2011年3月16日水曜日

特殊仕様サーバ 事例2

こんな状況だからこそ、気が滅入る文章ばかりでなく、明るくいきましょう!
テレビでもバラエティを放送し始めましたしね!

関係ないか。


昨夜は浜松でも震度3を感じる地震があって、さすがに富士山噴火自重汁wwwビビってしまいました;
しかしながら、幸いにも東海地震に結びつくようなものではないということで、ひとまずは安心です。
しかし、今回の地震は、これまでに知られていない断層だったということで、これはこれで怖いものです。
予断を許さない状況が続きますが、動ける人間は頑張りましょう!




【要望】


用途:データベースサーバ

OS:なし(Windows Server 2008 R2予定)

マザーボード:Supermicro X8DTi-LN4F
CPU:Xeon L5640 2.26GHz 6Core x2
CPU放熱器は空冷、静音でよく冷える製品
9cmファンはF9-PWM(パルス幅コントロールタイプ)に変更
メモリ:DDR3-1333 4GB ECC Registered x6
HDD:SAS 6Gb/s 10K NS 600GB
ST3600002SS x6
ST3450802SS x2
※システム:450GB 2台構成でRAID 1(450GB)
※データ:600GB 3台構成でRAID 5(1.2TB)2セット
RAIDカード:Adaptec RAID 51245

NIC:Intel EXPI9402PTL

FDD

DVD-ROM
ケース:Abee AS Enclosure 450TT RED EDITION(ASE-450TTAS-RE)
ケースファン追加(HDD用にSF12-S7 x2、リアにSF12-S4 x1)
電源:Enermax ERV920EWT 85+ Compact

ST3600002SS x2(単体・予備)
ST3450802SS(単体・予備)

保証:5年


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし
(Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition
 日本語 予定)
チップセットIntel i5520+ICH10R E-ATX LGA1366
CPUIntel Xeon L5640 2.26GHz(TB 2.8GHz)/12MB
QPI=5.86GT/s 6C/12T 60W x2(計12C/24T)
メモリ合計24GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 4GB x6
HDDSeagate Cheetah 15K
450GB SAS 15000rpm 3.5"
ST3450857SS x2(RAID 1:450GB)
Seagate Cheetah NS.2 10K
600GB SAS 10000rpm 3.5"
ST3600002SS x2(RAID 5:1.2TB)
Seagate Cheetah NS.2 10K
600GB SAS 10000rpm 3.5"
ST3600002SS x2(RAID 5:1.2TB)
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x4
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x3 / PCI-E(x4) x1 / PCI x2
筐体Abee AS Enclosure 450TT シルバー(ASE-450TT-S)
920W Enermax ERV920EWT
REVOLUTION85+ Compact
外形寸法幅219x高さ499x奥行579(mm)
その他Adaptec RAID 51245 S-ATA/SAS 16ポート PCI-E(x8)
Intel Pro 1000/PT Dual Port EXPI9402PTL PCI-E(x4)
Supermicro SNK-P0040AP4 + 山洋電気 F9-PWM 2セット
山洋電気 SF12-S7 x2、山洋電気 SF12-S4 x1
Seagate Cheetah NS.2 10K
600GB SAS 10000rpm 3.5"
ST3600002SS x2
Seagate Cheetah 15K
450GB SAS 15000rpm 3.5"
ST3450802SS x1
備考5年保証



某企業様へ導入させていただいたサーバで、前回ご紹介した事例とセットで納品させていただいております。
基本的に、この2台は可能な限りパーツを共通化させて、トラブルがあった時に迅速な対応ができるようにしたいということでしたので、前回ご紹介した事例との差は、CPUとメモリ容量、HDD構成くらいです。

ということで、前回ご紹介していない部分や、詳細な点など。


前回保留にした1.5TBのSATA HDDに関して、こちらの事例では使用していないのですが、ご紹介のみw

このHDDはデータのバックアップ用にご用意されたもので、5"ベイに取り付けるHDDケースは、お客様側でCoolerMaster 4-in3 Device Moduleを選定され、別途ご購入いただき、取付を行っていただいております。
ケース側の5"ベイには、これといった突起物がありませんので、問題なく取り付けられると考えられます。
これにより、前回ご紹介したPCに取り付けられたHDDは、合計11台になりますねw

ちなみに、RAIDカードに接続するHDDに関して、どのポートにどのHDDを接続するかは、全てお客様からご指定をいただいており、ご指示の通りにしております。

ちなみに2、Adaptec 51245はSAS RAIDカードですが、6Gb/s SAS HDDに対応しているわけではありません。
6Gb/s SAS HDDに対応した製品というと、やはりLSI Logicですね。
もちろん、6Gb/s SAS HDDといっても、3Gb/s SAS HDDと比べて速度がどれくらい違うんだと言われると、ぶっちゃけあまり変わりません
結局、HDDの内部構造が速度を決めてしまっているので、帯域速度が速くても、活かしきれないということですね…。
また、お客様がAdaptecであれば使い慣れているため、片手間でも操作の間違いを起こしにくいという関係で、HDDは6Gb/s SASですが、RAIDカード自体は3Gb/s SAS対応とさせていただいております。
また、このRAIDカードは外部接続ポートもあり、別件で外部接続用ケーブルとエンクロージャ、HDDのお引き合いをいただいております。
SASエンクロージャには、MAXSERVE NS-750Sを、外部接続用ケーブルにはMAXSERVE ML-CONV-miniM(マルチレーンケーブル)をご案内しております。

ちなみに、外部接続ポートがあるということは、外部接続+内部接続で、合計16ポート、ということになります。
ご注意ください。

ケースに関して、今回もお客様からは赤色をご希望いただいておりましたが、やはり完売のため、シルバーに変更させていただきました。
また、当初はSupermicro製のサーバ用シャーシをご案内しておりましたが、フロントからHDDを取り替えられる点は魅力的なものの、騒音の面で許容できないということで、コンシューマ用のケースをご選定されております。

ちなみに、Supermicro製のサーバ用シャーシとLSIのSAS RAIDカードの組み合わせでしたら、HDDのFail LEDを点灯させるSES2/SGPIOに対応できます(シャーシに搭載されているバックレーンも6Gb/s SASに対応しておりま)。
ただ、この辺の選定基準はやはりどこに重点を置くか、ですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←お客様がご希望されていた、レッドタイプのケースです。

やはりすでに完売のため、お取扱いできません。

←同じケースのシルバータイプです。

弊社にあった在庫のFDDでは、ちょうどシルバーベゼルが最後の1個だったため、このサーバに取り付けさせていただいておりますw
←CoolerMaster 4-in3 Device Moduleです。

この案件に限らず、ポツポツと引き合いをいただいていますね。
CoolerMaster Centurion 590のように、フロントが全面5"ベイ、というケースで相当な力を発揮しますねw

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