2010年11月30日火曜日

産業PCおてがら屋 生情報ブログ 休載のお知らせ 4

産業PCおてがら屋 生情報ブログ(2010年11月30日投稿号)は、通常業務の過多によりお休みさせていただきます。



月末なんですよ…(;-ω-)
…って、今まで何度も月末を迎えてきましたが、今月からは特別と言いますか、年末進行もありますので。

ホントはネタもあったんですけどねー。
書いてると日付が変更されて、私の貴重な睡眠時間がなくなってしまいそうなので、泣く泣く休載の決断をいたしました。



俺たちの闘いはこれからだ!

伊藤先生の次回作にご期待ください。








って、休めたらいいんですけどね。

2010年11月29日月曜日

CentOS 事例5

本日は新人Gの歓迎会だったのですが、こんなことが本当に起きてしまいました。

実際には、


スタッフ「まずい!このままでは予約に遅れてしまう!みんな急げ!!」

スタッフ「(゜д゜;三;゜д゜)ワタワタ」

スタッフ「よし、みんな事務所から出てスタンバイOKだな!?さぁ行くぞー!(`∀´)ノ」


一方その頃


伊藤「よし、裏の戸締りOK、…あれ、なんかディスプレイとかPCとかつけっぱなしじゃんか…まったく、慌ててるからって、こういうとこはしっかりしなきゃね!」

慌てず、冷静に。
伊藤はつけっぱなしのディスプレイやPCを一つずつ消していきました。

伊藤「タイムカードも押して、さぁ俺も出るか。 …ん?」

ガチャガチャ


伊藤「じ、事務所の扉が開かない!施錠されている!



しかしそこは当然事務所内、鍵は当然簡単に開けられます。
しかし、弊社は扉の鍵だけでなく、チェーンロックを外側(屋外側)からかけております

伊藤「チェーンロックが外れない!外せない!


そのタイミングを見計らってか、スタッフの車が私の目の前で出発していきます

伊藤「マジかよ!ぉおーい!まだ俺は事務所の中だ!」


ドンドンドン
ガチャガチャガチャ


ブロロロロロr(ry



伊藤「…。いいモン…。(;ω;)」



ひとりチェーンロック解除に奮闘し、やっと外に出れたと思ったら、駐車場がロープで閉鎖されていたという泣きっ面に蜂具合。


今日も弊社は平和です。



【要望】


ルーター(ゲートウェイ)PC


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.5 32bit 日本語
チップセットIntel ICH9R Mini-ITX FCBGA559
CPUIntel Atom D510 1.66GHz/1MB 2C/4T 13W
メモリ1GB DDR2-800 PC2-6400
SSD40GB S-ATA MLC 2.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x4) x1
筐体Mini-ITXケース 160W
外形寸法幅112x高さ264x奥行230(mm)
その他
備考ルーター及びSSH設定


※導入箇所及び設定内容の詳細に関しましては、セキュリティと個人情報保護のため秘匿とさせていただきます。

今回の目的は、導入箇所の利用IPを減らすためのローカルネットワーク構築です。
お客様が現在お使いいただいているアクセス方法を崩さず、プライベートネットワークを構築するため、今回のPCを導入いたしました。
弊社ではPC単体の導入だけでなく、ネットワーク構築も含めてご提案させていただいております。
PCは、そのための道具にすぎませんね。
セキュリティの度合いは導入箇所ごとに異なりますので、お客様のご要望に合わせて最適なソリューションを導入させていただいております。

今までご紹介してきたPC事例もそうですが、弊社では無駄な仕様のPCの導入やご提案はいたしません。
お客様のご要望を満たすための最適なPCやシステムの仕様を検討し、都度PC設計を行っております(TEGSTARシリーズを除く)。
そのため一品一様となりますが、まさに「お客様のためのPC」をご提案できるよう尽力する日々です。


今回のPCでは、処理能力をほとんど必要としないため、省電力且つ省スペース且つコスト削減のため、Atom機をご提案させていただきました。
CentOSの最新版であればICH10でも動作することが確認できていますので、RAIDを使わないICH9であれば、全く問題なく動作いたします。

Linuxを搭載する時の注意点は、「ストレージが何のチップに乗っているのか」が一つのポイントですね。
新しいチップでは、Linuxがドライバを持っていないために、HDDや光学ドライブを認識できず、インストールできないということもあります。
そういった場合にはS-ATAのモードをAHCIにするか、逆にGeneric IDEドライバを組み込めばほぼ解決できます。

これまでいくつもLinux PCの事例をご紹介してきましたが、こういった「どういうPCならLinuxが搭載できるのか」というノウハウもございますので、是非ご相談ください!



気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したMini-ITXケースです。

Mini-ITXケースはいろいろなメーカーがいろいろと出していますが、その選定もお客様のご要望に合わせて行っております。
逆にご指定もできますので、まずはご相談ください!

2010年11月26日金曜日

研究・開発PC 事例1

先日購入したアメリカンコーヒー、結局通販で2箱(48本)買ったのですが、そろそろ尽きそうです。
いやー、うまい、うまかった



さすがにそろそろ飽きてきました


でも、また追加で2箱買おうとしてる俺がいる…。




【要望】


OS:Windows XP Pro

CPU:Core2 Duo 3.16GHz程度
RAM:4GB
HDD:SCSI or SAS 73GB以上

DVD-ROM

VGA:特にこだわりなし

PS/2ポート x2、COMポート x1必須
PCI x3


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional SP3 日本語
チップセットIntel G33+ICH9 ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8500 3.16GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD146GB SAS 15000rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x4
筐体ミドルタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他SASカード Adaptec ASR-1405 PCI-E(x4)
5"ベイHDDクーラー
備考パーティション指定



研究・開発用として某企業様へリピートで導入しているPCの最新事例です。
リピートと言っても、1年に数台のため、ほぼ毎回仕様変更が入りますが、必要とするスペックに則った仕様でご案内させていただいております。

SAS HDDに関しては、今までの事例でも何度かご紹介させていただいておりますが、最近でこそSASが珍しくなくなったものの、この事例のPCもSASを導入したのはここ2~3年のうちです。
それまではSCSI HDDを採用していましたが、サーバでもないミドルタワーのデスクトップPCに5"ベイのHDDクーラーを搭載し、そこへSCSI HDDを乗っけるというこだわりは、今でも変わりありません。
当時からSCSI HDDを採用していた理由は、その回転数(10000rpm/15000rpm)と転送速度に加え、もちろんニアラインストレージなので堅牢性・品質面を考慮されてのことです。

そうそう、SAS HDDは、SCSIの流れを組むタイプと、SATAの流れを組むタイプがあります。
Seagateの3.5” HDD場合、前者はSCSIの後継としてCheetahの名を冠し、現行モデルはCheetah NS 10K、Cheetah 15K.7になります。
後者はConstellation ESとして、SATAモデルのニアラインストレージと同クラスのコネクタ違いという認識になります。
容量や価格、堅牢性や回転速度等の違いがありますので、弊社ではご用途に合わせて案内させていただいております。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←SASカードです。小さいですねー。

SFF-8087ポートに接続するケーブルは、その先を同じSFF-8087(内部mini-SASポート)につなげたり、SATAファンアウトにしたり、SASファンアウトにしたりと、HDDバックプレーンや構成に合わせて変更可能です。

2010年11月25日木曜日

RAMDISK導入のススメ

本日はIntelのテクニカル・ソリューション・トレーニングのため、東京に出張してきました!
それについてはまた後日ー(なら書くな




唐突な話ですが、RAMDISKを導入してみました。

いやー、SSD搭載してOSやアプリがサクサク動くようになったといっても、反面、SSD上にTEMPやページングファイル(仮想メモリ)を置くわけにはいかないので、仮想メモリは完全にOFFにしていたんですよね。
HDDにページングファイルを置くのは趣味じゃありませんので。

そうなると、iTunesで音楽垂れ流しつつブラウザで調べものしながら仮想PCで検証…なんてことをしてると、メモリ使用量なんか、すぐに3GBをオーバーしてしまいます。
もっと言うと、DAWで生音系プラグインをいくつか立ち上げたら、それだけで3GBなんてすぐ消費してしまいます。
何度「メモリが不足しています。プログラムを終了してください。」ってメッセージに悩まされたことか。
iTunesで音楽垂れ流しつつブラウザで調べものしながら仮想PCで検証中って時に、間違えてDAWのファイルを開いてしまおうものなら、スワップを用意していないせいで、一気に画面が真っ暗ですよw


というわけで、RAMDISKを活用することにしたのです。
いくらx86互換があるといっても、やはり64bitではプログラムの関係でNGになることもありますので、そういう意味では、RAMDISKは32bit OSの救世主とも言えるかもしれません。



64bitは4GB以上のメモリを普通にメモリ容量として使うことができますが、32bitでは3GB程度しかメモリ容量を認識できず、4GB搭載しても、数百MB~1GB程度損をすることになります。
そこで、認識していない部分のメモリ容量を、OS上でHDDのように認識させることにより、有効活用するというのがRAMDISKです。
詳しくはコチラ



RMADISK自体は今に始まったものではなく、昔からある技術ですが、コスト的にも方法的にも、非常に導入が楽になりました。
しかも、プログラムが重さを増すこのご時世、ハードのスペックも底上げされてきていますが、プログラムの特性を理解すると、ボトルネックになってきているのが、ストレージであるのが一目瞭然です。
つまり、SSDやRAMDISK導入に対するコストパフォーマンスの良さも理解できるというもの。

というわけで、私の家のPCは32bit OSですが、2GBメモリも安くなったモンですので、4GB増やして、8GB搭載してみました。
当然OSのメモリ認識量は3.5GB程度のまま変わらないのですが、残りの4.5GBをRAMDISK化し、Internet ExplorerのキャッシュやOSのTEMPをRAMDISK上に置き、更に余った分はまとめて仮想メモリに割り当てました。

32bit OSで、物理メモリ(認識量)は3.5GB、仮想メモリは4GBで合計7.5GB。
仮想メモリは別に珍しくもなんともありませんが、それがRAMDISK上にあることにより、HDDに置いたページングファイル(スワップ)なんかとは比べ物にならないほどのパフォーマンスを見せてくれます。
OSやRAMDISKの構造上、実際のメモリと同じパフォーマンスを得られるわけではありませんが、気にならないくらい速い!

特に、Internet Explorerのキャッシュを置いたのは効果が大きいですね。
IEは、プログラム自体が多少軽いと言っても、ページ表示が決して早いワケではありませんので、キャッシュをRAMDISK上に置くことにより、かなりパフォーマンスが向上します。
家では使っていないので試したわけではありませんが、Firefoxもかなりパフォーマンスを上げることが予想されます。

逆に、ChromeはキャッシュをRAMDISK上に置かなくても十分に早いので、そのままですw
それに、Chromeはキャッシュフォルダの変更方法が面倒そうですs…いや、この方法は簡単だ!
すでにタスクバーにショートカットを作ってしまったとしても、元からあるショートカットを削除して、キャッシュのオプションを加えて作成したショートカットを、改めてタスクバーに配置すれば問題なし。
HDDにキャッシュがあった時と、RAMDISK上にキャッシュを置いた場合とを比べたところ、新しいページを開く時の一瞬のもっさり感が解消されました!
やっぱ効果あるんですねー。


…とうでもいいですけど、CPU的なスペックは会社のPCと同じなので、SATA 6Gb/s SSDとRAMDISKを導入することにより、会社のPCよりも相当快適になっているのが実感できますw
会社のPCも、十分なスペックなんですけどね?



というわけで、以下は参考。
例によって、自己責任ですので弊社では一切責任を負いません。

Gavotte Ramdisk まとめWIKI

2010年11月24日水曜日

シンクライアントサーバ 事例1

肌が乾燥する時期に突入してきました。

独り暮らしするようになってからというもの、食生活が乱れてしまったせいか、この時期になると肌がカサカサするようになり、痒くなってしまうこともしばしばあります。
風呂から出たら保湿クリームを塗るのが日課になってしまいましたが、そういう時に、ふと、「食生活の乱れっていうか、年のせいかナァ…(;´Д`)」とも思ってしまいます。

特に、ヒートテックを着用すると、乾燥肌がさらに促進してしまうという経験を昨年しておりますので、皆さんもご注意を。
保湿クリームも良いですが、基本は食生活です、ハイ。

あ、中には乾燥肌にならないヒートテックもどきもあるという噂を聞いたことがありますので、そういった情報がありましたら、是非ともご教授くださいませ。



に負けるな!




【要望】


用途:シンクライアント環境の導入

条件:サーバの冗長化と負荷分散設定


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition 日本語
チップセットIntel i5520+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5650 2.66GHz(TB 3.06GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 95W x2(計12C/24T)
メモリ合計144GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 8GB x18
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:500GB)
500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x4(RAID 10:1TB)
※いずれもニアラインストレージ
FDD外付け USB FDドライブ
光学ドライブDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x3
筐体2Uラックマウントシャーシ 720W リダンダント電源
外形寸法幅437x高さ89x奥行648(mm)
その他Adaptec RAID 5805 PCI-E(x8)
備考



先日のCUDA事例が、弊社における過去最高のPC単価事例だったのですが、それをたったの数か月で塗り替えてしまった事例です。

のっけからお金のハナシというのもアレですが、今期は弊社のPC単価の最高記録が2回も塗り替えられたということでウッハウハです、これもひとえにお客様のおかげです。ありがたや、ありがたや(-人-)
ちなみに、それまでの記録は、私の記憶が確かなら、4年ほど前に導入したWoodcrestかClovertownのサーバーだったと思います。
「システム一式」や「ソフトや周辺機器、サポート費用等込」としてでしたら他にも事例があるのですが、あくまで「PC単体の価格」として、ですね。


もちろん、今回価格の引き上げの要因になったのはメモリです。
144GBてwww
お話をいただいた当初はメモリのご要望が256GBでしたので、MP Xeon(Nehalem-EX)で検討していたのですが、さすがに予算オーバーでしたw
MP(Multi Processor) Xeon事例は、たまに引き合いこそいただくものの、コストやパフォーマンスの面で中々導入にまで届かないのが現実ですね…。
※256GBのメモリを搭載するには、DP Xeonでは対応できません。4CPUが必要になります。

今回のシステムは結局DP Xeonでしたが、仕様的に192GBまでメモリを搭載することができます。
※18スロットなのに192GBということは、全てのスロットで16GBモジュールを搭載できるわけではありません。
 16GBモジュール*12スロット(CPU 1個につき6スロット)+8GB*6スロット(CPU 1個につき残りの3スロット)=192GB という計算になります。

現段階ではまだ16GBモジュールのメモリの流通量が少なく、且つ価格も高く、速度も落ち、実績がほぼありません。
今後現実的なところまで流通量・価格・仕様が落ち込んでくると思いますが、今回は8GBモジュールを全スロットで使用しております。
8GBモジュールも、発表当初はやはり価格が高かったですが、この1年間でかなり下がりましたね。
そういう意味では、16GBモジュールも、来年の今頃には比較的マトモな価格になっていると思います。
来年はSandy Bridge投入もありますので、それも市場価格引き下げと流通量の安定化に拍車をかけるのではないかと予想されます。


OSは当初Standard Editionのつもりでしたが、Windows Server 2008のエディションは、Standardだと32GBまでしか認識できません
それ以上のメモリを認識するには、Enterprise Editionが必要になります。
64bit OSだからと言って、4GB以上はいくらでもメモリを搭載できる、というわけではありませんのでご注意ください。
大容量メモリを搭載するのは昔からありましたが、最近は比較的現実的な価格で大容量メモリを搭載したPCを提供することができるようになり、ソフトウェア・ハードウェア共に「壁」をよく確認する必要があります。
参考:http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/prodinfo/compare.mspx


今回このPCを2台導入させていただき、シンクライアント端末からサーバへの接続に関しては、サーバの負荷状態に合わせて自動的に分散されるように設定しております。
負荷分散のやり方はいくつかあるのですが、導入先の環境や条件の関係で、結構ギリギリまで方法を決めることができませんでした;
もちろん、クライアント側からサーバは1台に見えており、何かしらのトラブルが発生して1台に接続できないような状態になっても、1台で継続して稼働するようになっていますし、それぞれのサーバも、HDDや電源、ネットワークは冗長化されております。

HDDに関しては今回RAID 10を採用しております。
どちらも2台までなら障害が発生しても稼働していられる耐障害性がありますが、RAID 6は「どの2台でも」障害が発生しても稼働できるのに対し、RAID 10は「ミラーリングを組んだ2台」に障害が発生した場合、稼働できなくなるというデメリットがあります。
と言っても、1台目が故障したあと、稼働できなくなる可能性は1/3の確率です。
反面、速度はRAID 0を採用しているRAID 10の方が早いです。
容量は、どちらも4台で構成した場合、2台分の合計なので同じですね。
ただし、これは4台で構成した場合ですので、台数が増えた場合、容量効率はRAID 6に軍配が上がります。
RAIDに何を求めるか次第ですが、全体としての容量はHDD単体の容量を上げれば済む問題ですし、HDD単価はそれほど大きくありません。
そういう意味では、RAIDにおける容量効率の優先順位はあまり高くなく、速度や耐障害性の総合評価としては、RAID 10が若干上のような印象ですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したシャーシです。

これだけ見ると別段普通のPCですが、中身はごっついですw

2010年11月22日月曜日

医療システム構成PC その5

アイデアマンこと営業スタッフKが、実家で取れたみかんを持ってきてくれました!
いやー、そういう時期なんですねー。

Kが入社して以来、毎年のようにこの時期になるとみかんを差し入れてくれており、私は毎日3-4個くらいいただいています
年末年始の休みには、仕事納めの日にまとめて持ち帰って、毎日みかん三昧です
ウッハウハですw



さぁ、今年は何回お腹を壊すことやら


※私がついつい食べ過ぎているだけで、味はピカイチです。




【要望】


とある医療カルテのインフラストラクチャに増設するためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional
for Embedded Systems SP3 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Xeon E3110 3.00GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計2GB DDR2-800 PC2-6400
ECC Unbuffered 1GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x1(System)
500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x6(Data)
※いずれもニアラインストレージ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-X x2 / PCI x4
筐体2Uラックマウントシャーシ 650W
外形寸法幅426x高さ89x奥行650(mm)
その他追加NIC Intel PRO/1000 PT サーバアダプタ
8ポート SATAカード
備考搬入設置・設定
5年保証



先日の事例同様、この事例の一環ですね。
このPCは統合ストレージサーバとしての役割を与えていますので、この事例の別バージョンですね。
HDDの台数が若干少なくなっております。

このシャーシも2Uラックマウントですが、HDDの搭載可能台数が少ない分、5"ベイがありますので、普段だったらスリムしか搭載できない光学ドライブも、通常の5"光学ドライブを搭載することができます。
しかも、スリムドライブベイはスリムドライブベイで用意されておりますので、光学ドライブをスリムにした場合、別の5"ベイに収まる何かしらのサプライを搭載することもできます。
まぁ、今回の事例ではそもそも光学ドライブは不要ということで、搭載すらしていないんですがwww
別バージョンの事例では、そもそも光学ドライブを搭載することすらできませんので、こうなることは当然というか必然というか当たり前というかw
ちなみに、今回の事例では5"ベイにシステム用のHDDを搭載しております。
そういう使い方もできますよということで。


ちなみに、この仕様ではHDDが計7台になるので、8ポートSATAカードを加えていますが、光学ドライブなしで、HDDはリムーバブルの部分だけの6台であれば、オンボードのSATAポートだけでも事足りてしまいます。
ある意味無駄のない設計w

気になる方は、是非是非コチラへ。


←2Uラック、リムーバブルHDD6台搭載のシャーシです。

電源がリダンダントではなくシングルである点から、WSとサーバーの中間的な位置づけのシャーシという感じですね。
シャーシ単体の価格も前回のストレージの事例より安いので、何でも用途次第ということですね。

2010年11月19日金曜日

医療システム構成PC その4

タバコを再開して2か月弱、順調に体調が悪くなっています(;-ω-)

目を覚ましても寝足りないし、体は重いし、だるいし、肩凝るし…。
下手(?)に、タバコを吸っていなかった時の体調の感覚を知って(?)しまったがために、タバコの体への害を正に文字通り身を以て知る羽目になってしまったのです。

先日なんか、タバコのせいなのかよくわかりませんが、背中の左側の下側がなんか痛くなって、「あぁ、とうとうガンか…」なんて人生を諦め始めたものの、次の日には治っちゃったりしましたし。
テレビとか見てると、「ちょっと痛いけど気になるレベルじゃないし、放っておいたら治っちゃった。」っていうものほど危険!なんて不安を煽ったりしてるもんですから、私もまんまと「残りわずかの人生、何しようかな…(´Д`)」なんて思い始めてしまいます。
別に、何か特別なことをするはずもないのにね。


皆さんも、吸いすぎには…そこそこ注意しましょうw



【要望】
とある医療カルテのインフラストラクチャに増設するためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows Server 2003 R2 SP2
Standard Edition 32bit 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Core2 Quad Q9650 3.00GHz/12MB FSB1333 95W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x2
光学ドライブスリムDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) or PCI-X Universal Riser Slot x1 / PCI x1
筐体1Uラックマウントシャーシ 200W
外形寸法幅426x高さ43x奥行574(mm)
その他追加NIC Intel PRO/1000 PT サーバアダプタ
備考FTP / VNC Server / Telnet / NIC Teaming セットアップ他
5年保証



先日の事例同様、この事例の一環ですね。
このPCは統合サーバ、ゲートウェイとしての役割を与えております。

今回の事例ではOSがWindows Server 2003になっていますが、この事例以外では、ほとんどWindows XP Professionalで代用しております。
ストレージサーバもWindows XP Professionalですが、現在このゲートウェイも含め、全てCentOSにする構成を検討中です。

今回の事例では統合サーバとしての役割もあるため、4コアの仕様になっていますが、最近はゲートウェイとしての役割だけのPCを導入させていただいているため、そちらはスペックはロードバランサーと同程度とさせていただいております。
その事例の紹介はまた後日…と言いたいところですが、前述の「全てCentOSにする構成」に合わせ、ゲートウェイ、ロードバランサー、データベース、ストレージ、いずれも仕様を刷新する予定ですので、後日紹介するのは、新しい方にさせていただきますね。
まだご提供可能な仕様ですが、Core2 QuadシリーズもそろそろBOX版は終息傾向にありますので、Core iシリーズでの仕様をご案内させていただいた方が、ご参考になると思います。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←3.5" HDDを2台搭載可能な1Uラックマウントシャーシです。

データベースも、このシャーシを使用しています。
1Uラックマウントシャーシは、最大4台まで3.5" HDDを搭載できるシャーシもありますし、2.5" HDDなら、最大10台まで搭載可能なシャーシもございます。

2010年11月18日木曜日

GALAXY Sをめぐる闘い 4

「そうだ、アドレス帳を整理しよう。」


先週の土曜日、思い立ってGALAXY Sのアドレス帳を整理しました。
PCを使い始めた学生時代に、一度PC側のアドレス帳を整理したことはありましたが、HDDがクラッシュしてデータが飛んでしまって以降、整理するのが面倒になって、やめましたw
せっかくのスマートフォンなので、一念発起して携帯電話の連絡先、その他諸々(Windows Live、GMail、Twitter等)の連絡先もまとめて整理しよう!ということなのです。

まず、GALAXY SはGoogleアカウントだけでなく、FacebookやTwitter、Exchange、mixi等のアカウントを同期させることができます。
※MSN Hotmail(Windows Live)アカウントもExchangeで同期できそうな気がしますが、まだ試していませんので悪しからず。
Facebookアカウントは持っていないのでよくわかりませんが、mixiは連絡先の同期データがありません。

で、恐らくすでに使われた方は気づいていると思いますが、前の携帯電話から移行した連絡先データ(docomoアカウント)は、グループ分けをすることができません
「全ての連絡先」というグループにひとまとめにされてしまいます。
携帯電話に入っていない、他のアカウントとの連絡先をまとめる上で、これは不便です。
ついでに言うと、前の携帯電話から移行した連絡先データはローカルのものなので、Googleアカウント等とは同期されていません。
本体を無くしたら終わりですw


というわけで、まずは前の携帯電話から移行した連絡先データ(docomoアカウント)をGoogleアカウントに移行します。

  1. 「アプリ」の「電話帳コピーツール」で、現在のデータをエクスポートします。
  2. エクスポートしたら、docomoアカウントの連絡先は削除してしまうのが良いと思います(というのも、エクスポートしたデータをGoogleアカウントに読み込ませてしまうと、自動的にGALAXY Sが同期を始め、元々あるDocomoアカウントとリンクしてしまうためです。まぁそのまま残しても良いのですが、後から消そうとすると、まずすべてのリンクを解除してから連絡先を消さないと、Googleにインポートしたデータまで消されてしまうためです)
  3. PCの任意の場所へエクスポートしたファイル(***.vcf)をコピーします(元のデータは、バックアップとしてそのままいじらずにとっておきます)
  4. コピーしたデータをメモ帳等のテキストエディタで開きます。
  5. 「SOUND;X-IRMC-N」という文字列を、「X-PHONETIC-LAST-NAME」に置換し、保存します(「SOUND;X-IRMC-N」という文字列は、元の携帯電話の機種によって微妙に違うこともあるようです。「SOUND;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS」も、「X-PHONETIC-LAST-NAME」に置換します)
  6. GMailにアクセスして、左側の「連絡先」→「連絡先をインポート」で内容変更したファイルを読み込ませると、Myコンタクトの中にすべて読み込まれます(GALAXY Sにも、自動同期で反映されます)
  7. あとは、グループ分けするなり内容を修正するなり(GALAXY Sの標準電話帳ではグループ分けができないので、GMail上でやるか「電話帳 contacts」アプリをインストールして使ってください)

ただし、GALAXY Sの電話帳に表示されるのは、「Myコンタクト」のラベルが張ってあるものだけです。
グループ分けのところには表示されますけどね。
なので、グループ分けをするにしても、Myコンタクトのラベルはそのまま貼っておいた方が便利だと思います。


というわけで、Gmail上で連絡先の整理ができるようになったんですが、見事にGoogleの罠にハマってるな、と。
Androidを使ってる時点で罠も何もありませんが、GMailは他のメールアドレスの管理も、いろんなアカウントの連絡先のインポートもできるので、互換性の面で抜きんでてしまってるんですよね。
ただ、クラウド上にデータを置くのはバックアップやアクセスの面で便利ですが、人的セキュリティの問題もありますので、よくご検討の上、お使いください。




auでも、GALAXY S同様iPhoneの形をパクったAndroid端末が近いうちに発売されますね。
auでは標準でskypeがインストールされているようで、これを使えば無料で電話ができます。
しかし、skype使ってる方はご存知でしょうが、電話番号への電話は有料です。
まぁ、それ以外にも「アプリによる通話」「ネット回線での通話」という不安定な面もあり、そのせいで緊急災害電話としては使用できないということもありますので、やはり使い分けは重要ですね。
それでもskypeを使えば、通話だけなくチャットも簡単にできますので、プライベートでも仕事でもskypeを使っている身としては、ぜひともAndroid端末でも使えるようにしたいところです。
SNSへの書き込みやつぶやきは簡単ですが、PCや端末との手軽な個人チャットは、意外とできないんですよね。
チャットアプリをインストールするなり、メールでやり取りするなりすればいいんですが、skypeに慣れてしまうと、webベースのチャットは不便ですし、メールなんて断続的すぎで不便です。


というわけで、調べてみました。
どうやらすでにAndroid用Skypeはすでに発表されているようですが、日本・中国を除かれているそうですwww

一応、日本語版にも対応しているUnlock版Skypeがあるようですが、これは自己責任ですね。
インストールしてみたところ、「ドコモ回線だとお金かかるから、Wi-Fi環境で使った方がいいですよー」的なメッセージが出ましたwww
なんというお心遣いw

また、Skypeアカウントを連絡先に同期させようとしたところ、エラーで強制終了されてしまいました。
あと、若干動作がもっさりしており、しかも数字上(CPUやメモリ)はあまり大したことないのですが、本体が結構熱を持つので、結構パワー使ってる感じがします。
音声通信は試していませんが、チャットも含め、その辺の基本動作問題なさそうな気がします。

正式版のリリース待ちが正当ですが、それまでは使えるかな?と思います。

【2011/5/24追記】
Unlock版はコチラ(自己責任で!)
正式版も出てますー。

2010年11月17日水曜日

医療システム構成PC その3

サポート担当T「昔の伊藤君の写真を見たら、スリムで驚いた。


Σ(Д)



お、お腹はそんなに!…でもないけど、顔が、頬がねー。
自分でも気づいていました。
でも、「冬は太る時期。人体の神秘。致し方ない、致し方ない(´∀`)」と言い訳をして、思考を放棄していたことも事実です。

そう、事実なんです。
冬は太る時期。
動かない割に腹は減るので、食べてしまいます。
この前も、お菓子作りでいくつかつまんでしまいましたしねー。あっはっはー。


こういうのを、ダメな大人って言うんでしょうねぇ…。




【要望】
とある医療カルテのインフラストラクチャに増設するためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.3 32bit 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Xeon E3120 3.16GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計2GB DDR2-800 PC2-6400 1GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブスリムDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) or PCI-X Universal Riser Slot x1 / PCI x1
筐体1Uラックマウントシャーシ 200W
外形寸法幅426x高さ43x奥行356(mm)
その他追加NIC Intel PRO/1000 PT サーバアダプタ
備考FTP / VNC Server / Telnet / NIC Teaming セットアップ他
5年保証


先日の事例同様、この事例の一環ですね。
このPCはロードバランサーとしての役割を与えております。

ロードバランサーというのは、負荷分散装置のことでですね。
サーバの拡張も容易なため、運用・コストの面で非常に有用なシステムです。
wikiを読んでいたら、「ロードバランサは一部企業では『ディレクター(管理者)』とも呼ばれていた。」とあり、これは言いえて妙。
これまでの事例もそうですが、これらの役割が与えられたサーバは、それぞれ役割ごとに1台というわけではなく、1つの役割ごとに複数台で構成されたサーバ群で、データ・PCそのものが冗長化された構成になっています。
それらのサーバ群に対し、負荷分散の処理を行っているのが、今回の事例のPCということですね。
それほどスペックが必要というわけではありませんので、コストパフォーマンスの良い仕様でご提案させていただきました。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←1Uラックマウントの、奥行き狭い版です。

かなり狭いので、中は結構ギュウギュウなのですが、それでも案外理路整然とケーブリングでき、エアフローも十分に考慮されたつくりになっております。

2010年11月16日火曜日

お菓子作りに挑戦しました。

先日、私の誕生日ケーキを作ってプレゼントしてくれたマーケティングスタッフFの誕生日が11/13ということで、お返しにお菓子を作ってプレゼントすることにしました。
自分の夕飯さえ面倒がって作らない私ですが、私以外の人のためならエンヤコラという。
いい主夫になれそうです



普段お菓子なんか作らない私のこと、何を作れば良いのかわかりません。
安易に便利なネット使ってリサーチしたところ、「これだァアッ!!」っていうお菓子のレシピに巡り合うことができました。

結果的にプレゼントしたのは、フォンダンショコラ(というらしい)とマドレーヌになりました。
フォンダンショコラは、焼き時間を短くすれば中からトロッとチョコが出てくるということで、「むしろ俺が食いてぇえええ」って感じでしたし、そもそも私はマドレーヌが大好きです


…よくさ、「相手の好みがよくわからなくて、何プレゼントすればいいのかわからない」っていう時、「自分がもらったら嬉しいもの」を選択するってこと、ありません?w
それが正しいかどうかはさておき、自分がもらって別に嬉しくないものを相手にあげるっていうのも、どうかと思うところはあるんですよね。
もちろん、相手がそれをほしがっているってわかっているなら話は別デスヨ?



とりあえず比較的簡単に作れるものを選んだんですが、滅多にお菓子を作らない私のこと、イッパツで上手に作れるかわかりません。
比較的何でもソツなくこなす私ですが、慣れないことは練習しないとね!☆
11/13は土曜でFは休みですので、11/12の金曜に渡すとして、その前の週末、時間のある時にやってみよう、ということになりました。

という感じで11/7に試作品を作ってみたのですが、やはり杞憂だったようで、イッパツでできました。
まぁ、分量を量るものがないので、砂糖は目分量なんですけどねwww

また、ココアパウダーを使って、いくつかはココア風味のマドレーヌにしようかと実験もしてみました。
…と言っても、恐らく味はほとんど付かず、せいぜい色を変えるくらいにしかならないだろうナァと思っていました。
しかし、それ以前に、混ぜるタイミングを逸してしまい、大失敗www

また、フォンダンショコラに関しては焼き時間をズラしてみたり、保存箇所(オーブン内、常温、冷蔵庫)を分けて、その後の経過を観察してみたり。
お菓子で実験て、楽しい!(゚∀。)

※決して食べ物を粗末にはせず、ちゃんとおいしくいただきましたので、悪しからず。


味は一緒だろうから、中でも見た目が良いものに関しては、翌日(11/8)営業部課長Tにプレゼントしました。
ネギのお返しとして
私以外の人のためならエンy(ry



という感じで、当然Fにあげたお菓子も砂糖は目分量ですが、それでも大丈夫!
愛情という名のうわ何をすr(ry


あと、ついでに11/7に誕生日だった、アイデアマンこと営業スタッフKにも、11/12に一緒に同じお菓子をプレゼントしました。



営業部課長Tにプレゼントした日(11/8)に、Kにプレゼントしろよという。

実験で作った方のフォンダンショコラです。

まぁ、甘ければいいんですよ!きっと!!

2010年11月15日月曜日

医療システム構成PC その2

髪が伸びてきています。
もう、首の後ろにもっさり乗るくらい。

弊社の本社は静岡県浜松市にあり、私もそこで仕事に従事しているわけですが、元々私は浜松で育ったわけではありません。
生まれは浜松ですが、育ちは静岡県の中部地方、社会人になって浜松にまた出てきた感じです。

一度、浜松で友人に勧められた美容院に行ったことがあるのですが、その出来がとてもヒドかったため、大学時代から通っていた地元の美容院に、今でも通い続けています。
と言っても、中々地元にも戻らないもの。
通常のペースであれば、1~2か月に1度くらいは地元に戻っていて、その際に髪を切っているのですが、ここのところ地元にあまり用事がなく、そのおかげで髪を切るタイミングを逸してしまっていました。
そのうち行かないとナァ…( ´Д`)y-~~~


で、また美容院の人と「久しぶりっスねー。何か月ぶりですか?」っていうやり取りをするに違いない。
ここ数年の挨拶です。



【要望】
とある医療カルテのインフラストラクチャに増設するためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.3 32bit 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Core2 Quad Q9650 3.00GHz/12MB FSB1333 95W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD300GB SAS 15000rpm 3.5"
光学ドライブスリムDVD-ROMドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) or PCI-X Universal Riser Slot x1 / PCI x1
筐体1Uラックマウントシャーシ 260W
外形寸法幅426x高さ43x奥行356(mm)
その他追加NIC Intel PRO/1000 PT サーバアダプタ
備考FTP / VNC Server / Telnet / NIC Teaming セットアップ他
5年保証



先日の事例同様、この事例の一環ですね。
このPCはデータベースサーバとしての役割を与えております。

CentOSのバージョンが5.3なのは、このシステム導入を検討した当時のバージョンが5.3だったためです。
システムが5.3で安定動作しているため、現在でも仕様が大きく変わらないのであれば、動作実績のある仕様で導入するというのが世の常人の常。
ワークステーション用チップなので、デスクトップチップよりも長期に渡って供給できるため、しばらく…ここ2年ほど同じ(ような)仕様で導入させていただいております。
「同じ(ような)」というのは、データベースの場合、ご予算や導入箇所に応じてスペックを変更することもあるためです。
実際、この事例も、データベースサーバとして導入させていただいております。
こういう風に、仕様を変更することもある、ということですね。

通常でしたら、OSをインストールしたら、動作確認して終わりなのですが、やはりここでも追加セットアップを行っております。
繰り返しになりますが、この案件ではPC単体ではなく、ネットワークとPCそのものを冗長化した、複数のPCをまとめて「システム」として導入しております。
その後、このシステム上で動作するソフトウェアを他社様がセットアップし、全国の大学病院様で稼働します。
医療関係ですと、ORCA事例も一つの事例ですが、弊社製のPCが人の命に係わる現場で活躍していることを思うと、非常に光栄です。

もちろん、医療関係だけでなく、開発・研究用途として様々なお客様の元で弊社製PCが稼働しております。
PCやシステムの導入という形で、そういった方々のお手伝いができることをとても嬉しく思いますし、今後もまだ見ぬ困っている方のお役に立てられればと思います!


気になる方は、是非是非コチラへ。


←SAS HDDですね。

どうでもいいですけど、HDDって、その名の通り、硬いです
弊社で引き取ったHDDは、弊社にて完膚なきまでに破壊しつくしていますが、結構大変なんですよ…。
この話はまたそのうち。

2010年11月12日金曜日

医療システム構成PC その1

眠いです…(-ω-)

今日は朝早かったので、定時を過ぎた当たりからチラホラとあくびが…。
一応、朝早く起きるために、昨夜はいつもより早めに寝たのですが、普段のリズムが崩れてしまったからでしょう(-ω-)

タバコのおかげで、いつも起きても寝たりない感が否めませんが、普段は一応しっかり睡眠を取っているので、職務中にあくびをするなんて、滅多にありません。
ブログはいつもこんなですが、一応真面目に働いてるんですよ?
それはもう、私が犯罪を犯しても、テレビで「伊藤容疑者を知る人にインタビューしたところ、職場では真面目だったようですが、何やらかすかわからないと周りからも思われている人だったようです」と報道されるだろうと思えるくらいです。

どうでもいいですけど、普段真面目な人が犯罪を犯さないという認識っておかしいと思います。
それとも、真面目な人は真面目でいなければならない、というマスコミの見えないプレッシャーでしょうか。
そういう重圧がストレス社会の…


…あれ、何の話でしたっけ。
まぁいいや。
眠気で何書いてるのかよくわからなくなってきているので…(-ω-)





【要望】


とある医療カルテのインフラストラクチャのためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional
for Embedded Systems SP3 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E7600 3.06GHz/3MB FSB1066 65W
メモリ合計2GB DDR2-800 PC2-6400 1GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x1(System)
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x11(Data)
※いずれもニアラインストレージ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI-X x4
筐体2Uラックマウントシャーシ 800W リダンダント電源
外形寸法幅437x高さ89x奥行648(mm)
その他追加NIC Intel PRO/1000 PT サーバアダプタ
2U UPS + UPSネットワークマネージメントカード

8ポート SATAカード
備考搬入設置・設定
5年保証



この事例の一環ですね。
ただし、このPCはストレージサーバとしての役割を与えており、OSはWindows XPにしています。
今後はCentOSでの導入も検討しており、現在準備中です。

今回の事例に関して、OSのライセンスの種類はEmbeddedです。
Embedded OSを利用できるPCは、必ずしも「産業用」とは限りません。
Embed=組込ということで、産業用に限らず、医療デバイスやゲーム機器等の専用用途PCに搭載することが可能です。


ストレージ用ということで、RAIDなしでHDDは12台です。
ただ、マザーボード上にはS-ATAが6ポートしかありませんので、残りはS-ATAカード(8ポート)を増設することによって実現しています。
RAIDカードではなく、単なるS-ATAカードというのが意外とキモですねw

ただ、このS-ATAカードも少しずつ終息の方向へ進んでいるとのことで、今後はSASカードでの対応で検討し、動作検証等も行いました。
…意外と、SASカードがこちらの思うような動作がせず、予想だにせずいろんなSASカードを検証することになりましたが;
SASカードとバックプレーンをminiSAS to miniSASケーブルで接続したのですが、某a社のカードは12台中8台しか認識しませんでしたし、某a社のカードはコールドスタート時にHDDを1台も認識しない(リブートすると全数認識する)というトンデモ仕様でしたし…。
…って、どちらも某a社ですが、一応別メーカーですw


そんなこんなで、コストも考慮して結局LSIに落ち着くことになりました。
やはり、SASに関してはLSIが安定してますね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←HDDベイ12台搭載のシャーシです。

コストを落としていますので、ホットスワップ対応というわけではありません。
最近はストレージ容量もバカみたいに増えていますので、今後ますます増加していくものと思われます。
4Uで3.5" HDDを36台とか…。

2010年11月11日木曜日

Crucial Real SSD C300を導入しました!2

大分経ってしまいましたが、先日Crucial Real SSD C300を導入したお話をさせていただきました。
とっくにセットアップも完了し、絶賛本格稼働中です。


なんていうか、とにかく速いwww(今更
HDDでRAID 1組んだとしても、たった2台じゃ実現できないこの速さ!
アプリとか、ストレスレスで動作するのがいいですねー。

ただ、先日例に出したiTunesの起動時間に関して、2秒以内というのは言い過ぎでした;
大変申し訳ございません。

実際には、2~3秒ですねwwwwwww


ハェェェェェェェェ


さて、今回SSDを導入した理由は、SC Electric GuitarやBASiSなどのサンプルファイルをKONTAKTで読み込む時間の短縮のためです。


その結果。

※音声はないので、仕事中でも安心して見れますw

どうでもいいですけど、画面ちっちぇぇwww
解像度荒すぎるwww
何やってんのかさっぱりわかんねぇwww

動画のアップロードとかやり慣れていませんので、ご了承ください;



とりあえず、私の心の中は、もう、こんな感じです。

心の中だけとは言わず、実際現実的にこんな感じでした。


残念ながら、ビフォーを撮ってないのでアフターを見ても「あー、まぁ、速いけど。そういうもんなんじゃないの?」と思われるかもしれません。

バカ言うんじゃない!

誰か!SC Electric GuitarやBASiS使ってる人見てくれ!
そして、その速さに納得してくれ!。・゚・(ノД`)・゚・。


ただ、逆に起動が遅くなったVSTプラグインもありました。
ちょっと遅くなった、ではありません。
フリーズした?というくらい無反応。
数十秒放置して、やっと起動するという感じで…SSDの問題なのかWindows 7への対応の問題か、今のところ不明です。

ぶっちゃけると、Windows 7への対応の問題で、使えなくなってしまったVSTプラグインもあります。
AmpegSVXとか。
ベーアンシミュレーターとして重宝していたのですが、X-GEARでAmpegSVXのファイルを読み込んで代用できるのでおk。

アプリケーションも通常使用のものは一通り入れておきましたが、OSの起動もまだそこそこ速いです。
使用している間に少しずつ遅くなっていくかもしれませんが…。
UserフォルダとTempフォルダはデータ用HDDに移行しましたので、その辺でログイン時に多少の時間がかかってくるでしょうね。
数か月経った今でも、ほとんど待ちませんけどwww
サービスとかアプリとかは、やはり立ち上がりが早いです。


あと、大量の書き込みがあると、速度が途端に落ちます。
これは別にReal SSD C300だからというわけではなく、MLCのSSDの宿命ですね。
ストレージに大量書き込みを行うようなアプリケーションを使う場合は、正直SSDの恩恵に与れないと思いますので、ご注意ください。
そういう場合は、やはりHDDでRAID 0を組む方が良いですね。
一度セットアップしたら、あとは基本的に読み込みがメイン、という使い方がベストです。

SSDは、少しずつOSがサポートしているとは言ってもまだまだ発展途上のデバイスです。
HDDと違ってチューニングが必要であることが物語っているように、用途を検討し、メリット・デメリットをご理解いただいてから導入しないと、悲しいことになるかもしれません。
速度・耐久性・サイズ・静音性等、HDDと比べて良いところがフィーチャーされますが、その「構造・仕組み」が落とし穴になることもあります。
ただ、コントローラの改善やOSのサポート、ソフトウェアの特性変更により今後の発展がまだまだ見込めるデバイスですので、これからも注目度が高くなり、無視できない存在になると考えられます。


あ、「HDDの代わり」になるかどうかは別問題ですw
結局は、用途次第ですねw

2010年11月10日水曜日

SUSE Linux 事例5

どうでもいいんですが、本日初めてGALAXY Sで電話をしました

アルェー?

これ、携帯電話ですよね…?
私、友達がいないのでほとんど携帯電話に電話がかかってきません。
今日の電話も、こちらからかけたのではなく、かかってきたものです。
ドコモのインフォメーションセンターからwww

そういうことで、元々2番目に安いプランだったのですが、GALAXY Sにした際、1番安いプランにしていました。
パケホーダイに入ったので、メールのパケ代も気にならなくなりましたしね。



いいんだぃっ、GALAXY Sはポータブルタブレットのつもりで持ってるんだから!(`ω´)


【要望】

用途:サーバ

OS:openSUSE 最新版 英語

CPU:DP Xeon 現状最高のもの
MEM:多いほど良い


【弊社が提案したPCの構成】

OSopenSUSE 11.3 64bit 英語
チップセットIntel i5520+ICH10R E-ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5680 3.33GHz(TB 3.6GHZ)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W x2(計12C/24T)
メモリ合計24GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 4GB x6
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"(System)
1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x3(Data)
※いずれもニアラインストレージ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia GeForce 210 512MB PCI-E ファンレス
D-Sub x1 / DVI-I x1 / HDMI x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI x3
筐体ミドルタワー 865W
外形寸法幅178x高さ452x奥行648(mm)
その他
備考



Linux OSをメインにした事例としては、ちょっと久しぶりですね…。
メインにする部分がLinuxという点にしかなかったというわけではありません


ハードウェア的にもこれと言って特筆することはありませんが、このテのPCも大分作り慣れた(?)おかげか、「TDPが130WのCPUを2個積み、ビデオカードがファンレス」という仕様でも、温度的に何の問題もない構成でご案内できます(今までいろいろと試行錯誤を繰り返してきていますので…)。

また、この場合ビデオカードは下手にヘタなファンが付いているより、ファンレスでヒートシンクのみの方がむしろ良いです。
というのも、シャーシの中間部分(前面のドライブベイと、マザーボード設置部分の間)にファンが4基搭載されているのですが、このエアフローがあればヒートシンクは十分に冷えます。
下手にヘタなファンが付いていると、シャーシ前面から後面に流れる空気と、下から上(ビデオカードのヒートシンク、チップ)に当てる空気とで向きが違ってしまうため、効率良くビデオカードを冷やせません。
…と言っても、シャーシ中間部分のファンからは、ビデオカードそのもの(とヒートシンク)に空気が当てられるので、ビデオカードのファンの向きなんか関係ないくらいの勢いで冷えると思いますがw
回転数が高いファンを搭載しているビデオカードほど、風向きには要注意ですね。
今回のシステムでは関係ありませんがw

また、回転物が一つ増えることになりますので、そこから故障する可能性も発生します。
…まぁ、ビデオカードのファンが壊れるだけであれば、前述の通り「ビデオカードのファンなんか関係ないくらいの勢い」で冷えると思いますので、あまり意味はないというか、むしろ効率的というか。
要するにファンレスと同じ状態ですのでw

要約すると、このシステムではビデオカードにファンがあろうがなかろうが関係ないということになってしまいますが、考え方的にはファンレスの方がむしろ効率的であると言えます。


また、このPCは4台セットで導入させていただいているものですが、そのうちの1台だけ、ストレスチェックをかけたところ、CPU 2個のうち片方の温度だけが異常に上がってしまいました(OS上の温度管理ソフトで確認)。
何でもそうですが、製品には多少「アタリ」「ハズレ」があり、同じ製品・同じ構成でも温度耐性が若干異なる場合があります。
このクラスのCPUになると、その「アタリ」「ハズレ」の温度耐性の差が大きく出てくるので、「4台(CPU 8個)中1台(CPU 1個)だけハズレだったのかなぁ?」なんて思っていたのですが、ちょっと許容できる範囲をオーバーしていたため、確認してみました。

温度が高かったのは、シャーシの中間部分にあるファンに近い方(要するに前側のCPU)でした。
後ろ側のCPUより、よっぽど冷えるはずです。
おかしいなとCPUのヒートシンクを触ってみたところ、全然熱くありません。
以前、記事でも書いたことです。

しかし、グリスはしっかりヒートシンク・CPUの両方の面で溶けており、熱は伝わっているようです。
念のためグリスを拭き取り、再度グリスを塗ろうとしたところ、「それ」に気づいたのです。


ヒートシンクに耐熱テープが貼られとる!(゚Д゚)


しかも四重に;


ヒートシンクとグリスシートの間に貼られていましたので、メーカーがやらかしてくれましたね…。
原因は結局これで、問題は解決しました。
普通ではあり得ませんが、こういったこともありますよということで。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←こういった(DP Xeonサーバ)システムで使用しているCPUファンです。

9cm角ファンは交換できますので、弊社にて山洋電気製に換装しております。
回転数等、システムに合わせて変更できるのがいいですねー。

2010年11月9日火曜日

最近のコト 2

【GALAXY S】

GALAXY Sネタばかりホイホイと出てくるものではないのですよ。
手にするまでは何かとwktkするものですが、手に取って遊び始めれば、ある程度経つと目新しさや面白さは少なくなってくるもの。
それに、何でもそうですが、「目的」がないと何をするでもありません。
まぁ、Androidには目的がなくとも遊んだり試せたりするツールが多々あるんですけどね。

当初はパネルの保護シートや本体のカバーがほしかったのですが、使い始めるとあまり気にならなくなります。
「もうこんだけベタベタしたんだから…」というのもありますが、これ、意外と気になりません。
まさかの自動洗浄機能!?と勘違いするくらい、毎日私の汚い手でベタベタ触っていて、全然パネルを拭いたり本体を磨いたりしてないのに、見てみると、意外と指紋とか脂が気にならないというか、綺麗なのです。
逆に言えば、気にならないから拭かないというか。
もちろんよく見てみると多少の埃なり指紋なりは見て取れるのですが、一見気にならないレベル。
そんなにマニアじゃないのでどういう素材を用いているのか調べてないのですが、これは大したもの。
韓国のクオリティはまじぱねぇっす!w




【髭】

先日、私は髭は剃らずに抜くタイプだとカミングアウトした際、「最近お髭が伸びまくりでこまっちんぐ☆」というようなことを書きました。
…「☆」はなかったような気もしますが。

ちょうどその頃は髭が伸びやすい時期だった、ということもURL付で記述したんですが、どうやらこれ、間違っていなかったようです。
当時、毛の処理が週2だったのが、最近は週1に戻ってきたのです!


だから何だという




【iTunes】

気づけば私のPCの中に入っている曲の数が12000くらいになっており、全部聞くには丸一か月を要することになってしまいました。
丸一か月=30日=720時間=43200分 ということで、3.6分/曲 ということになりますね。


だから?


いやまぁ、今実はイチから順番にBGMとして流しているのですが、全部聞き終わるまでに実質どれくらいかかるんでしょうねぇ…(´ω`)




【哲学】

何を隠そう、私は哲学が好きです。
哲学と言えば、古代文明・SFに並ぶ「男の浪漫」の代名詞ですよ!
※かなり個人的な主観です。

高校、大学時代にはその手の解説書や入門書をよく読んだものです。
哲学を専攻していたわけではありませんが、特に言語哲学の分野に非常に興味を惹かれました。
デカルト、ライプニッツ、カント、ウィトゲンシュタインあたりの考察には共感…というか、高校時代勉強もせずに物思いにふけっていた当時の私なりの言語観を応用したような内容で、納得の連続だったのを思い出します。
特に、ソシュールのラングとパロールという概念が、そのまんまで。
大学になって言語学を学んだ際、「これが解だったのか!」と感動したものです。

哲学なんて、現実的に考えて社会の役に立つか甚だ疑問な学問だと思いますが、人が人として生きる上でどうしても考えてしまう命題に対して論理的に考察し、真理を探究する、非常に面白い分野だと思います。
答えのない問いに対して答えを作るのが面白いのですよ。
知っているから人生の役に立つわけでもなく、私のように学のない人間が知ったかぶったように語るのも興醒めです。
楽しみ方、捉え方は人それぞれでしょうが、ある意味、知への挑戦の究極ではないかと。
個人的には、一人で楽しむのがよろしいと思います。


…なんでいきなりこんな話って、…。
ここのところよく小説やら本やらを読む機会が多くて、久しぶりに哲学熱が再燃焼してきたのでw


過ごし方はそれぞれですが、秋の夜長、小難しい本を嗜むのも一興かと。
みなさんもご興味あれば一読あれ。



という感じで〆ておきますw

2010年11月8日月曜日

組込PC 事例5

先週末、買い溜めたタバコがとうとう尽きてしまいました。

一時は年末までもつんじゃないかと思われた量(3カートン)だったんですが、ものの見事に1か月半弱という無残な結果に終わってしまいました。
当初の予定通り、10カートン買っておくべきだった…!


…とか何とか言っても、結局無くなれば補充するもの。
300円とか420円とか、大して変わりませんよ!HAHAHA(`∀´)y-~~~



こんな時くらい、短い目で見たっていいじゃない!(`ω´)





【要望】


用途:特定業務専用のOEM PC
OS:Windows XP Professional

HDD:160GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
FDD:不要

シリアルポート:必須
空きPCIスロット:最低2スロット(希望:3スロット)

筐体:PCIカード2枚さしても余裕のあるスリムケース

・ある程度の長期間同じモデルで供給可能


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows XP Professional SP3 日本語
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Celeron 430 1.80GHz/512KB FSB800 35W
メモリ1GB DDR2-800 PC2-6400
HDD160GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
IEEE1394 x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体スリムケース 420W 永久保証電源
外形寸法幅140x高さ360x奥行450(mm)
その他
備考電源供給時に自動起動設定



前回のOEM PCの派生版ですね。
OSがXPだったり、HDDが160GBだったり、ケースがスリムだったり…と仕様は一部(?)違いますが、同じお客様よりいただいたご要望で、こちらもしばらく導入させていただいております。


この事例の大きな特徴は、やはりケースでしょうか。
マザーボードは前回の事例と同じ製品を採用しており、M-ATXですが、このケースにはATXサイズのマザーボードが入ります。
しかも、スリムタイプなのに、ロープロファイルではなく、フルハイトのPCIカードが搭載可能です。
…まァ、つっこんでしまうと「形状的にはスリム(幅が狭い)だけど、全体的に大きい」ってことですねwww
現実的に考えると、このケースを横置きにした場合、3Uラックマウントシャーシの高さと同じくらい、という風にも捉えられますね(3Uラックマウントシャーシの高さは133mmくらい)。

でも、案外バカにはできませんよ?
「ATXマザーボードが搭載できて、幅が小さい筐体」という需要は、意外とあったりすることもあるものなのです。


また、これが最も大きな特徴ですが、スリムケースなのにATX(PS2)電源が搭載可能です!
ただし、最近流行りの12cmファン搭載タイプの電源は、(製品にもよりますが)搭載できません
文章で説明するのは難しいのですが、ACケーブルを接続する部分の位置が、8cmファン搭載タイプの電源なら大丈夫なのですが、12cmファン搭載タイプの電源だと、NGだったりする場合があるためです。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←ATX(PS2)電源が入る、比較的スリムなケースです。

残念ながら、今年の9月に販売終了となってしまいました…。
意外と、たまに、役に立ってたんですけどねぇ;

2010年11月5日金曜日

組込PC 事例4

私もそうなのでみなさんもそうだと勝手に納得してしまっているのですが、昨今のブログにはどうでもいい機能が満載です。

Bloggerには、投稿の一番下部に「リアクション」という機能をオプションで設置できるようになっておりまして、一応私も設置しておりました。
表示する文字列は任意なので、「良い」とか「まぁまぁ」「悪い」の代わりに、私の場合はブログの目的を考慮して「興味がある」「参考になった」「がっかりだ」の3つにしてみたんですが、昨日の投稿で初めてリアクションがありましたwww
コメント機能はちゃんとあるんですが、全く機能していないので、読者の方のリアクションが唯一の励みです!(>ω<)


…まァその、リアクションがあったのがGALAXY Sネタということで、その結果が果たしてこのブログにとって良かったのかどうかについては触れるまい。




【要望】


用途:特定業務専用のOEM PC
OS:なし(DOS予定)

HDD:80GB
光学ドライブ:なし
FDD:必須

シリアルポート:必須
空きPCIスロット:最低2スロット(希望:3スロット)

筐体:ミニタワー以下

・ある程度の長期間同じモデルで供給可能


【弊社が提案したPCの構成】

OSなし(DOS予定)
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Celeron 430 1.80GHz/512KB FSB800 35W
メモリ1GB DDR2-800 PC2-6400
HDD80GB S-ATA 7200rpm 3.5"
FDD内蔵FDドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
IEEE1394 x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他
備考電源供給時に自動起動設定



こちらもOEM PCとして導入させていただいているモデルです。

安価なPCということでしばらく導入させていただいておりましたが、コンシューマ製品の寿命は短いのです…。
終息したら代替え、という形でご案内しておりましたが、やはりお客様側の設定や検証期間等の問題もあり、ある程度の長期間同じ仕様で導入するご提案をし、パーツを選定しました。

余談ですが、条件を満たす安価なマザーボードをご案内したところ、某メーカーの製品は「DOS上でキーボードが効かなくなる」という不具合が確認されました。
一緒に納品したキーボードだけでなく、他メーカーのキーボードでも確認され、どのPCでも同じ症状が発生したことから、相性問題だと考えられます。
※今回の仕様では発生しておりません。


また、電源ケーブルを接続(AC電源供給を再開)すると、自動的に起動するようにBIOSで設定しております。
UPS導入時等にサーバPCに対してよく設定されるこの内容は、設定項目の場所や名称の違いこそあれ、ほとんどのマザーボードで設定が可能です。

今回の事例のマザーボードでは、AMI(American Megatrends Inc.) BIOSが採用されており、「Power」タブの「APM Configuration」項目内の「Restore on AC Power Loss」項目で設定しております。
設定内容は以下の通りです。

  • Power OFF(BIOSのデフォルト):電源ケーブルを接続(AC電源供給を再開)しても、自動的に起動しない
  • Power ON(今回の設定):電源ケーブルを接続(AC電源供給を再開)したら、強制的にPCが自動起動する
  • Last State:AC電源供給切断時の状態になる
    PCが起動している状態でAC電源供給が切断された場合、AC電源供給が再開されると自動起動する
    PCが起動していない状態でAC電源供給が切断された場合、AC電源供給が再開されても自動起動はしない


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回の事例で使用したマザーボードでの、自動起動設定項目です。

マザーボードによって、設定項目の場所や名前が違うので、一つ一つ確認しなきゃなんですよねー…。