でCrossFireと、最新機能満載且つハイスペックのPC、皆様もご家庭に1台いかがでしょう?w


気になる方は、是非是非コチラへ。


←ミドルタワーというには若干大きいケースですw

Intel CPUでも、Core i7 Extremeなどを使う場合はやはり大きめのケースを選定します。
弊社で選定するケースはいろいろ改造ができるタイプですが、こちらは「そのままイケる」タイプですね。

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